秘密基地 vol.10

@こまばアゴラ劇場 19:00

Juggling Unit ピントクル主催のオムニバス公演。タイトルは何度か目にしていたけど京都開催なのでさすがにね、と思っていたところへ東京開催、しかも鈴木仁さん出演。そりゃあ行くでしょう!

「REACTION RINGS」山村佑理
たくさんのボールの上に立つ。足で投げ上げ、腕でキャッチしたり口にくわえたり。凄いことやってると思うんだけど、一生懸命な表情や失敗したときのああっ!という表情、遠くに落ちたボールを拾うためにボールを足で掴んだままズルズル歩いたり、なんだか微笑ましい。舞台袖のガタンという音や遠くから聞こえる犬の鳴き声に反応してみたり。後半はゆるやかに踊りながらのボール。アクロバティック。5個を投げてる途中で1個を額に載せるの凄すぎるな!

「いっせい皿のいっせいの部分」田中謙伍
皿回しの人…なんだろうけど、皿を回してる棒でジャグリングしてたりなんだか凄い。そして皿の外側の部分をカチッと外して、半円状の磁石でくっつくパーツを使ってバランスしたり形を変えたり。完全オリジナルアイテムのオリジナルコンテンツ、強いな。

「_」恒吉優紀
大きなボールでコンタクトジャグリング。投げたやつをキャッチして即転がす。3個から4個。表情もスタイルも一切変わらず淡々と演じていた。元はクリスタルでコンタクトをやっていたけど、見えにくいだろうなってことで大きくしたらしい。

「残陽」鈴木仁
椅子、ピンスポ、リング、短刀、白塗り。薄暗い照明の中、椅子の上で5本リングを回しながら椅子から降りて座る。不気味だけどなんだか綺麗だと思ってしまう。3本、4本、6本。短刀を抜くと照明の光で煌めく。本物の金属っぽい。上を向いて口に入れて…根本まで入った…!刃は落としているけど本物の金属の棒、らしい。本当はあと10cmくらい長いのが欲しいけど、検索すると100cmのやつとか出てくるので妥協しているのだとか。そういえば仁さん、アングラな世界とか好きだった、と思い出す。薄暗く恐ろしい世界観、朗らかな大道芸とも美しいステージ演目とも違った雰囲気で良かった。

「Magnetic Sea(short)」Room Kids&パ技ラボ
傘、ビデオテープ、磁気テープ。VHSを久しぶりに見た。磁気テープに絡まれながらのジャグリング。元は40分くらいの演目のラスト部分らしい。今回見た部分だと場面とかストーリーとかあるのかどうかもわからなかったけど、ちゃんと見たら何かわかるのだろうか。そもそもストーリーとか求めたらダメなのかな。

「otomodama」福井裕孝/岩田里都
ビーンバッグの実演販売。ジャグリングをしていないときのジャグリング道具について。otomodamaとともにある暮らしを提案。部屋にotomodamaが転がっている日常生活の再現。服装とのコーディネートも。客席に本物が回ってきたw確かにスエード素材でさわり心地が良い…。彼らは演劇枠で、ジャグリングをやっている人ではないらしい。自作の道具を販売するジャグラーを見て思い付いたとのこと。

「走れ!工藤くん」aube
パフォーマンス演劇集団aubeのコメディ系お芝居&ダンス&ジャグリング。アツく真面目な男が出会った夢を目指す女の子、彼女の両親、そしてヤンキーの友人とモテ男の友人。主人公はディアボロだしヤンキーはボールだしモテ男はクラブだし女の子はビジュアルポイだ。そして踊る!娘の夢のために近づく男を蹴散らす父親と見守る母親とか、短いながらもわかりやすいストーリーで楽しい。母親、最後にモテ男と踊ってたよね!?父親の立場wキャラがそれぞれ個性的で良かったなぁ。デートシーンのクラブの活用とか好き。ダブルキャストで別パターンもあるようなので、そっちも見てみたかった。

「404 Not Found」中西みみず/染谷樹
大量のノートパソコン、通電しているモニタ。青年が持つノートパソコンでキーボードを入力すると、音声読み上げでアルファベットや記号、エンターが読み上げられる。その文字がリアルタイムでモニタに表示される。身体を使ってバランスを取っていればジャグリングなのだろうか?ジャグリングの定義がわからない。

冒頭で休憩入れて130分と言っていたような気がするけど、終わったのは21時45分くらいか。3時間近くやってない!?ジャグリングの演目だけじゃなく演劇系もあるから、時間は長くなりがちなんだろうな。
仁さんのまた新たな姿が見られて良かった。キラリで見た在校生3人でやっていた昭和初期のレトロで不気味な世界観とも違う不気味さ。あとやっぱりリングは綺麗だったなぁ。
ヨコハマ大道芸で空転軌道に参加していた稲葉さん主催のaubeが見られたのは収穫だった。稲葉さん自身のキャラが好きだったから、彼が作る世界も好きだな。演劇を見るのはあまり好きじゃないのだけど、ジャグリングとダンスは好きだ。本公演もちょっと気になる。
創作とはいろんな世界があるのだなぁ。普段見ない世界、なかなか楽しかった。

拍手する

Leave a Reply

XHTML: You can use these tags: <a href="" title="" ktai=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">