零点振動 vol.10

@綜合藝術茶房喫茶茶会記 19:30

記念すべき10回目。今回は入口側のカーテンが開けられ、鏡が見えていた。

床に置かれた2枚の板。少し小さい赤い方、少し大きい青い方。
客席に座っている一平さん。おもむろに立ち上がり、タップを踏み始める。何分経っているだろうか…かなりの時間、ソロを堪能。座っている我々の目の前まで来てタップを踏んでくれるので、毎度のことながら体内にまで伝わる振動が凄い。
扉の向こうから出てきた界さん、置かれているソファに座る。いつもの練習着っぽい動きやすそうな服装ではなく半袖シャツと普通のパンツなのにビックリ。テキ屋の兄ちゃんみたいな柄だな…と思いつつ凝視。
板の上でタップを踏み始める一平さん。フローリングの床とは微妙に違う音になる不思議。
ソファに座ったままの界さんが手を動かし始める。円を描いたり、筒を作ってみたり。大きく息を吸い込んで立ち上がり、どこか苦しそうに胸元を押さえている。
コポコポと水中のような音が聞こえる。市松さんが出した効果音?それともそんな曲?
浮遊感ある動きで床を這う界さん。逆立ちからバタバタと足を動かし始める。その動きに呼応するかのように、一平さんのタップも同じスピードで踏み始める。

置かれている板に目を付けた界さん。赤い板を動かそうとするも、なかなか動かない。持ち上げようとしてみたり、引きずってみたり。足の甲の上に置いて歩く力で動かす知恵。
ある瞬間から、普通の木の板の軽さに戻る。くるくる回して、頭に載せる。なんだか嬉しそうな楽しそうな表情で、板を頭に載せたままゆっくりと歩く。
界さんの横にやってきた一平さん、頭上の板の回転に合わせてゆっくりとタップを踏みつつ界さんの周囲を歩く。

ソファを中央に向かい合わせに置く。座ったままタップを踏む一平さん。向かい側に座った界さん、手を叩いたり指を鳴らしたり足を叩いたり。
暗転の中、スポットライトの向きを変えに来る市松さん。
ぴょーん!と自ら言いつつ高くジャンプする界さん。僅かな光の中、シルエットの大の字ジャンプが印象的。
立ち上がってタップを続ける一平さん。傾いてソファから落ちる界さん。すんでのところで手をついて座り直す。何度も何度も、落ちそうになっては座り直すの繰り返し。
自らが持つ懐中電灯で自分の手を照らし、2人そっちのけで影絵を作っている市松さん。

じっと一平さんの様子を窺う界さん。ソファの影に隠れて逃げる一平さん。追う界さん。
逃げる一平さん、ピアノの蓋を開け、タップシューズを脱ぎ、床に寝て高く足を上げて鍵盤を足で押していく。
タップシューズを放り投げる一平さん。
以上でーす!界さんが一平さんに向かって手を挙げる。以上でーす!一平さんも同じように返す。
2人による、以上でーすの歌が奏でられる。声高い…。

再び壁際へと寄せたソファに座る2人。
アメリカのホームドラマのような音楽。ドライブのマイムで去っていく。

アフタートーク。
今日のお客さんは3人。1対1だよ、と嘆く3人。お客さんが来ないなら外に見せに行く!?ストリート?
今回は50分ほどで終了。界さんの体感時間だと1時間半。
界さんがそろそろ終わろうとしていたのは40分くらいのところだった。扉の向こうにしばらくいたので、体内時計が狂っていたかもしれない。
以上でーすのあたり、一平さんはどうしていいかわからなかった。界さんは終わるタイミングだと思って何度も以上でーすを繰り返していた。こっちに言われても終われないから!
終わりたいのかどうかわからなかった市松さん。
界さんは恋人を失った暗殺者のイメージでストーリーを作っていた。普通のシャツとパンツで衣装の制限がかかっていた界さん。全然動けない!
半袖で季節感のない界さんの衣装を見て、長袖でそれなりに冬っぽい一平さんは隣に並べないと悟った。別々に演じて絡まないようにしていた。
今日のように喋らず別々に進めることもあるし、ストーリーが綺麗にまとまってしまうこともある。
どうしても零点振動を100回まで続けたい界さん。今32歳、人生あと60年くらいだからまだまだ!という界さんに、意外と長く言ったね!と笑う一平さんと市松さん。

今回はわりとシンプルに、タップとアクロバットマイムと、それぞれのソロを眺めたり掛け合いをしたり。
終盤の界さんはなんだか様子がおかしい、ニヤニヤしてる?と思ってたら、もう終わりだと思ってたのかw
ぴょーんと言いつつジャンプした辺りで流れを変えるのかと思いきや、そのままの雰囲気で進めたのもちょっと意外だったかも。
ソロや絡みの動きでも延々とタップを続けていた一平さんの体力と脚力が凄まじい。なんならほぼタップ踏まない回もあったりするので、これだけたくさん見られるのは珍しいかも。
界さんが明確に重いマイムやってるのは初めて見た。マイムっぽい動きはやるけど、道具を使ってってのは見たことなかった気がする。
半分くらいの時間は薄暗いというかほぼスポットライトな照明で、天井のスポットライトの位置を変えたり自ら持って照らしたりだった市松さん。ラストのドラマのエンディングみたいな音楽チョイスが素晴らしい。
鏡が斜めにしか見えない角度に座っていたので、鏡の目の前に行って映し出されてるくらいしか見えなかったのが残念。もっと活かしてたかもしれないけど見えてない。
薄暗いシーンが多くて、目で見たものを覚えるタイプの私には難易度が高かったw中盤の記憶がないんだけど、なんか忘れてる気がするなぁ。もったいない!

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