空転劇場 Vol.22 彩と才

@浅草東洋館 19:30 あ列9番

2ヶ月連続空転劇場!なんと海外からのゲストも。

MCの小林さん目黒さんいわく、夏休みジャグリング祭りというサブタイトルらしい。さっき考えたから誰も知らない。

1.大住拓輝
緑色のディアボロ。青い照明の中、クリアな緑のディアボロが大きく横回転する様がキラキラしててとても綺麗だった。音楽が盛り上がる瞬間に大技がバッチリ決まるの気持ちいいなー!

2.けーすけ
緑色のシェーカーカップ。青い照明にぼんやり光る蛍光色のカップが浮き上がって見える。投げてキャッチだけじゃない、肩やら腕やら載せるし挟むし背面キャッチするし、シェーカーカップでは見たことない技のオンパレード。シェーカーカップをメインに演る人は初めて見たよ。

3.上田尚弥
光るピンクのディアボロ。回る軌道が一定でとても美しい。客席のジャグラーたちからたびたび起こるどよめき、3個を回し始めて一気に増えた。素人目に見てもあの安定感は凄いわ。空転劇場前半の人たちはまあまあミスが多いイメージなのだけど、彼は3個の大技1回だけ落下があったけど、それ以外は完璧なパフォーマンス。それが一番凄いと思う…。

4.GAKU
空転劇場のステージに持ち込まれる小さなドラムセット。そしてボール。3個、4個、7個のボールを投げ、スティック3本をジャグリングしつつのドラム。バスドラム鳴らしつつだから足と手が違う動きしてるわけか…よくわからんけど凄い!ラストは4本スティック。これ担いで電車乗ってきたので決めたい!見守ってください!無事に成功して良かった…!

5.目黒宏次郎
スタッフ1本、ゆったり動いているように見えるけど、回してるスタッフのスピードが尋常じゃない。スタッフを支えにした開脚回転でどよめく。これとても綺麗なんだよね~!首の上で回すとかの技も凄いけど、立てたスタッフをパシッと叩き落として回転掛けてたのがカッコ良かったなぁ。

6.ふくろこうじ
ダンボールを抱えたオレンジの作業着ヘルメット姿のふくろこうじさん。メジャーで箱を測り、舞台を測り、頭を掻き、抜刀してみたり、ダンスしてみたり、新体操のリボンにしてみたり。そして綱渡り。手袋に付けた点と線だけの顔なのに、何故だか不満そうな表情が見える。大空を羽ばたく人形(?)にも盛大な拍手が沸き起こる。想像力が刺激される楽しいショー、素晴らしいな!

7.Ramiro Vergaz
スペインからやってきた陽気なクラブジャグラー。小刻みにステップを踏みつつ、踊りつつ、コメディな雰囲気なのに超絶技巧なクラブ技。自身がスピンしながらあんなに頭の上を転がせるもんなの?凄すぎない?時折見せるダンスがラテン系…ていうかスペインだからまさにラテン。自分でセクシ~!って言っちゃう。あの天井の低さでクラブ6本まで決めるのホント凄い!

エンディング。恒例の記念撮影、やけにベスト姿のパフォーマーが多い。しかもほとんどが白黒衣装。

空転劇場に出演した吉川健斗さんがきっかけでサーカス学校関連を見に行くようになったので、後輩のコウジロウさんが出るのはなんだか感慨深い。テトラは持ち込めないからスタッフだろうと思ってたけど、以前見たスタッフのパフォーマンスよりもバリエーションも表現力も増してるよなぁ。カッコ良かった。現代サーカス実験場で見た動きもいくつかあったり、進化してる過程を見られてる気がする。
ふくろこうじさんは練馬で見て以来。あのときの少しダークな世界観とは打って変わって、微笑ましくも可愛らしいコメディ。世界に入り込んで笑ったり拍手したり、一緒に楽しめるのが素晴らしいよ。前半はふくろこうじさんの動きや表情を見てキャッキャするのに、後半はあの手に付けた人形の手足や顔を見てしまう不思議。見せ方だよなぁ。
来月の空転劇場も決まってるとか、夏休みジャグリング祭り最高だな!!!

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