神保町花月「なんとなく、マヨネーズ 後編」

@神保町花月 19:00 A14

犬の心班、後編。少年感覚からボーイフレンドにバトンタッチ。果たして。

ボーイフレンドの衝撃!少年感覚もなかなかインパクトのある役だったけど、なんか別次元で凄いことになっている。特に宮川さんが。登場時に客席がざわめいたけど、まったく違和感なく最後までやり通した。素晴らしいよ。さすが何度も神保町花月に出演してるだけあるよ。黒沼さんの目と声はなんだかズルい。表現力が素敵。
他のメンバーは前編からなので安定。みんな上手いよね。
重岡さんの大喜利(?)が通常業務になってきた。みんなが期待してる雰囲気を出すので、台本通りにやろうとしてたのに急遽変えたらしい。これで毎日変えなきゃならなくなったね…。
ヒダリウマは良いね。山添さんがますます日本人に見えなくなってきた。2人の登場シーンはカッコ良かった。あれを見るためにチケット追加しても良いかもしれない。
今回は池谷さんが大活躍!セリフ量も動きも一番多いのでは?動き過ぎで腰痛めてないか心配だ。しばらくさすってたし。

エンディングトークでは、山添さんが片言でしゃべるくせが抜けないと言っていた。普通にしゃべっていいはずなのに、確かになんだか片言。ついには駅員さんに尋ねるときに片言になってしまったそうで。ハッキリ単語だけで説明してくれたらしい。そりゃ韓国人だと思われるよね…。
1月の出演も決まっているので楽しみだ。またボーイフレンドと一緒だけどね。また丸山さんと三橋さんだけどね!

【11/27追記】
ダンスの練習をしている、夕介(新崎)とパク(山添)。中国に帰ってしまったトニー(久松)への誕生日プレゼントだという。真世子(大貫)が不思議に思うが、その案を出したのは羽鳥(池谷)だった。キレのあるダンスを披露する羽鳥。夕介はパクのダンスがヒドいと言ってしまい、険悪な雰囲気になる2人。
正午(重岡)はドラマの脚本を考えていた。ドラマなら映画化も狙えると野心的。しかし相変わらず考える企画はパクりばかり。真世子の一言から、自分の人生をドラマ化するという企画を思いつく。早速俳優に連絡を取った。
朝雄(押見)は編集社に行ってファンレターを回収してきた。熱狂的なファンからの手紙がたくさん届いていたが、ハードボイルド小説のファンだからどうせ男だと嘆く。
3兄弟の叔母の輝美(宮川)が、真世子へのお見合い話を持ってきた。料理教室を開いている彼女の生徒で、とても良い子なんだと言う。浮かない顔の朝雄と真世子。
真世子と良い雰囲気の雅之(森木)。しかし姉の聖美(伊藤)の友人から、アメリカで大学の助教授になるという提案を受けていた。聖美に雅之に余計なことを言うなと脅され、1人で泣く真世子。
真世子のお見合い相手である克也(黒沼)がやってきた。しかし正午からはインタビュー予定の俳優だと勘違いされ、朝雄からは熱狂的なファンだと勘違いされ、夕介とパクからは友達になろうと言われてしまう。
見城(向坂)から子どもが産まれたと連絡があり、名付け親になって欲しいと言われた朝雄。
朝雄は羽鳥に言われ、自分の真世子への気持ちを紙に書き出していた。少し目を離した隙に、その紙を真世子に捨てられてショックを受ける。
羽鳥は真世子の行動を観察し、あることに気がついていた。朝雄のあげた小説を読まない、本棚の本は上下関係なく入れてある、正午の企画ノートで一番良いものはと聞かれ全然関係ないページを挙げる、カレンダーの数字はちゃんと見えている。多くの文字を理解できない失語症。まったく気付いていなかった朝雄に、言葉で伝えなければダメだと言う羽鳥。
真世子のお見合いが行われるが、なかなか上手くいかない展開に輝美が気を遣う。しかし克也は、好きな人がいるから無理だと立ち上がる。メガネを外し、輝美に向かって告白する。驚く輝美だが、男らしい克也に感動しOKを出す。
新刊を渡そうとする朝雄を避ける真世子。しかし朝雄は、お気に入りの部分があると読み聞かせる。ハードボイルドではなく、真世子をモデルにした恋愛小説だった。
ついに雅之がアメリカへ旅立つ。何かを言おうとした雅之に、真世子はいってらっしゃいと声を掛ける。

1年後。
朝雄と真世子は仲睦まじく夕飯のメニューを考えていた。その様子をニヤニヤと見守る弟たち。
新婚旅行から帰ってきた克也と輝美。幸せそうな様子でイチャイチャしている。
正午は羽鳥に協力してもらい、朝雄と真世子のデート企画を考えていた。最後には朝雄にプロポーズさせるつもりらしい。
アメリカから学会のために帰国した雅之は、下宿に立ち寄った。久しぶりの再会に喜ぶ夕介とパク。真世子に何かを言おうとする雅之を、強引に連れていってしまう。
羽鳥は朝雄に、強力ライバル再登場ですね、とニヤニヤ。
聖美は雅之と真世子の仲を引き裂いたことを思い悩んでいた。しかしそれは当人たちの気持ちの問題だとなだめる羽鳥。
アメリカへ帰る雅之を何も言わずに見送ろうとする真世子に、朝雄は自分の気持ちを伝えなさいと言う。自分の幸せより、真世子に幸せになって欲しいと思っている。走りだす真世子を見送り、うなだれる。
しかし真世子はすぐに戻ってきた。朝雄さん、私も同じ気持ちです。ずっとそばにいて欲しい、私を幸せにしてくれますか?
嬉し泣きが止まらなくなる夕介。兄たちが泣かせたと思い怒るパクを止める。真世子も見たいと言い出し、兄たちはマヨネーズダンスを踊り始める。

良い話だー。出演者の演技力も素晴らしい。丸山さん脚本ではもはや恒例の婚約と結婚の展開。今回はカップル2組。ボーイフレンドがイチャイチャしていた…。
宮川さんの女装がハマりすぎて驚き。徐々に見慣れてくるなんて生やさしいものではなく、出てきた瞬間から輝美だった。エンディングのトークで「僕」としゃべっているのに違和感を感じるくらい、女性に見えていた。黒沼さんの気持ち悪いキャラから男前キャラへの切り替えも見事。良い声は素晴らしい。
池谷さんとヒダリウマのダンスはもっと見たかった。きっちり踊る池谷さん、そこそこ踊る新崎さん、カクカクしている山添さん。もう1回くらい増やしても良かったかも。

[それが大事 – 大事MANブラザーズバンド]

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