神保町花月「たいよう」

@神保町花月 19:00 E8

遊び部分の多い公演なので、初日からどう変化しているかが楽しみだった。

案の定、終演は21時ちょうど。めいっぱい延びた。
自由な時間を楽しんだり、猪木のモノマネをしてみたり、踊ってみたり、歌ってみたり。
ちょこちょこ出てくる少年感覚に注目。久松さんが「大丈夫です!」をやった!局地的に反応する客席。紅十メンバーは他の公演でも色々ぶっこんでくるね。やるね。
房野さんの動作がコミカルで可愛い。客席から拍手が沸き起こるほどウケることも。永作さんのファンであろう男性客が非常に多いわりに、芸人さんのボケにもちゃんと反応して拍手してくれたりする。暖かいお客さんだねぇ。
吉村さん、石橋さん、RGさん、硲さんが遊び始めている。これは千秋楽が酷いことになるかもw

会場に入って超満員!とビビッたものの、どうやら吉本の新入社員が見学に来ていたようだ。14席×3列いた。凄い人数だな。これでも一部なんだろうなぁ。
だから手拍子や拍手は背後から積極的に聞こえてきてたのね。何故そこで拍手?と疑問に思っていたけど、エンディングでようやく解決。
それでもG列までは普通にお客さんが入ってたから、チケットは売れているようだ。良かった。
千秋楽が終わったら、キャラ中心に簡単なまとめを書きたい。

【4/24追記】
マキオ(房野)…西区に住む高校生。小さなネジ工場の一人息子。小学生の頃、好きになった山手の女の子に、住む世界が違うと言われたことがトラウマ。
タクミ(吉村)…西区に住む高校生。喧嘩っ早い。多数の女性に手を出す浮気性。親の愛情を受けずに育った。
ジュンペイ(石橋)…西区に住む高校生。気が優しく、人生で一度しかキレたことがない。
リキヤ(HG)…山手に住む高校生。ビルゲイツとあだ名で呼び合うほど金持ちの家庭。
テツ(硲)…山手に住む高校生。動物園を経営する家庭。
マサル(RG)…山手に住む高校生。敬語は年齢ではなく家の大きさで使い分けると豪語。
ミオ(永作)…山手に住む高校生。リキヤの許嫁だが、両親が勝手に決めたため自分は反発している。
マキオの父(宮川)…小さなネジ工場を先代から受け継ぐ。息子に貰った置物を大切にしている。
中島(黒沼)…ネジ工場で働く青年。マキオの父を本当の父親のように思っている。マキオのことは坊ちゃんと呼ぶ。
女子高生(西日暮里倶楽部)…西区に住む高校生。タクミに手を出されそうになり修羅場を経験。
小学生(少年感覚)…マキオのトラウマの元になった小学生。マキオのラブレターを勘違いして呼んでしまい、手紙に書かれていた太陽というフレーズでからかう。

山手の連中に呼び出された西区の3人。山手に立ち並ぶ高層マンションのせいで、西区に日が当たらなくなってゴメン、とふざけた調子で謝られる。
そこで出会ったミオに電話番号を渡されるマキオ。付き合い始める2人。
しかしミオはリキヤの許嫁。動物園でデートしている2人を見たテツは、リキヤに密告。リキヤは父に頼んでマキオの父が営む工場を潰しにかかった。父は過労で倒れ、亡くなってしまう。
心配して様子を見に来たミオを金目当てだったと追い返し、リキヤの元へ1人で乗り込むマキオ。父の工場を助けてくださいと土下座。タクミとジュンペイがやってきて乱闘になる。
ナイフを取り出したリキヤに刺されたマキオ。しかし父が大切にしていたマキオからのプレゼントを持っていたおかげで、怪我は無かった。
ミオの家族が火星移住地球人第一号に選ばれたと知り、父についていくよう言うマキオ。ここでずっと待ってるから。
リキヤの家では、黒いスーツを来た青年(少年感覚)が荷物を運び出している。父の会社が倒産、家具は差し押さえられ、家を追い出されてしまう。
西区の3人と遭遇するリキヤ。ちょっと待て、とリキヤを引き止めるマキオ。しばらく経つと、太陽の光が辺りを照らす。太陽はすべての人を平等に照らすんだ。

小学校でのマキオのトラウマシーンで、間違ってラブレターをカバンに入れられてしまった久松さんの演技が秀逸。女の子宛のラブレターを読み進めるうち、なんでわかったの?とオカマカミングアウト。紅十を彷彿とさせる可愛らしいオカマっぷり、大丈夫です!のフレーズ、客席のごく一部は大喜びだったことでしょう。
テツ&マサルのオンステージでは、マジカラオケ。2人とも歌が上手い!あれはとても盛り上がった。盛り上がったといえばオープニングのパーティシーン。西区の3人は怒ってなきゃダメなのに、巻き込まれて一緒に楽しんでいた。
ボイフレの安定感はさすが。イシハザ以外はコンビがセットで出演していたけど、みんな安心して見ていられる。
永作さん可愛かった。演技も上手い。男性客が多かったのは彼女のファンだと思うけど、恋人役の房野さんをどう思ったんだろうか。房野さんも演技が非常に上手し照れずにやってくれるので、安心出来る。
昇る太陽の演出がとても綺麗だった。コスプレ要素も多いし、演出でずいぶん華やかな舞台になっていたと思う。
恋愛モノはあまり好きじゃないので入り込めなかったけど、演技派コンビばかりで良かったなぁ。

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