サーカス・シルクール「LIMITS/リミッツ」

@世田谷パブリックシアター 19:00 1階C列15番

マシーン・ドゥ・シルクを見て、舞台での少人数のサーカスも楽しいと知ったので発売日にゲット。最前列。

広げられた布に海の映像が映し出され、カモメの影が飛び鳴き声が聞こえる。
バイオリンを弾きながら歌っているミュージシャン、天から吊られた女性、天から垂れ下がる穴の空いた布に吸い込まれる。もう1人の女性とともに上昇。
ボートで海を渡った、というような語りが英語で。折り紙のボートが置かれていく。

スキンヘッドの大柄な男性、ヒゲの大柄な男性、金髪ポニテの小柄な男性、赤髪の女性、茶髪の女性、そしてミュージシャンの男性。あとは裏方で男性が1人。まれにスタッフの黒服女性。メンバーはこれだけ。
すべての演目、アクロバットから舞台転換から歌や語りに至るまですべてをこの人数で演じる。

格子状の重そうな金属の柵を舞台へ運び込む。誰かが支え、誰かが登る。ハシゴ代わりに支えながらの3人タワーは凄まじい。
斜めに置いた板の上を、背後に反りながらバランスを取って登り降り。板を打楽器代わりに叩いていたミュージシャンも駆け上って板の上方で演奏。身軽だな!
大量の洗濯物、ジーンズを履かせたハンドバランスの棒の上で、大柄な男性のハンドバランスはド迫力!
全員で縦横無尽のアクロバットとハンドトゥハンド。男女の組み合わせや大柄な男性と小柄な男性の組み合わせはよく見るけど、大柄な男性同士、女性同士のアクロバットも行われていてカッコイイ。
さっきまでバイオリンやドラムを演奏していたミュージシャンが、エレキギターを演奏している。超低音の歌声も高音の歌声もちょっと癖があって印象に残る。
斜めだった板が垂直になり、舞台にはトランポリンが設置される。小柄な男性が凄まじく回転技を加えながらのウォール。両側に大柄な男性が2人来て3人でのジャンプは凄すぎる。ここでも洗濯物が宙を舞う。
大きな輪と赤髪の女性。パワフルで優雅なシルホイール!高速回転がカッコイイ!
ヒゲの男性が長いパイプを持ってきて板で叩き、ミュージシャンと一緒に演奏。ボワンと不思議な音。
細い長さの違う3本の筒をジャグリング。キャッチしたときの音が少しずつ違う。変則的なキャッチや身体を筒で叩いたり、ジャグリングながら楽器のような使い方。ミュージシャンのタンバリンとともにセッション。

休憩明け、ヒゲの男性が登場。ルービックキューブをお客さんに回させてグチャグチャに。ストローを繋げた先に羽根を挿し、顎に乗せてバランスを取りながらルービックキューブを元に戻す。
クラブ、ボール、他のメンバーから手渡されたり額にホウキやクラブを乗せられたり、足にボールを乗せられたり、やりたい放題の中で投げ続ける。口に咥えた短刀の先端に日本刀の刃先を乗せてバランス。
ヒゲの男性と茶髪の女性のハンドトゥハンド。長いポールを肩に乗せ、そのポールを女性が登っていく。ポールから天井のキャットウォークへと飛び移った女性。逆さにぶら下がりながらの語り。
スキンヘッドの男性のハンドバランス。他3人が土台の木を支えたり、組み替えたり。土台になっていた木を組み合わせたものを、ヒゲの男性が額に乗せて去っていく。
茶髪の女性のトラピス。高速回転や柔軟性を活かしたポーズが素晴らしい。ミュージシャンと一緒に歌っているヒゲの男性、高音が綺麗。歌まで上手いのか。
赤髪の女性のティシュー。優雅に降りてきて、女性2人で壁にチョークで絵を描いていく。
マットが用意され、ティターボード。小柄な男性とスキンヘッドの男性のコンビ。ミュージシャンとともに背後で歌う他メンバー。ボードの向きを変え、2人の間に薄い布を通して相手がぼんやりしか見えない状態でジャンプ。
ボードの周りに置かれていたマットを積み重ねる男性2人、バック転をしつつ積み重ねられたマットの上にジャンプしていく小柄な男性。どんどん高くなり、いつの間にか身長を遥かに超えるような高さにまで積まれたマットの上でバランス。
布を降ろすと、巨大なビニール袋に包まれた茶紙の女性が吊られている。揺れるたびにビニールの音が響く。
赤や黄色の布、というか洗濯物?を繋げたティシューで女性2人がアクロバット。女性を支える女性、カッコイイ。
洗濯物たちを長く伸ばして客席へ運んでいく。終演。

広くはない舞台、アクロバットで縦横無尽に飛び回るメンバーが凄すぎる。少人数だから何でもかんでも自分たちでやる。歌うし語るしアクロバットもやるし舞台転換も。ミュージシャンはわりと飛び回り、アクターはわりと歌うし楽器も演奏する。凄いな!
みんなアクロバット系ね、なるほど。ハンドトゥハンドのペアなのね。あの小柄な男性はむちゃくちゃ跳ぶなぁ。スキンヘッドの人はデカいのにハンドバランス凄いな。シルホイールだと思ったらティシューまで!?あのヒゲの人は歌も上手いの!?ていうかミュージシャン何でも演奏し過ぎでは!?
なんでもやるから驚きの連続!お互いに支え合いながらどんなことでもやっていくパフォーマンスは素晴らしい。なんでもやるからこそ、演目同士の繋ぎが面白い。ティターボードのマットをただ片付けるんじゃなく、積み上げる行為すらパフォーマンスにしてしまうとは。世界にはいろんなカンパニーがあるんだな。
現代サーカスの世界にハマってきた気がするので、もっと他にも見てみたい。

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