enra“VOYAGER”

@世田谷パブリックシアター 19:00 1階H列8番

1月の公演に引き続き、今回もバンドセットが組まれた生演奏スタイル。ステージと客席の間のアリーナ席を潰して楽器が置かれている。ここか…!

テーマは宇宙。そしてボイジャー号。開演前のアナウンスは宇宙船搭乗客への案内、乗組員のバンドメンバー。こんなこだわりも素晴らしい。

オープニング、無音でのリボン。布が舞い空を切る音が聞こえる。enraで無音・無映像の演出を見るとは。アンケートの「印象に残った演目」欄の例としてすでに書かれていたオープニングのリボン。これは凄い。こんな演出ができてしまうとは。
地球上の動物たちの動きを真似たメンバーが次々に登場する演目、これがなんだか可愛い。野生動物のしなやかさを表現しつつも、どことなく可愛らしい雰囲気を醸し出す。
優雅で静かな演目が続く。野中さんのソロは初めて見たかも?未だ正式名称がわかっていない光る棒、あれを動かしたり回したり光を変えたり。背景の隕石と闇に溶け込む静けさ。
汰椿さんの無重力な歩き方が好きだと思っていたので、まさに宇宙というテーマの今回は存分に堪能した。後ろ向きで歩くときの浮遊感が素晴らしいんだよね。
休憩のアナウンスが流れて、詰めていた息を吐き出してから、自分が息を止めて魅入っていたことに気付く。静かでゆったりとした時間、宇宙空間はこんな感じなのかと思える荘厳な雰囲気だった。
休憩中の映像も、宇宙船の進路が示されているようだ。少しずつ進んでいる。

休憩明け、徐々にヒートアップするように激しい演目に移り変わっていく。
炎をまとった恒星とともに赤く光るディアボロを手に現れた望月さん。噴き上がる炎と赤と激しくスピーディーなディアボロパフォーマンス、圧倒されたし感動した。野中さんも入っての2人分の激しさから、赤から白に光を変えてTorque starterへの流れが素晴らしい。
公演を見に行った9月8日、奇しくも太陽フレア大爆発による衝撃波が地球に到達したというニュースが世界を駆け巡っていた日。
燃え上がる炎の演目を演じた望月さんのディアボロが、地球規模でリンクしているような気がしてならない。宇宙を旅して惑星を操るenraは、もはや神の領域なのでは…!
ラスト演目、全身全霊を傾けているような凄まじいドラム、入れ代わり立ち代わりのenra。この圧倒的な空間を生で見られて、体感できて良かった!

宇宙の静けさと激しさが混在した公演。望月さん野中さんのディアボロコンビが前半ほぼディアボロ持ってないぞ?と気付いたり、そういえばリボンはオープニングだけでは!?と気付いたり、なんだか挑戦的に感じた今回。明確なソロ演目も少なかったような。
今日の地球にぴったりな演目が見られて嬉しい。望月さんはこのために赤く光るディアボロを作ったようだ。彼の光るディアボロ演目は青か白のイメージだったので、赤は見たこと無くて新鮮。でもあのパフォーマンスの熱量と激しさには最適な色。
VOYAGERのDVD予約を帰りにお願いしようと思ってたのに、サイン会の興奮ですっかり忘れて帰ってきてしまった!次回公演のときに絶対買うぞ。どうしても全体を均一に見られないので、映像で隅々まで見たい。ついついディアボロコンビを見てしまうのよね。
そういえばパンフレットの野中さんと森本さんが1ページずつになっていた。ようやく正式メンバーバージョンのパンフレット。サインも大きく書いてもらったので嬉しい。
こんな贅沢な生演奏公演ばかり見てしまったら、次も生演奏を期待してしまうよ。まだ公演は続くのに、次の一手が気になってしまうね。

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