語らせろ!!6

@新宿バッシュ!! 19:00

お笑いについて真面目に語る特殊なトークライブ。相変わらずの満員。

冒頭の口上はジンカーズ馬場さん担当。好きなことは売れてからしろ、という言葉、僕はあまり好きではありません。その言葉は強者の理論だからです。シティボーイズのライブを見に行き楽屋へ挨拶に行ったとき、大竹まことさんが好きなことを続けて人が付いてくれば儲けもの、という話をしてくれた。

出演者は、大和一孝(スパローズ)、清和太一(エルシャラカーニ)、馬場聡(ジンカーズ)、酒井啓太(SxL)、佐々木ユーキ(ねじ)。
酒井さんのハゲを隠す姿勢はダメだけど、男を磨くために脱毛をするのは良いことだと思う、と大和さん。実は発毛もしている、と告白する酒井さん。それを隠してたのはカッコ悪い!と非難を浴びる。が、本当に生えてきているらしい。額の産毛を見せたところ、佐々木さんがむしりとる。

・おい清和、これからどうすんだ!?
THE MANZAIが終わり、漫才は芸歴縛りのある賞レースしか残っていない。
本当にわからなくなってきた清和さん。例えば漫才協会に入れば、一生続けていいという称号を得られる気がする。漫才協会に入ったら無視するから!と大和さん。
大和さんはタレントになるために仕方なくネタをやっているので、賞レースはあまり関係ない。
清和漫才協会を作る?常設小屋が必要だから無理。でも銅像は作って!と酒井さん。
清和さんは人に認められるためにやってるわけじゃないでしょう?と大和さん。THE MANZAIのピリピリした雰囲気の中でも華丸大吉の出番はみんなが安心して見ているので賞レースの雰囲気じゃなくなる。ルミネに行ったとき華大のネタを見て、子供も大人も自分まで笑わせた華大はスゴい!と思った大和さん。オレが笑ったんだよ!?
地方でレギュラー番組2,3本約束するから来ないか、という話も実際あった。しかし信用できずに断っている清和さん。今のオレなら結構考えますよ…と佐々木さん。
九州でゴリパラという番組が大ヒットし、DVD発売時は3千人が並んだという。ゴリけんとパラシュート部隊が九州で売れている。
馬場さんには好きなことをやっていて欲しい、というみんなの意見。でもコントに掛ける思いは強そうだと大和さん。やってないからわかるんだよ!オレとは違うなって。
ジンカーズ単独ライブを見に行った佐々木さん。どこでやるんだよ!?みたいなネタを見られるものと思っていたら、意外と賞レースを意識した4分程度のネタが多くて驚いた。スパローズの20周年単独ライブは4分に収まらないネタしかない。
清和さんがネタ9を始めたのは賞レースのため。ナチスの拷問と一緒だ!と大和さん。午前中に穴を掘らせ、午後にその穴を埋める。人間は無駄なことをしているときに一番苦痛を感じる。
スパローズが珍しくネタ合わせに行っても、必ずいる清和さん。お笑いってそんなにやることある!?
賞レースが無くても毎日ネタを作るしネタ9も続ける清和さん。余計なお世話!?THE MANZAIが終わると聞いて、関東のお笑いファンはみんな清和さんが浮かんだんだよ!と大和さん。

・KOC誰が行きそうですか?
スパローズはKOCのたびに1年振りにコントをやるので、さすがに公園でネタ合わせ。お肌ピチピチの若手が練習してる中でやるので、恥ずかしいね…と森田さんと言い合っている。昨年決勝進出した人ですら非常口の階段に座っていたりするので、大会には身分も何も無いんだと痛感した。
巨匠やダーリンズが評判が良いので行くかもしれない。夜ふかしの会のネタも良かった。でも昨年のバイキングのような勢いがある人はいない。吉本勢は大道具を使ったネタをやるが、他の事務所の芸人には思い付かないし、思い付いてもなかなか出来ない。巨匠の本田さんや高橋工房さんなど、道具作りに長けている人もいる。
佐々木さんはあそことあそこが行くから…枠空いてるんじゃない!?と考えたりもする。来年KOCがあるかもわからないので、行っておきたい。

・最近のライブシーンの話題
SMAの躍進、若手は人力舎、というK-PROのアンケート結果。
オンバトで人力舎勢が大活躍していた世代に芸人を目指した若者が今の5年目以下あたりなのでは?と大和さん。面白いヤツがいると、負けてられない!と切磋琢磨してまとまって売れていく。
エルシャラカーニが若武者のMCをしていた頃にも、上位がほとんど人力舎だったりした。
人力舎は、準決勝まで行くと露骨に扱いが変わる。マネージャーに適当な扱いを受けていたS×Lも、準決勝に行った途端に仕事がたくさん入ってきた。ムカつくけど良い制度だよね、と清和さん。
実はおぎやはぎに憧れてお笑いを始めた酒井さん。そうなの!?と露骨に驚く佐々木さん。
ソニーはびーちぶという常設劇場があるから、常にお笑い一色の環境にいられる。ライブでもないのにバッシュでアツく語ったりはしないが、びーちぶならそれが日常。バイキングがたくさんネタを作り実績も出しているので、背中を追いかける若手が増えた。
新ネタライブが飽和状態にあるので、新ネタじゃないとガッカリされるような現状。新ネタライブ禁止!新ネタライブやったら闇討ちね!
ネタライブにも出ないでコンパばかりしている若手がいるのが理解できない酒井さん。しかもあいつらモテる!オレの方が芸人だぞ!
時間の使い方が下手すぎる清和さんと酒井さん。ネタ作りに追われているわりに、ぼーっとしている時間も多い。旅行にも行けないし、実家に帰ってもネタを作っている。
オンオフメリハリをつけないと、と成功者としての目線で語る大和さん。どうすればいいですか?と聞きそうになる清和さん。

・今、事務所ライブはどんな感じ?
サンミュージックはお客さんが増えたけど、おばさんや子供など、謎の客層になってきた。ベッキーのママが連れてきている?と思っている清和さん。サンミュージックお笑い部門の大ファンで、友達を連れて見に来たりもするらしい。
人力舎のSparkは、ネタライブの他に好きなことを出来る企画ライブもある。ネタライブは20人位しかお客さんが入らないのに、企画ライブはいつも満員。ネタは散々見た常連が企画ライブに行くので、新規のお客さんが入ってきてないのでは?と清和さん。
ケイダッシュは若手ライブの方がお客さんが入る。一番上のHi-Hiやハマカーンが出ているようなライブにお客さんが入っていない。テレビで売れてるタレントは応援しがいが無いのでは?と大和さん。若手が売れていくのを見届けたい人が多いのでは。
各事務所の芸人を寄せ集めていいとこ取りをしたライブを作るK-PROのせいじゃないか!?と佐々木さん。芸人自身も、事務所ライブよりK-PROの方が面白いよ、と勧めるくらい。吉本以外は事務所ライブはお金が出ない。上層部に報告するためだけにライブが開かれるので、誰もやる気が無い。
語らせろではなく愚痴らせろになってきたので次のテーマへ。愚痴らせろオールナイトでやりたいね!

・客ウケと袖ウケ(佐々木)
お客さんにはウケるけど袖の芸人にはあまりウケないねじ。ウケるとやっかむ芸人もいる。でも佐々木さんはお金を払ってくれているお客さんに笑って欲しい。袖の芸人はお金払ってない!
大和さんはこれについて答えが出ている。行ききればNON STYLE井上さんのようになれる。迷いがあるとこうやって悩んでしまう。テツandトモのなんでだろう、当時は袖の芸人は一切笑ってなかった。しかし延々とやり続けて今では営業で稼げるほどに。ここまで行ききればスゴいし面白いと思うようになった。
わけわからないことをやってセンスがあるフリをする芸人を見て、袖にいる芸人が過剰に笑っているのが嫌いだと清和さん。わかります!と同意する酒井さん。オレはわかってる、というフリをしているのが嫌い。
客ウケと袖ウケは選べるものじゃない、ねじが袖ウケを狙ってネタを作ったら、たぶんつまらない!と酒井さん。

・どこに照準を合わせるか(馬場)
ジンカーズは時間とお金を割いてくれる人が楽しんでくれて、自分たちも楽しめることをやりたい。リピーターやライブに来てくれるお客さんに照準を合わせたい。
プロモーターみたいなこと言いますね!と佐々木さん。
2分の賞レース用にネタを切り詰めていくと、ベタなボケだけが残ってしまって、自分らしさを出せるボケが残せない、と酒井さん。ライブ用と賞レース用のネタが変わってしまう。
大和さんは自分が寝転がって見たときに面白いと思えることを伝える技術だけを磨けばいいと思っている。素敵ですね!と酒井さん。
ネタライブと営業は全然違う。エルシャラカーニが演歌のラジオの前説でおじいさんおばあさん相手にやったときは、何をしてもダメだった。貧乏なんですよ~という話をしたらようやく反応してくれた。それは媚びているわけではなく客層によって変えているだけ。
関根勤さんはテレビでは明るいキャラクターだけど、年1回の舞台のときは悪い関根さんが出てくる。売れている人は柔軟に対応出来る人が多いのでは?

・ネタ以外の戦略は?(酒井)
恋愛小説を書いて発表している酒井さん。夢占いを特技にしようとして2日で挫折した経験があり、好きなことじゃないと出来ないとわかった酒井さん。恋愛小説なら書きたいと思える。
佐々木さんは小さい頃から好きだったポケモンがキッカケでおはスタに出られるようになった。オーディションのとき、番組スタッフがポケモンをあまりわかってなかったので、何がしたいんですか!?と文句を言ってしまった。それがウケて、そこまで喋れるなら出て欲しいとなった。瀬下さんには山で何とかなって欲しい。
馬場さんは音楽の趣味が偏っているので、幅広く語ることは出来ないし、偏っている部分の番組は無い。Tシャツ屋さんは!?2足のわらじ出来るかなぁ…。
大和さんはお金の話をするライブをやったところ、取材が4件くらい来た。本当は本を出したかったがそこまでは実現出来ず。雑誌のコラムの仕事は来た。他にもキャンプが趣味で、瀬下さんと同じLINEグループにも入っている。阿諏訪さんや井口さんなどと一緒にキャンプに行ったり、キャンプの有名人の動画を見てプロの使う道具のこだわりなどを楽しんだり。番組を作るために実際に動き出している。
清和さんは趣味がない。強いて言えば漫才が趣味。ネタ9じゃなくてネタ20にしたら!?筋トレはずっとやってるけど、マッチョはいっぱいいる。

・トガりとは?(清和)
何がトガッているのか?例えば馬場さんはトガッていると言われることもあるが、そうでもないと思っている清和さん。トガッているは悪口だし、丸くなったも悪口なのでは。みんなが納得しない悪口がトガり、つまりバカなのでは?馬場さんと佐々木さんはトガッている!?
佐々木さんはトガッているのではなくイタい。スパローズは結構な悪口を言ったりもするけど、トガッているとは言われない。瀧上さん=イタい。でもトガッてはいない。
真空ジェシカはトガッているのでは?でもネタ見せのときは、あんなにシュールなコントをやる川北さんが漫才師の酒井さんにネタのアドバイスを求めてきたり、普段はトガッていない。
トガッていると言う方が狭量。

・幸せって何?(大和)
今が意外と楽しい大和さん。20年続けられているのは、何をしている瞬間が楽しいのかわかっているから。お笑いには楽しめる瞬間が無いし、いつ辞めて誰に何を言われても気にならない。
酒井さんは芸人仲間とバカな話をしながら酒を飲めること。普通に働いていたら、ここまでバカな空間を共有出来る仲間はいなかったと思う。
佐々木さんは物欲も金欲も無い。強いて言えば、認めてもらいたいという承認欲求が強い。初めて見て面白いと思った、という意見が一番嬉しい。寂しがりやのウザい女みたいなヤツなんです!みんなに知って欲しい!だからお客さんが大事。
なんで生きてるんだろう…?と思い始めた清和さん。趣味も特にないので、スケジュール通りに洗濯して料理してネタ作りして、完璧な1日だった!と思える日が嬉しい。人生が下手なのかもしれない。今日はラーメン食べちゃったから失点1とか。
幸せな瞬間は変わっていく、と大和さん。昔は借金をして風俗に通っていたけど、今は洗濯物を綺麗に干せたというだけで嬉しい。子供は必要ない論を唱える大和さん。離婚率3割なのに、みんな口をそろえて子供のために、子供は可愛いと言う。生まれちゃったら言うしか無いのでは?尾関さんを見ていると大変そう。
ネタを評価されるのが嬉しい清和さん。ネタがウケたら、終わったときが一番嬉しい。普段褒めたりしない人が褒めてくれると嬉しいはずなので、戦略的にそれをやって人に好かれようとしている大和さん。
お笑いを続けていて、ツラいことよりも楽しいことの方が勝っている馬場さん。ここはウケて欲しい!と思うところでウケてくれると嬉しい。
さすがのオレもそれはあるわ!と大和さん。ここだけでいいから伝われ!と思う。
みんなが人に笑って欲しいという欲求はあると思う。親父はギャグを言う。でも貴婦人にいいボケが天啓のように降りてきたら言うのか!?
学生時代、クラスの中でどんな立ち位置でしたか?と佐々木さん。
大和さん、小学生の時は一番人気。でも中学生の頃からおかしくなってきた。先生が黒板に書く文字で賭け。生徒会長からいじめられっ子まで、すべての生徒を説得して巻き込んで50円を賭けさせた。今とやってること変わってないな!と清和さん。
清和さんは真面目だったけど、クラスの色んなグループと仲が良かったし、先輩後輩も仲が良かった。今とスタンスは変わっていない。先生がいないとみんなランニングをサボるけど、清和さんは絶対にサボらなかった。
馬場さんはクラスに多数あるグループすべてに普通に入っていける人だった。ヤンキーからいじめっ子いじめられっ子までどこでも。フリーじゃん!と驚く全員。一番面白そうなことをやっているグループにその時その時で入っていった。
佐々木さんは一番下の地味なグループだった。発言をするわけでもなかったが、あいつらよりオレの方が面白いとずっと思っていた。だから承認欲求が強いのかもしれない。初めて舞台に立ったときものすごく嬉しかった。オレが面白いと思ってること、みんなも面白いと思うよね!?
酒井さんはゴリゴリの一軍。女子もいるようなグループ。イベント時には酒井さんと写真を撮りたい女子が列を作っていた。ただヤンキーの方が人気があったのが悔しくて、お笑いを始めるキッカケに。無理して一軍にいた酒井さん。何言ってるんだろう?なんか気まずくなった…としょんぼり。
バナナマン設楽さんの発言だったと思うけど、と酒井さん。学生時代の立ち位置とお笑い界での立ち位置は変わらない。

エンディング。ドドんの耐久ライブ、ドド博の告知。スパローズが単独の手伝いをドドんに依頼した直後、ツーマンライブの出演依頼をされて断れなくなった。あいつらヒドい。
全員で指をさす語らせろポーズで締め。

今回も膨大な情報量。人生観まで語っていた。学生時代の立ち位置とか、今まで聞いたことなかったから楽しかったな。
大和さんは人生と芸歴がみんなより少し長いだけでなく、苦労も楽しさもたくさん味わってきてるんだと痛感。とにかく喋り方が上手くて引き込まれる。キャンプの話も楽しかったなぁ。全然興味が無さそうだった酒井さんや佐々木さんが、面白そう!と言うほど。あれが伝える技術か…。
佐々木さんの承認欲求には納得。見せたい想いが強い人は見せ方も上手くなるよね。ポケモンのエピソードも初めて聞いたのでビックリ。あの素直すぎる毒舌を気に入られたのか。なるほど。芯の通った悪口というか毒だから、聞いてて納得しちゃうんだよね。
みんなが馬場さんをプロモーターだと思っていることがわかったw考え方とか学生時代や今のスタンスとか、ホント幅広く周りを見て溶け込める人なんだなと感心する。そんな人なかなかいないよね。
次回は10月を予定しているとのこと。何度もやってるのに毎回新しい話がどんどん出てくる。真面目に語りたい人は多いんだな。次回も楽しみだ!

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