カリカ家城とライス田所の創作発表会<ダンスフロア>

@浅草花月 17:30 イ4

詳細は何もわからず、この2人ならきっと面白いだろうと思ってチケットを買った。当日の折り込みチラシでようやく知った内容。
「カリカ家城とライス田所がそれぞれ45分の新作長編コントを披露しあう発表会」

音楽に合わせてダンスをしながら2人が登場。45分の長編コントを、普段のコンビではないメンバーで披露する。メンバーも伏せられたまま、コントは始まった。

■ライス田所チーム
田所さんとシューレスジョーさんが向かい合わせで座っている。気まずそうに黙っている2人。休日で混んでいるからと、観覧車の相席になってしまった。
とりとめない話の中で、芸人だと名乗った田所さんが、今度のライブのために45分のネタを考えていると語る。今のところ、オチの「ズコーッ」というセリフしか決まっていない。つまり何も決まっていないんですね?とシューさん。
そんなシューさんは、この観覧車の設計者。一周45分という巨大観覧車を造った彼に向かって、長すぎる、ありえないと文句を言う田所さん。そういう考えを捨ててこそ新しい物が産まれると力説するシューさん。
「捨てる」をテーマにしたネタを思いついた田所さん。こんなネタです。と言ったところで暗転。
場面は変わり、かたつむり林さんが出世した田所さんの豪華マンションに遊びに来ているという設定。プラズマテレビを見ていた2人、林さんの「このテレビ大きすぎないか?」という言葉から、色んなものを捨てていく。食器棚、壺、猫、妻。しかし炊飯器は捨てないというこだわり。
再び観覧車。想像なんですけど、と断りを入れて、友達役の子は髪切りたてっていう設定なんですか?と疑問を投げかけるシューさん。林さん、髪パッツンになってたからね。気になって見ちゃうよね。
閉所興奮症という病気を持つシューさん。狭いところが大好きで、長く乗っているためにこんなに巨大な観覧車を設計したとのこと。変な趣味ですねと言う田所さんに向かって、閉所興奮症も病気なのだと訴える。酷くなると死に至ることもあるという。
「病気」をテーマにしたネタを思いついた田所さん。こんなネタです。と言ったところで暗転。
後天性特定音域過敏症、ある日突然発症し、特定の音に対して過剰に反応してしまう病気のこと。ライスの本ネタなので詳細は控えるけど…関町さんの役をピク兄がやっていた。ひたすらあえぐ役。声高いし演技上手いし、なんだか直視できない…w
再び観覧車。下ネタですよね?なんか生々しい気がするんです!とシューさん。病気ネタのはずなのに、下ネタか…と落ち込む田所さん。
私もあなたのネタ作りのお役に立てたらと思って、と話し出したシューさん。この観覧車は時間を大切にしてもらうために相席はしないと決めたんです。あのスタッフには私の姿が見えていなかったんでしょうか。究極の閉所はどこだと思います?土の中なんですよ。…なーんちゃってー!と、怖い話をしたつもりが、非常に冷めている田所さん。
だってこの話、僕が考えたんですから。今は本番当日。結局ネタはできなくて、あなたとの観覧車でのやり取りをそのままやることにしたんです。あ、予算がないのでたいしたものじゃないんですが、プレゼントをかばんの中に入れておきましたから。
そう言い残して、観覧車をブチ破って飛んでいったw
混乱するシューさんがかばんから取り出したものは…図工の教科書。「ズコーッ」

■カリカ家城チーム
黒のスーツで身を固めた家城さん。一流の殺し屋のようだ。コードネームはブラッド。
そこへやってきた、ふくろとじ・てつみちさん。テンションは高いものの、同じく殺し屋で、ブラッドも名を知る有名人らしい。コードネームはシャーク。
そしてハンマミーヤ・一木さん。ちょっとオネエっぽい高めの声でスマートな雰囲気のホープ。コードネームはイギータ。
さらにブレーメン・関根さん。ゲリラ戦を得意とするようだ。コードネームはローズ。
最後はセブンbyセブン・玉城さん。コードネームはがじゅまる。1人だけ和風で古風。
ここへ来て家城さんがストップを掛けた。明後日もうライブだからね!?と後輩たちを怒る先輩。殺し屋コントを練習中の風景。キャラがおかしいから、明日は自分たちらしいキャラを作ってくるようにとの指示。去り際、一木さんが「玉城さんのことなんですが…やっぱいいです!」と思わせぶりなセリフ。
そして翌日。彦麻呂、バシタカ、スター関根、安西先生が勢ぞろい。素直で先輩に従う関根さんがお気に入りな家城さん。しかしどうせならモノマネにして欲しかったとガックリ。明日は18時からウチでやるから!と召集を掛ける家城さん。玉城さんが24時じゃダメですか?と尋ねるも、ダメだと突っぱねられる。一木さんも食い下がるが、一番後輩なんだからとバッサリ。
ライブ前日。家城さんの家に集まって相談するメンバー。関根さんがゴーマニズム宣言を語ったり、てつみちさんがLUNA SEAを歌おうと家城さんに歌い方指導をしたり、玉城さんが東方神起を歌い出したり、どっちも言いだしっぺの2人より一木さんの方が歌が上手かったり。クリスマス前の今こそ恋人を作るべき!と熱弁するてつみちさん。
玉城さんの携帯が鳴り出すと、スラムダンクのネタを始める玉城さん。それに便乗してネタをやる一木さん。何度か繰り返し、先輩の打ち合わせ中なんだからマナーモードにしろとてつみちさんに怒られる玉城さん。
「マチコさんが交通事故に遭ったんです!」と声をあげる一木さん。玉城さんとマチコさんが一緒にいる姿が好きだという一木さん。泣きながら病院に行けと言うが、仕事中だから行かないと言い張る玉城さん。電話は病院から掛かってきていた。家城さんの命令で電話に出た一木さん。「マチコさん、死んじゃったって…」
泣き崩れる玉城さん。病院に向かう玉城さんの後を追う一木さんが、家城さんに何かを渡した。「これ、マチコさんの写真です」
「…チンパンジー!?あ、いや、チンパンジーでも死んじゃったら悲しいか…でも、えー!」
玉城さんを中心に全員で踊る。玉城さんとてつみちさんが妙に上手い。

両者とも、劇中劇というかコント中コントというか、そんな設定だった。泣ける家城チーム、綺麗で不思議な田所チーム。
しかし家城チームはビッグウェーブを乗り越えながらここまで来た。一木さん、練習中は「ミチコ」でやっていたチンパンジーの名前を「マチコ」と言い間違える。全員が笑いをこらえるのに必死だった。玉城さんが家城さんの想像を10倍超える泣き方をしていた。ラストに渡される写真、作家さんが用意したのは遠くにサルが1匹写っているもの。チンパンジーでもないし微妙!家城チームのメンバーは一品料理ばかり。個性の強すぎるメンバーを集めてやろうとしていたことが座礁したので、どうしていいかわからなくなった家城さん。
田所チームは劇団オコチャメンバー。神保町常連組のピン芸人が揃っているだけあって、安心感がある。しかし家で今日のネタの練習をしていたら、隣の部屋から壁を叩かれたピク兄。男の盛大なあえぎ声は…ねぇ。引っ越しを考えているらしい。
最初に田所さんが書いた台本は、本読み前の段階で「たぶん10分くらい」とのこと。そんなことないでしょ!とみんなで実際に読み合わせをしてみたら、本当に10分ジャストだった。そこから肉付けして45分に引き伸ばしたらしい。

林さんの可愛らしい髪型と、一木さんの器用さに驚いた今回。コントというより神保町花月を2本見た気分だ。田所チームは上手いメンバーばかり集めてるけど、家城チームは器用なメンバーばかり集めてると思う。もっと歌え!と、てつみちさんの歌声大好きな私は思っていた。残念。
ハンマミーヤの個性強いキャラやモノマネしか見たことなかった一木さん、自然な演技は初めて見た。可愛い。イギータのハット被ってる姿が可愛かったよ…。声色を自由に操る器用な人は大好きだ。要チェック。

メンバーを変えたり作家を変えたりしても面白そうな企画。是非とも継続して欲しい!家城チームはてっきり犬の心やノンスモや単独に出てた大塚さんあたりを呼んでるんだと思ってた。初めて見る個性的な取り合わせにビックリ。こういうのも普段見られないから面白い。
いやぁ、大満足の企画でした。家城さんも田所さんも素晴らしい作家だな。

拍手する

One Response to “カリカ家城とライス田所の創作発表会<ダンスフロア>”

  1. みるくマン

    ライスの元ネタをみてきました。
    関町さんの役をピクニックさんがねぇ、私は好みです(笑)
    長編コント好きな私にはたまらないですね。
    いいなぁ、東京。
    大阪には私のストライクがいないのです。

Leave a Reply

XHTML: You can use these tags: <a href="" title="" ktai=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">