神保町花月「穴」

@神保町花月 19:00 A11

シューレスジョーさん、初の座長公演!今までは脇役で名演技を見てきたけど、今回は主演なのでたっぷり堪能出来るはず!
今回は1回しか見に行かないので、絶賛ネタバレ中。ご注意を。

舞台は田舎の町工場。
機械に話しかける男(松尾)、挨拶できない現代っ子(ピクニック)、部品の種類を覚えられない男(ボン)、噂話ばかりのパートの主婦達(曽我・くすのき)、社員想いの工場長(長田)、工場長の妻で社長の女(伊知地)、企画した製品の様子を毎日のように見にくる若い女(栗林)。
そして、同じ毎日を繰り返す冴えない男、ヤスシ(シューレスジョー)。
そんな町工場に、水嶋ヒロのような好青年(安達)が入社した。みんなの羨望と好意を一身に受けるその男に、ヤスシの劣等感が爆発する。
ヤスシは次第に、不気味な笑い声や、自分のドッペルゲンガーの姿に怯えるようになる。機械を壊し、自分を首にしようとした社長を襲い、これはおまえの願望だと言うドッペルゲンガー。
社員達を襲い、屋上に逃げ出したドッペルゲンガーを追い詰めるヤスシ。その正体は、いつも機械に話しかけていたシンノスケだった。ヤスシは自分と同じ穴のムジナだというシンノスケ。追い詰められたシンノスケは屋上から飛び降りてしまう。
一命を取り留めたシンノスケ。ヤスシは少しだけ仲間たちと打ち解け、表情が明るくなった。

いやぁ、あの展開にはビックリした。あらすじから、江戸川乱歩の「屋根裏の散歩者」のようなストーリーを勝手に想像していたので、意表をつかれた。

シューさんのセリフ量!終演後に登場した脚本の長谷川さんは、シューさんを目立たせようと思って書いたようで。気弱なヤスシと、破壊者ドッペルゲンガーの演じ分けが素晴らしい。悪い顔で暴れ回るシューさん、たまらんね!
演出が非常に不気味で、脇を固めるメンバーの演技力あってこその迫力。やはり狂気のチョコプラは凄い。ふざけるところと締めるところの切り替えはさすが。
黒を基調としたセットと、一定の機械音も、不気味な雰囲気に拍車をかけていたのかも。
ミスター神保町チョコプラ、神保町の申し子ピクニック、いぶし銀(?)のシューレスジョー。これだけ役者が揃えば大満足!個性を消すことなく、みんな目立ってた。
長谷川さんの脚本は初めて見たけど、精神的に来るものがあって好きだわ。また見に行きたい。

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One Response to “神保町花月「穴」”

  1. まりえ

    なんか重くて考えさせられる展開ですね…
    でもすごく好みです(笑)
    見に行きたかったなぁ〜(>_<)

    結末アップしてくださり
    ありがとうございました!

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