神保町花月「memory」

@神保町花月 19:00 E9

11期公演初日。ここ最近、同期公演が多いような気がする。7期9期10期は見に行ったよ。苦楽を共にした仲間同士での公演って、なんかいいよねー。

ストーリーはあらすじからも察する通りのサスペンス。チョコプラとサスペンスはよく似合う。ミステリーやらサスペンスやらが大好きなので、あらすじの時点でワクワク。

近藤さんが出ずっぱりで頑張ってた。セリフ量とんでもないだろうに。向井さんはやはり上手い。この2人のやり取りは安心する。松尾さんのシリアスと笑いのスイッチは相変わらず見事だ。
みんな個性の強い役で、犬塚さんの入り込みっぷりがハンパない。楽屋の鏡でずっと練習していたのを小浜さんが目撃したらしいw
小浜さんカッコ良かった!エンディングのあれ、片手でやってるのは彼だけだった。何やっても様になるなぁ。
あーちゃんは漫才っぽかった。神保町でもツッコミ役なんだねw
好井さんが思わぬカッコ良さでビックリ。ああいう衣装、似合うね!神保町花月で見る好井さんはだいたいイロモノだったから新鮮だった。
井下さんも良かったなぁ。キュウリのカラーには及ばないけど、今回のもいいね。足は大丈夫なのかな。見てる限りでは違和感なかったけど。
一木さんがほとんどコント!えー、ダンスフロアで見たようなカッコイイのを期待したのに!ありゃ日に日にグレードアップするタイプのヤツだなw

長田さんの演出を楽しみにしてたんだけど、キッチリ期待に応えてくれる人だ。
場面転換の方法は素晴らしい。あれ全部長田さんが作ったんだろうか。照明も綺麗だった。真相究明のあたりからの感じがワクワクするね。
エンディングがカッコ良かった!拍手が起きないのが不思議なくらい。…まぁ、私も松尾さんの表情でつい笑っちゃったけど。完璧に決めたら歓声と拍手で盛り上がるだろうに。
もう一度、真相を知った状態で見てみたい。チャレンジ公演3回だけなのはもったいないよなー。

【10/1追記】
深里現太[アラタ](近藤)は、精神科医の藍田瞬太郎[シュンタロウ](向井)と居酒屋に来ていた。患者として藍田の診察を受けているが、東京では唯一の友人だった。鰯を魚弱と読み間違えるほど漢字が苦手な藍田は、理系だから!と言い訳を繰り返す。
両親が殺された10歳より前の記憶が無い現太。真相を探るべく、故郷の戸蔵馬村へと帰郷するつもりだと話す。無理に記憶を取り戻す必要は無いと言う藍田の言葉にも、「もう戻れない、いざとなったら…」と聞く耳を持たない。
藍田が帰ったあと、偶然にも小学生時代の同級生、零[レイ](松尾)たちに会った現太。計算が得意な霧人[キリト](好井)、男勝りの夢乃[ユメノ](湊)、酔っ払いすぎの想平[ソウヘイ](一木)、ダルそうなヤンキーの透[トオル](小浜)、存在感の無い影一[エイイチ](山西)。彼らと共に座敷へと移動して同窓会を始める。ビールを7つ頼もうとすると、店員(中村)は「1人で全部飲むんですか?」と妙なことを聞いてくる。
同級生たちと共に村に戻ったが、通りかかった旅人(長田/日替わり?)は廃村巡りが趣味だと言う。写真を撮ってもらい別れると、今度は駐在(井下)に出会う。村は近々ダムの底に沈むことになっているらしい。村長(犬塚)は、現太の両親は村を観光地化する計画を立てていたが、村人たちに反対されていたと言う。やはり村人に恨みをかっていたのではないかと考える現太。
手がかりになりそうな幼い頃の日記を探すものの、ヒントになるものがことごとく潰されていた。
藍田までもが村にやってきた。心配して来てくれたのだが、零たちは現太の友人を認めないような発言を繰り返す。翌朝、藍田は沼のほとりで腹を刺されて倒れていた。駐在が発見して手当てをしている。彼の手元には「幼」と書かれたメッセージがあった。昨夜、村長が幼稚園の園長を兼任していると話したことを思い出し、現太の両親の計画を反対していた村長を疑う。
現太は、同級生たちの前で日記の隠し場所を思い出したと言う。千本杉の根元ではなく、神社の賽銭箱だと。その日の夜、神社に姿を現した夢乃と零を、現太は待ち構えていた。銃を取り出し、2人へと向ける。
突然笑い出した2人。残りの4人も集まり、現太は同級生たちに囲まれた。村長ではなく同級生たちが両親を殺し藍田を刺したと思い至り自首を勧めるが、6人はただ笑うばかり。何発撃っても、彼らに銃弾が当たることは無い。
同級生だと思っていた6人は、現太が頭の中に作り出した仮想の人間だった。藍田は診察を続けるうちにそのことを知っていた。
居酒屋店員の妙な発言も、旅人の現太中心の写真アングルも、藍田の極端な無視も、現太が1人で居たらすべて合点がいく。そして藍田が書いた「幼」という文字は、「幻」と書きたかったようだ。
両親を殺したことも、藍田を刺したことも、すべて現太の中の零が行っていた。村長が見つけていた現太の日記を読んでみると、10歳当時、両親から虐待を受けていたことを知る。そして藍田こそが、幼い頃からの親友だったことも。
藍田にとどめを刺そうとする6人の存在を消すために、自分のこめかみに銃を当てた現太。
現太と藍田は、再び居酒屋に来ていた。奇跡的に回復した現太は、零たちと村に行ったときの記憶を無くしていた。以前と同じように、東京の友人として振舞う藍田。
藍田が帰ったあと、偶然にも高校生時代の同級生に会った現太…。

犯人は多重人格の自分だったというストーリー。6人の仲間たちが個性的で、そんな展開になるとは思いもよらなかった。推理モノではたまにある手法だけど、まさか神保町花月でやるとは。
ボケだと思っていた向井さんの漢字のくだりや中村さんの妙な発言までもが伏線だったとは!真相究明シーンの居酒屋でのやり取り再現に鳥肌が立った。
好井さんの霧人という人格が非常にカッコ良かった!計算が得意なクールなキャラで、黒髪メガネ色白と、賢そうな好井さんの風貌にピッタリだった。一木さんは作業員風で鼻の頭を赤くしてた。いびきとか寝言とか器用に操ってたw小浜さんは金髪でジャージで携帯をいじってるキャラ。絵になるねぇ。
場面転換は、セットの壁に貼られた紙に書かれた文字と、照明のみ。とことんシンプルに、スプレーで書いたような文字にも味があって素晴らしい。そしてエンディングでは、全員が紙を持って舞台に出てきて、1人ずつ紙をパラリと落とすようにめくるとコンビ名と自分の名前が書いてある。これがテンポ良くてとてもカッコ良かった!最後に壁に貼られた紙を松尾さんがめくると、memoryのタイトルが。オシャレ!
チャレンジ公演といわず、通常公演でやって欲しかった。千秋楽は完売したらしい。シソンヌや安部ちゃんも出たとか。もう一度見に行きたかったなぁ。

楽屋裏ブログに役名が書いてあったので修正。6人の人格たちの名前の文字が、掴めない物ばかり。なるほど、こういうことだったのか!そして主人公は現実で、親友が一瞬なのか。なんだか切ないねぇ。

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