神保町花月「微熱」

@神保町花月 19:30 D3

御茶ノ水男子班、千秋楽終演。

実に千秋楽らしい、どこから調達したのかよくわからない小道具まで持ち込んだ公演だった。
好井さんが持ってくる凍ったコーラ、凍ったタオル。好井さんとパンチラインで流行らせた魚肉ソー。西島さんは山崎さんをモンスタボールで捕獲しようとするし、橘さんは椅子を積み上げて楽しそう。
そして今回、爆発的に利用された「バーチ・ディ・ダーマ」。好井さんが持ち込んだこのお菓子、劇中でコンビ結成しかけたエリヤンのコンビ名になったり、橘さんが食べて口の水分を持って行かれたり。よく長セリフ言えたね、とエンディングで実際に食べてみた西島さんが驚くほど、口の水分を持って行かれるらしい。しんちゃんいわく、砂漠のお菓子。
ラストに魚肉ソーを食べながら出てきた橘さん。エンディング序盤までに完食していた。

あらすじやキャラは、後日ちゃんとまとめようと思う。初の御茶ノ水男子主演、きっちり残しておきたいからね。

【8/7追記】
宇宙服を着た男(畑中)が語り始める。
君は、宇宙のことを知ってるかい?宇宙の真理を知ってるかい?宇宙ができてから140億年経ってるんだって。本当かな。でも頭のいい人たちが言ってるんだから、きっと本当なんだろう。本当のことって、なんだと思う?

安田(佐藤)は、「12News」という夕方の報道番組のディレクター。新人ADの高木(好井)が止めるのも聞かず、報道局長(谷口)とプロデューサー(望月)のもとへスクープを持っていく。富士の樹海で仙人を見つけたという、バラエティ番組にありそうなネタ。呆れた2人は立ち去っていく。高木にまで、別のディレクターが良かったと言われてしまう。安田は落ち込んだ様子で時計を見る。

部屋で待っている綾子(永作)のもとへ、松岡(椎橋)がやってくる。イベントでもないのにネックレスのプレゼントをくれた松岡に、綾子は嬉しそう。綾子の部屋に泊まっていく松岡は、電話を掛けるため部屋を出ていった。

カフェ「Tasty」では、安田と高木が打ち合わせをしていた。言い合いになって立ち去る高木。
その様子を見守るバイトの良太(井下)と桃果(BB)、常連客の桜宮(橘)。いつも2人で来る彼らを、ゲイではないかと疑う3人。店長の藤井(西島)は呆れている。
そこへ松岡がやってきた。桜宮は松岡に、おまえのコーヒーをおごるから、おまえはあの兄ちゃんに何かおごってやれ、と言う。松岡は安田にホットミルクをおごった。
松岡と藤井は同級生だったので、お互いの過去をよく知っている。ウェブデザイナーで社長の松岡に、モテるんでしょうねー!と話を聞きたがる桃果。モテるみたいよ、と何かを知っていそうな藤井。松岡の彼女の話になりかけたところで、藤井がこの店の店長になった話をする。この店のバイトだった2人。前店長が藤井に全権を譲る手続きを済ませた後に夜逃げした。松岡は大学で北海道から東京に出てきたが、藤井が東京に出てきた理由が不明。気になる桃果に、話をそらす2人。

またしても妙なスクープを持ってきた安田は、プロデューサーにバラエティ志望だっけ?と詰め寄られる。しかし局長は安田に甘い。芸能にしなさい、と提案。

綾子の部屋でテレビを見ている松岡。今度の日曜にデートしよう、ディズニーランドへ行こうと提案。しかし、ちょうど届いたメールを見て、デートをキャンセルする。落ち込む松岡に、仕事なら仕方ないよと慰める綾子。

「Tasty」で仕事をしている松岡。そこへ安田が落ち込んだ様子でやってくる。松岡の隣に座った安田は、仕事で悩んでいることを告白。「12News」のディレクターだと言うと、藤井のテンションが急上昇する。両親が「12News」のファンらしい。ご両親から感想を聞きたがる安田に、それはちょっと…と口ごもる藤井。まだ仲直りしてなかったの?と怒りかける松岡に、安田の話を聞くよう促す藤井。上のやりたいことと自分のやりたいことに差があって、ジレンマを感じている。
ようやく桜宮によるゲイ疑惑を解消できた安田。ガッカリして帰っていく桜宮。釣りはいらねーぜ!とカッコつけて立ち去る。
藤井が父親とケンカして家出してきてることに対して怒る松岡。もうとっくに仲直りしてると思ってた。あいまいな態度取ってるんじゃないよ!と怒る松岡に、今のおまえに言われたくないと言い返す藤井。
9年付き合っている彼女と待ち合わせしていた松岡。そこへやってきたのは、真子(山崎)。出版社の編集をしている。日曜にディズニーランドに行きたがる真子。しかし松岡は箱根に行くことを提案。箱根のオススメの場所を聞いてくる、と出ていった真子。
ディズニーランドに行きたいって言ってなかった?と藤井。うるさいよ!

宇宙服を着た男が出てくる。
宇宙の真理を知ってるかい?デートの約束をしている女の子から、当日になって「微熱があるから行けない」という連絡。僕に本当のことを知るすべはない。本当のことなんて、知らない方がいいのかも。

安田は芸能スクープを持ってきた。超大手プロダクションの社長の娘の裏口入学。それを援助しているスポンサー会社の専務。そんなの放送できるわけないだろ!と怒られる。局長は、街頭インタビュー行ってきて、と相変わらず甘い。
ヤバいに決まってますよ、と呆れる高木。本当のことだし、と譲らない安田。いつものカフェで打ち合わせだからな!と立ち去る高木に向かって叫ぶ。

松岡の誕生日を祝う綾子。松岡の誕生日は来週だが。自分とおそろいのTシャツをプレゼントした綾子に、嬉しいけどもらえないと断る松岡。彼女にどうしたの?って聞かれたら答えられないから。
松岡がいつも行っているカフェに興味を示す綾子。彼女が水曜と金曜に寄るから、それ以外の日なら行ってもいいと言う松岡。

「Tasty」では、安田と高木が話し合っている。真実を暴きたいと言う安田。父親を早くに亡くし、育ててくれたじいちゃんが報道マンだった。その影響で報道をやりたいという。そのじいちゃんは、今の局の会長。じいちゃんが自分の局で働かせたかったから、大した大学を出ていない俺でも入れてくれたんだ。
その話を遮る良太。ただのコネですやん!と突っ込む。高木はウチの局の会長の孫だぞ!と怒る。急に安田に忠誠を誓う高木。会長の孫だと聞いて態度が急変。
高木が帰った直後、綾子が入ってくる。良太は用事があるからと帰っていった。だから芸人を雇うの嫌だったんだよ!
安田に芸能ニュースについて聞きたがる桃果。俳優と女優の不倫ニュースを聞き、信じられない!と否定する安田と桃果。桃果は綾子に、浮気相手になる女の気持ちわかります?と尋ねる。
真実と事実は違う、という話を始める綾子。真実は実際に起こったこと。事実は世間に伝わったこと。報道規制などで実際に起こったことばかりが伝わっているわけではない。当事者が認めない限り、事実にはならない。浮気は明かせないことだから、いないのと同じ。一緒にいたことの証明があったらなーとは思う。話し込んでしまった綾子は、恥ずかしいので帰ります!と言って帰っていった。
コッソリ店に入ってきた松岡は、カウンターの裏で綾子の話を聞いていた。そういうことかい、と納得した桜宮。彼女はいい子すぎるのかもしれませんね、と桃果。何もわかっていない安田。
明日の街頭インタビューを思い、憂鬱な安田。映りに行っちゃおうかな!と興味津々の桃果。あ!と何かを思い付いた松岡。

相変わらず「Tasty」にいる桜宮。店員は良太だけ。そこへ綾子がやってくる。木曜は店長が夕方まで来なくて彼1人だけ、とシフトを把握している桜宮。
いつもは水曜と金曜にしか来ないはずの真子が、突然やってきた。コーヒーを吹き出す桜宮。良太はたまたま真子の来る日にシフトに入っていなかったため、初対面。松岡の彼女だと自己紹介する真子に、表情が変わる綾子。挙動不審になる桜宮。
綾子がこの店に来た理由が知り合いの行きつけだという話から、友達でも彼氏でもないということは、浮気相手だと見破る真子。辛くないんですか?と尋ねる良太に、2番目は楽なのよ、と笑う真子。松岡の話を聞きたがる綾子に、箱根に行ったときの写真を見せる真子。
入ってきた藤井は、アンビリーバボー!と叫んで真子を幻覚だと思い込み、消そうと叩く。真子に怒られ、曜日が違うから!と言い訳する。なんなの!と帰っていく真子。
桜宮は綾子に、聞いた話だよ、と前置きして話し始める。
ゴーストライターをしている知人は、自分の腕に自信がなかった。作品のうちのひとつが大ヒットしたが、自分ではない名前で書店で売れているのを見て、寂しくなった。自分はこの世にいない、本当のゴーストかもしれない。最初から自分の力を信じていれば良かった。
その思いが、お釣りを受け取らないという自己顕示に繋がるんでしょうかね。藤井の言葉を肯定しかけた桜宮は、知り合いの話だよ!と言い訳する。
いつもは受け取らないお釣りを受け取り、頑張っちゃおうかな、とつぶやき去っていった。

宇宙服を着た男が出てくる。
宇宙の真理を知ってるかい?知ってるよ、知ってるよ。私も彼のこと知ってるよ。この人は、私が手に入れられないものもすべて手に入れられる。でもきっと、私と彼が浮気をしていることを知らない。
やっぱり、本当のことなんて知らない方がいいんだよ。

明日デートしよう!と綾子に提案する松岡。誰かに電話をして、12時に新橋をブラブラしようと言う。そして綾子に、「12News」を録画するように言う。
「Tasty」で電話をしている安田。どうしようかなぁ、と悩む安田に、どうかされました?と尋ねる藤井。彼を見た安田は、大きな声をあげる。明日の12時、新橋に来られますか!?

「12News」では、歌舞伎親子の離縁のニュースを取り上げていた。街頭インタビューに答える藤井。面と向かって言えなくても、子どもは親に感謝してると思います。僕も実家に帰ってみようかな、住所変わってたりして。
その後ろに映る、おそろいのTシャツを着た松岡と綾子。2人が手を繋いでいるところが、しっかりとテレビに映っていた。

「Tasty」で待っている松岡。やってくる綾子。
テレビ、知ってたの?どうだろう。2人でいたことの証明?この関係、終わりにしようか。そうだね。いい人見つかるだろうなー。…じゃあね。
途中で入ってきた安田。大丈夫ですか?と松岡に声をかける。藤井には、父親からメールが来た。安田のもとには、感動したという視聴者からのメールがたくさん来ていた。
世間を感動させつつ、3人の人生を変えてしまった。こういうやり方もあるんだと知った。
桜宮と桃果と良太が入ってくる。見たよー!と藤井を絶賛。

宇宙服を着た男が出てくる。
宇宙の真理を知ってるかい?本当のことは誰にもわからないんだよ。目に見えているものが真実とは限らない。そんなことはないんだよ。

長くなった。本当はもっと細かく書きたいけど、日替わりアドリブが多くて(主にエリヤン)なかなか難しい。そしてしんちゃんの出番はもっと多いはずだけど、どこでどんなセリフだったか覚えてなくて…ちゃんと覚えてるところだけ書いてみた。オープニングでは宇宙の話を長々と喋ってたんだけどなぁ。
脇役の藤井と桜宮にもちゃんとドラマがあってホロリ。たくさん笑いを取っていた2人だけど、シリアスなシーンも良かった。
椎橋さんが妙なキャラじゃなく普通の青年役って、初めて見るかもしれない。ハノイの塔も普通っぽかったけど、吸血鬼だったし。佐藤さんは悪役ばかりだったので、真面目に思い悩む役が見られて嬉しい。
永作さんは可愛いし上手いし、KBBYとパンチラインも良いキャラだった。井下さんは出番少なかったけど、ズケズケ言うキャラが普段のツッコミっぷりを彷彿とさせる。好井さんは安田のことを思って怒ってくれていたように見えたけど、結局は地位に屈するあたりがゲスいwしんちゃんは超長セリフの役をしっかりこなしてた。千秋楽に近付くにつれてイタズラも仕掛けたり。千秋楽では踊りながらセリフ言ってた。
毛利さん演出といえばモニター。オープニング以降は終盤までテレビとしてのセットだったけど、最後の最後で「12News」の街頭インタビューを流すという演出、素晴らしかった。
今井さん脚本、良かったなぁ。初めて見たけど、さすが芸人をよく知る作家さん。また書いて欲しい。

集客も評判も上々で、2回目以降の御茶主演も可能性高いでしょう。連日の稽古で大変だろうけど、普段接点のない先輩後輩なんかと一緒にいられるのは良いことだと思う。また主演作品見たいな。

[ありがとう – KOKIA]

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