神保町花月「テルと僕」

@神保町花月 19:00 A10

タピオカさん脚本、ブロードキャスト主演。私の中での神保町花月ナンバーワン公演「キミハ・シラナイ」を思い起こさせる。

ホームドラマかと思いきや、SFホラーだった。
吉村さん演じる小説家のダメ男が、房野さん演じるパラレルワールドの見知らぬ息子と親交を深める良い話。…だと思ったんだけど。まさかのどんでん返し。
諸事情により1回しか見られなかったので、すべてを理解したとは思えない。真相を教えて、タピオカ先生!

ブロキャスはもちろんシリアスも笑いどころもキッチリ締めてくれる。良い子が似合う房野さん、ダメ男が似合う吉村さん。吉村さんの顔芸に吹き出さずに真面目な顔し続けるのは房野さんにしかできないのかも。
中村さんはいつも通り笑い担当。まさに縦横無尽。劇場内を走ってた。今回は江崎さんも笑い担当。千秋楽だからか長い長い。
徹くんは主人公の親友でいわゆるイイヤツ。しかし中村さんには容赦無い。亮ちゃんはフリーダム。しかしアドリブかと思ったヘイボーイがどんでん返しに一役買うとは。
松崎さんの表情やセリフだけが少しだけ妙で気になっていたら、すべてが伏線だった。でも全部わかったとは思えない。どこまでが小説内でどこからが女作者なのか。

思いついた疑問点を列挙。
パラレルワールドの葬儀終了の時点で写真立ては2人に戻ってたし、ラストはテルとヒロシが会話してるし、パラレルワールドと元の世界が融合してる。ヒロシが書き換えた別の結末ってこと?
小説内の元の世界ではカオリが「神保市の花火大会よ」と言っていたのに、ラストでは女作者が「どこの花火?」と聞いていた。架空の市を言わせてただけ?
「ヘイボーイ!」が小説内の元の世界にも入れられてた。小説内の登場人物マエジマの考えたギャグのはずなのに、誰が書いたの?
フクザワにはお茶を出していた優しいカオリが、マエジマにはお茶を出さず自分だけ飲んでいた。あれは女作者に戻っていたから?
冒頭の『デッドペアレンツ』はヒロシが自分を主役にして書いた小説だと思うけど、実際に女作者が書いたもの?それとも架空?

考えすぎな部分もあると思うけど、1回見ただけじゃとても全貌を把握できない。タピオカさんは幾重にも重なった世界を描くのが上手いなぁ。全貌を知りたい。
板垣さんの演出も綺麗だった。引き戸とドアがひとつになっているとは。斬新だなー。セットが大掛かりで動かせないので、照明の色で場面を表現。美しいね。

あらすじ書き残したいけど全貌を把握できてないのに書いても…。楽屋裏ブログに期待。複数回見たかった。

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