清水みなと大道芸

@エスパルスドリームプラザ 10:45〜18:30

10周年を迎える清水みなと大道芸。2年連続で出演している人は出演禁止とされ、組み合わせを変えるかソロでの出演という新しい人たちを見られるようにした三雲さん。英断だよなぁ。

オープニング。20年ぶりくらいに高足をやったという三雲さんが登場。ゆっくり。無理はしない!
今日の出演者全員集合かと思いきや、零点振動が渋滞にハマって遅れているとのこと。終盤ギリギリになって市松さんと一平さんだけ登場。界さんは車を停めてたのかな?オープニングには現れずw

Naotoさん。沢入国際サーカス学校OBの1人。あとで知ったけど、界さんと同期らしい。
ニコニコと可愛らしいキャラクター、指先足先までピッと綺麗な動き、まったくミスのない完璧なヨーヨー、踊るような柔らかな動きがとても綺麗だったなぁ。
到着した界さんを見て、飛び上がって手を振って喜んでたのが印象的。微笑ましい。

零点振動。いつもは四谷三丁目の路地裏の小さな部屋でやっているインプロショーを大道芸で。不安の表れが道具の多さです!と言っていた彼ら。白い4つの木枠、椅子、ステッキ、ハット、木の板がいくつか、そしてシルホイール。界さんのソロパフォーマンス用の持ち物がかなり多いw市松さんは今日は音響のみ。ガウンと仮面で不気味な外見に。界さんと一平さんはちゃんと衣装になっていた。
1回目はとにかく全部の道具を使ったw不安の表れが凄いw最初から一平さんがタップ踏んでたし、界さんがシルホイール持つのが早い!市松さんが選ぶ音響も外向けの明るい雰囲気のものが多かったかな。木枠の上でタップする一平さんの後を着いていく界さん面白かったな。振り返られると知らんぷり。木枠を移動させて逃げられると界さんも追いかける。4段木枠の上に座った界さんがタップを踏む一平さんをジッと見てるのとか普段の零点振動っぽかったかな。
2回目はコポコポと水音が入り、ウッドデッキを広々と使って走り回る2人が楽しかった。木の板が張られた階段の上に厚い木の板を載せてタップ踏んだら、金属のタップシューズに木の板同士がぶつかる音も合わさって不思議な音になっていた。白い木枠は使わなくなり、シルホイールと木の板だけが使われていた。ハットは一平さんが被ってたくらいで使わず。少し普段の零点振動に近付いた。タップを踏む一平さんと踊る界さんの動きに合わせて、祭囃子みたいな音を流した市松さん最高だ!ピッタリハマってめちゃくちゃカッコ良かった!隣のポイントがセ三味ストリートで、三味線の音が聞こえてきたり。
3回目はメインステージ最後のショー。清水みなとで零点振動の人気が出た!お客さんいっぱいだ!木の板にマイクをテープで固定して、一平さんが持ち歩く。椅子に座った界さんがフリーで踊っていたり、やっと倒立が見られたり、一平さんがお客さんにマイクを向けたり。前半まったくタップを踏まない一平さんに、タップ踏めよー!!!と喋る界さんwいざタップを踏んだら邪魔をしに行く界さん。シルホイールから落ちてワー!と叫んだ界さんにマイクを向けに行く一平さん。ここでもコポコポと水音を流す市松さん。一平さんのタップの音に被せて、タップの音のような音響。タップの音なのか音楽なのか曖昧になるシンクロっぷり。散々シルホイール回って、ネタ切れだー!!!って叫ぶ界さんwラストが一番自由でいつもの零点振動だったと思う。キュートスマイリー界さん。

斉藤エイスケさん。こちらも沢入国際サーカス学校OBの1人。片付けて移動する零点振動の界さんを見て、パフォーマンス中なのに深々とお辞儀してたwエイスケさんの方が後輩なのかな?開始前の口上がちょっと卑屈で面白いwカッコイイ雰囲気だけどなんだかコメディだぞ。
ディアボロ、バルーン、大きなボール、さらにディアボロ。ひたすらディアボロの人だと思ってたけど、いろいろやるのね。忍者のような袴衣装で、バルーン作ってる間もずっとステップ踏んでたり、観光客っぽい外国人に話しかけたり、楽しげな雰囲気が伝わってきて素敵。最後は長いポールで玉入れ。最初から高いの使って一発成功はカッコイイな!

みんなで遊ぼうスペシャルタイム。三雲さん監修、洗濯物取り込み競争。パフォーマー総動員とお客さんも参加して盛り上がる。用意された割烹着をひたすら畳むエイスケさんがお母さんのようだ。絶対良い人だよ。三雲さんに無茶振りされた界さんが頑張って喋ったり。SEOPPIさんがアシスタントのように動いていたり、楽しかったw

Rei Iwakuraさん。10年ぶりに出演したという岩倉さん。まだ大学生の頃に1回目の清水みなと大道芸に出ているらしい。地元静岡で望月ゆうさくさんと一緒にヨーヨーを始めたのが小学生の頃。ざわめく客席。準備中にピンマイクのハウリングに悩まされる岩倉さん、客席からTOMMYさんを連れてきたw俺なんでこんなことしてんの!?プライベートだよ!と叫ぶチャンピオン。それでもちゃんとアドバイスしてあげるTOMMYさん優しい。
喋りながらヨーヨーの説明をしながらのオープニング、そして競技ヨーヨーを次々に見せてくれる中盤、オフストリングという糸が繋がっていないヨーヨーで世界チャンピオンに何度もなっている技を全力で。高難易度のチャレンジも一発成功!音にピタッとハマる動きと表情とヨーヨーのタイミング、めちゃくちゃカッコイイな!

TENSHOさん。昭和から平成になったときは天皇崩御で自粛モードだったから、令和はお祭りムードでいいよね!と嬉しそう。いくつに見える?と観客に尋ねるTENSHOさん。先月で58歳。若いよなぁ。
丸いマントのような布をまとって回転。裏地が龍!カッコイイ!カベマイムがとてもわかりやすいwこれはいいなー!仮面を被っての歌詞に合わせた手話とマイムの融合がとても美しかった。ギロチンやマスク、昔々からずっと見てるやつだけど、相変わらず綺麗でカッコイイんだ。ちょいちょい挟まれる喋りが面白いんだよねぇ。パイレーツ・オブ・カリビアンの衣装と髪型と髭、めちゃくちゃ似合ってる!客上げした男性がどうやらアニメーションダンスやってる?めっちゃ上手くてコンビみたいになってた。最後に良い人を上げたねぇ。
投げ銭のときにカッコ良かったですーと声を掛けたら、久しぶりー!と言われて驚愕。たぶん15年ぶりくらいだよ…。お笑い好きだったよね?とか昔よく喋ってたあれこれをポンポン返されてさらに驚愕。よく覚えてるなー!全然変わってないもん、と言われたけど、TENSHOさんこそ全然変わってないよ!

ナイトパフォーマンスはコラボ2組。
メランコリー鈴木さんとエキセントリック吉田さんはテーブルクロス引きのバリエーション。面白いやつから本当に凄いやつまで。めっちゃ積み上げたエキセントリック吉田さんの連続テーブルクロス引き、クロスじゃないものまで引かれるメランコリー鈴木さん、面白かったなー。
Rei IwakuraさんとNaotoさんのヨーヨーコラボ。2人でフォーメーションだったり同じ演技したり、このために作ったんだなという様々なパフォーマンス、めっちゃカッコ良かった!オフストリングでお互いに投げ合ったりするの凄まじすぎるな…。1人でそれぞれやってたのも凄かったのに、夕暮れの薄暗い野外で2人同時とか!良いもの見たわー。

すっかり常連客な零点振動をひたすら追いかけた今日。外で見るのも楽しかったけど、20分じゃ足りないなwいつも1時間でじっくりゆっくりたまに迷子になってるのもニヤニヤしながら楽しんでるしね。お客さんの目を意識しないコンセプトでやってる零点振動が、大道芸でお客さんをバリバリ意識して手を変え品を変えいろいろやってるのも不思議だった。1日でかなり人気が出たので、四谷三丁目の裏路地がパンクするんじゃないかと思ってるけどどうだろうか。次の零点振動が楽しみだな。
初めて見たNaotoさんも斉藤エイスケさんも海外で活動してる方なので、見られて良かった。エイスケさんは明日からドイツと言ってたし、1年は日本でやらないらしいので貴重だった。
ナイトのコラボも楽しかったし、こぢんまりとアットホームで良いイベントだね。明日からも楽しみ。

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