神保町花月「4~four~」

@神保町花月 19:00 F4

4周年記念公演まとめ。

幕前に現れたのは、ホテル「The four」のコンシェルジュ、青田(房野)。当ホテルには様々なお客様がいらっしゃいます。どうぞごゆっくり、おくつろぎください。

【1部屋目】
自殺サイトで知り合った3人の青年。CEO(忍)は仕事で失敗しクビになった。ばっかじゃねーの(ピクニック)は15年間引きこもりの結果、親に見放された。ななこちゃん(尾形)は37回連続女に振られた。
部屋にやってきたストリッパーのレイラ(伊藤)。高額な料金を要求するレイラに、CEOはヒドい言葉を投げかけてしまう。彼女の人生は不幸続きだった。ナイフを首に当て自殺しようとする。それを必死で説得するななこちゃん。
自殺しようとしていた彼らは、レイラのおかげで命の大切さを知ったと感謝する。泣きすぎて呼吸困難になったレイラは、水が欲しいと言う。ななこちゃんが差し出したコップは、3人が自殺のために毒薬を入れた水が入っていた…。

スイートルームの掃除に向かう、掃除のおばちゃん3人。若く可愛らしい青年とすれ違い、この中でバッテリーを組むなら誰?などと妙な質問を投げかける。

【2部屋目】
うたえ(まさよし)53歳、てるえ(池谷)52歳、はなえ(じろう)48歳、熟女3人は、4年来の大親友。てるえはフランス人とのハーフで恋多き女。3ヶ月前に離婚し、そろそろ彼氏が欲しいと言う。うたえは10年間も別居している旦那がいるが、子どもの養育費のために離婚はできない。はなえは男性が苦手。
アルバイトとして、ダイスケ(菅)27歳がやってくる。グイグイ迫る、てるえとうたえ。しかし彼は、はなえの彼氏だった。熟女好きのダイスケは、2人に迫られてまんざらでもなさそう。それを見て嫉妬するはなえ。自分1人だけ幸せになれないと、親友2人に彼氏の存在を隠しているため、どうすることもできない。
ついに我慢の限界に達し、2人の前でダイスケくんを愛してると告白してしまう。すると2人とダイスケはニヤニヤ。彼氏の存在を明かさないはなえのことを、ダイスケは2人に相談していた。指輪を取り出し、プロポーズ。
そこまでは聞いてないわよ!と、うたえが指輪を取り上げる。

CEOとばっかじゃねーのは、安堵のため息をついている。レイラは無事だった。サラリーマン風の男が通りかかるが、彼を挟んでケンカを始める2人。そこへダイスケがボロボロの格好で逃げてくる。おばさんに追われているんです!

【3部屋目】
スイートルームを満喫している男2人。ドアの開く音を聞き、クローゼットに隠れる。
センタロウ(押見)は、みずこ(武内)をスイートルームへと案内した。初めての夜を濃密なものにしようと意気込むセンタロウ。しかし部下から何度も電話がかかってくる。
部屋に残されたみずこの前に、クローゼットからキュウサク(デンペー)とユウジ(吉村)が現れた。彼らは以前みずこと付き合っていた男たちで、すでに死んでいる。みずこに恨みを持つ幽霊だった。2人から数百万もの金を巻きあげて捨てたみずこは、捨てられたショックを元に事故で死んだ彼らを罵る。今度はセンタロウと結婚するつもりだと知った幽霊2人は、枕を投げたり、婚姻届を破り捨てたり、みずこを宙に持ち上げたりとやりたい放題。
そこへタオルを持ったうたえが入ってきた。足りなかった分を補充しに来たという。ソファに倒れているセンタロウを見て、足をひっぱたいた。私はセンタロウの妻です。
玉の輿が失敗したと嘆くみずこ。喜ぶ幽霊たち。泣いていたみずこは、すぐに別の社長に電話をかけ始めた。

ななこちゃんは、レイラが助かって良かったと嬉しそうに歩いてくる。正面から歩いてきたスーツの男と鉢合わせる。そこに幽霊たちがちょっかいを出し、初対面の2人は険悪なムードに。

【4部屋目】
シロウ牧師(向井)は、5組の結婚式を終えて疲れていた。青田が来賓からの手土産を持って部屋に入ってくる。彼らは幼なじみだった。専属の牧師が急病のため、青田がシロウを呼んだ。小さい頃はシロウが青田に「おねがいぴょん」と頼っていたと懐かしがる。
本郷(シューレスジョー)が牧師様に聞いて欲しいことがあると入ってくる。彼はこのホテルの上客で、青田は頭が上がらない。本郷はシャモジを取り出し、きみえと結婚式を挙げたいと言った。
シャモジをきみえだと言い張る本郷を、青田は対物性愛ではないかと予想する。かたくなに拒否するシロウに、式ぐらい挙げてやれと言う。本郷の前でケンカになる2人。幼い頃、青田はシロウのせいで死にかけた。しかし青田はそれについて触れようとしない。その優しさが逆に苦しいんだと訴えるシロウ。
シロウは本郷に、自分と同じように過去に苦しいことがあったのではないかと尋ねる。本郷には、20年も付き合った彼女、きみえがいた。なんとなく結婚を先延ばしにしていたが、きみえは事故で死んでしまう。籍を入れていなかったため、遺骨や遺品はすべて彼女の実家に。彼に残されたのは、きみえの優しさが詰まったシャモジだけだった。
先に進むために、悔やみましょう。シロウの言葉に、本郷はシャモジをシロウに預け出て行った。
シロウは青田に、自分も悔やみたいと訴える。青田は、おまえのせいで死にかけた!と叫ぶ。絶対に、許さない。笑顔でシロウに言う。ねぇ許してよ。おねがいぴょん!

幕前に青田が現れた。当ホテルの1日が終わろうとしています。まことにありがとうございました。

エンディングでは、4周年の感謝を込めて、出演者から歌のプレゼント。アカペラで歌う。まさよしさんがボイパ。ブロキャスとシューさんがメインボーカルだろうか。
さらには稽古風景の映像まで。歌の練習中だったり、くつろいでるところだったり、真剣に練習しているところだったり、あまり見られない映像で嬉しかった。

今回の最大のヒットは、伊藤さんの登場時のセリフ「びっくりしたやろ~?」に違いない。妙な動き付きで、非常にオチャメなシーン。その動きとセリフをじろうさんが真似したところから連鎖が始まった。各物語で1人以上はこのセリフと動きを言うメンバー。4番目の物語では、3人ともやるハメに。特に向井さんの全力の動きは、芝居が止まるほどの大爆笑をさらっていた。
もちろんエンディングでも隙があればブチ込む。武内さんまで!
4つの物語が同じホテルの中で進んでいくのは良かった。幕前(廊下だろうか?)での各メンバーの交差も好き。
熟女3人が素晴らしすぎて、ちょっと他のメンバーを忘れてしまう。肉食系熟女の攻防は恐ろしかった。そしてやたらと可愛らしいじろうさん。いちごちゃんという呼びかけで表情も声も豹変する。
やっぱり良いメンバーがそろってる。コンシェルジュの房野さんもカッコ良かったなぁ。

今月の公演は、まだまだ4にちなんだものがある。4人だったり4期だったり。そっちも楽しみだ。

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