クレオパトラの誰かと喋りたい夜

@ネイキッドロフト 19:00

前回に引き続き満員の客席。前説のボヨンボヨン、岡本さんの新技。3つの技を組み合わせた、とにかく凄いヤツ。凄すぎる。山本さんの顔の上にハンカチとオレオを置いて、クロス引きで山本さんがオレオを食べる。こちらも凄い。オーディションの受け方が凄まじいようだ。

桑原さんオリジナルカクテルは、オレオオレオ詐欺。ボヨンボヨンが残していったオレオの箱を見て思いついた。カカオリキュールとミルクとバニラアイスで、甘くて美味しいとのこと。
ネタ合わせや打ち合わせ中に板チョコ2枚とコーラ1本をたいらげる桑原さん。長谷川さんはなめらかプリンの小さいのを買ってきて食べている。質より量の桑原さん、量より質の長谷川さん。
ボヨンボヨンの技が凄い。オーディションで受けるような特技が欲しい。おまえ手先器用だよな?と長谷川さん。しかし桑原さんはそれを否定。ガンプラ作るときに必要なパーツを付け忘れたりする。それは不器用じゃなくてただ忘れてるだけだろ!
最近の桑原さんは同じカーディガンを着ている。長谷川さんが街中で同じカーディガンを着た人を見かけ、桑原かと思った!と苦情。俺より背の低い黒人だったけど。間違えんなよ!

クレオパトラステッカーが出来て嬉しい2人。若手たちに紛れて無限大卒業生が何故かこのタイミングで発売。社内に俺たちを推してくれる人がいるんだよ。

暖かくなってきたので散歩に出かけている長谷川さん。近所の氏神様に挨拶に行こうと、神社へ。おみくじを引いてみるも、自販機のような作りで100円入れても出てこない。結局400円入れてようやく出てきた。大吉。金を積めば大吉が買える。
桑原さんは犬を散歩させるので日課になっている。以前は空気が気持ちいいとか思ってたけど、最近は無の状態で散歩している。
シェンムーというゲームでひたすら街を歩き回ったと盛り上がる2人。ゲームがリアルすぎて、金を稼ぐために3時間もフォークリフトを操作し続けるバイトをしなくてはならない。

地下アイドルのライブに出演した2人。本編に出演するためにネタ見せのようなライブから。お客さんは1人。投票制なのにどうするのかと思っていたら、アイドルが6人ほど出てきて審査。まだ養成所に通っているような人たちが出ていた。オンバトで見たことあるー!背高いッスね!とテンションの高い若手に絡まれる桑原さん。長谷川さんが巻き込まれないように返していたら、すぐ漫才みたいになるんだからー!とウザい。
30歳くらいのアイドルが歌い踊る姿を客席から見ていた芸人たち。踊ってる最中に息切れ。見たことのない色の飲み物を飲んでいた。次に出てきたアイドルはバイオリンを弾いていて上手かった。が、途中で前に出ていたアイドルが飲み物のペットボトルを取りに前を横切る。驚愕する芸人たち。MC中はMCの人がiPhoneで撮影。MC勉強したいから録画してください、とアイドルに頼まれたから撮っているとのこと。
経験したことのない世界を見て驚く2人。もう出たくない…と弱気な桑原さん。

バイトを始めた桑原さん、最近は6時起き。派遣の内勤で面接なんかを担当している。登録されている人のデータは、一般常識や入力スピードの他に、容姿の項目も存在する。自分も最初は面接して登録しているので、今の仕事に就いたとき真っ先に自分のデータを見てみた。容姿、10段階で3。7に書き換えてみるも、次の日には元に戻っていた。
派遣でお仕事をしている方、タイムカードはちゃんと提出しましょう。お給料払えませんからね。

ゲストはエリートヤンキー。
登場前、ツイッターや劇場で散々いじられている桑原さんは、エリヤンにビシッと言う!と断言。お願いですから止めてください、と頼むよ。橘さんは低姿勢で優しいけど、目の奥が笑っていない気がする。
エリヤン登場。桑原さんの隣を嫌がる2人。ビジュアル3の人がビジュアル10の人と話せるだけでありがたいと思ってください!

何故俺をいじる!?という桑原さんの疑問。桑原さんのことを一番舐めてるのは9期生。中村、西島、松橋がトップ3。
西島さんいわく、面白い先輩しかいじらない。ニヤニヤする桑原さん。児玉さんのように何かやってと投げっぱなしで面白い人と、桑原さんのようにいじって面白い人がいる。7期は繊細な人が多いから雑なフリをしにくい。
橘さんいわく、昔から長谷川さんはたくさん奢ってくれてたけど、桑原さんは食事に連れて行ってくれない。後輩と遊ばない。
おつかまきりは20秒チャレンジで突然生まれたギャグ。なめられている上司が後輩に歩み寄るために使う挨拶。
それの理由が後輩にも伝わってるんですよ!僕らは桑原さんの手の上で踊ってるんです。
仕切りの人がしっかりしてれば、多少噛んでも突っ込まれない。例えば綾部さん。西島さんも突っ込まれない。橘さんはそもそも噛まない。

桑原さんのカウンセリングのようになってきたので、仕切りなおして桑原さんからの質問。ラジオのような口調。声はいいんだけど、と長谷川さん。
西島さんはいつから自分をイケメンだと思い始めた?
西島さんのキャラは狭い椅子を取るための周知徹底。自分をイケメンだと思ったことは無いけど、イケメンだと言われて乗っかった方が面白い。毒舌キャラもイケメンキャラも多くないし、このキャラだと毒を吐いても「この人ならこういうこと言うよね」と納得される。印象操作!桑原さんの言い方がカンブリア宮殿の村上龍。
橘さんへのしわ寄せがヒドい。長谷川さんは橘さんがイケメンだと思ってたのに、いつの間にか変わった。努力しなくなっちゃった。基本的にオシャレじゃない橘さん。桑原さんも同じ感じ。
橘さんは趣味が幅広いけど、最終的にどうなりたいの?
同期には最終的に片岡鶴太郎になるんじゃ?と言われている。釣りや素潜りや読書や、人生を楽しんでいる。仕事が少ない頃は自分でライブを作っていたけど、仕事が増えてきたらやらなくなった。
桑原さんは橘さんに釣りに連れて行ってもらったことがある。釣りの途中で潜って、休憩中に本を読み始めた。休憩しないの!?
仕事が趣味になっている長谷川さんと西島さん、趣味を仕事にする桑原さんと橘さん。なんなら仕事にしなくてもいい。桑原さんはゲームの仕事をもらって初めて趣味が仕事になることを知った。

エリヤンのネタはわかりやすい作りを心がけている。クレパトのコントは難しいところで笑いを取っている。クレパトの場合は長谷川さんが1人で書いているのではなく、桑原さんと相談しながら作っている。幼なじみで一緒にゲームを作っていたような過去があるから、その作業と似ている。長谷川さんの言ったセリフから桑原さんがストーリーを作ったりしてくれる。感性が似ている。
エリヤンはエリートとヤンキーでまったく違う人生を歩んできたけど、何かに反応するポイントが似ている。例えばおつかまきりを初めて見たときは、これはいじるぞ…と思っていた。舞台上で出てくるタイミングが似ている。
長谷川さんのエリヤンのイメージは、努力のコンビ。いつでも本社でネタを書いている西島さん、いろんな場所に顔を出す橘さん。
西島さんいわく、エリヤンはアリとキリギリス、クレパトはアリとカマキリ。どちらも良いバランス。

無限大ホールを卒業したクレパト、無限大ホールのトップの期になったエリヤン。
昼間にあった先輩たちのネタライブを見学していた西島さん。トーク中、並んで立っている芸人さんたちが綺麗に揃っているのを見て、ここが後輩たちとの差だと気付いた。コソコソ喋っている人もいないし、デコボコしてもいない、綺麗に並んでいる。
再教育だな、と思った西島さん。教官…!
挨拶をしない後輩がいるのを、先輩に注意させるわけにはいかない。ずっと後輩に怒り続けている。挨拶してもらえないのは気分が悪いから、自分がイライラするくらいなら怒って解決したい。
個々にやっていたらキリがないので、ライブ終了後に全員がいるところで一喝。今日挨拶に来てない人?と手を挙げさせる。手を挙げた人をターゲットに、何で挨拶しないの?謝られても、謝って欲しいわけじゃない、と追い詰める。周囲が張り詰めた空気で全員にわからせる。
そこに何故か山田カントリー山ちゃんが一緒に怒られている。それは個別に怒った西島さん。やりにくいから帰って!橘さんに謝りに行った山ちゃん。
西島さんに怒られた後輩たちにフォローする橘さん。あいつが怒るのは、君たちのことを思って言ってるんだよ?
挨拶ができない時点で売れないしこの世界には残れないから、使えない後輩は切り捨てる。裏では怒るけど、舞台上では優しくする西島さん。滑った後輩もわかりやすい言葉でフォロー。滑ったままにしておくと、エリヤンのライブで滑ってたという記録が残ってしまう。
後輩のライブでは後輩の友達が来てたりするので、お笑い好きではない人にも伝わる言葉じゃないと伝わらない。

ボヨンボヨンも一緒にトーク。クラスが違うし、ボヨンボヨンは路上ライブとかやっていたので話すことも無かった。
元ヤン同士で気が合う岡本さんと橘さん。連絡先を交換したものの何もしていない。
9期の中では若いボヨンボヨン。7期は全体的に若いので、クレパトにとって期の近い年下の後輩は初めて。needsで先輩同期後輩と仲良くなる。
山本さんのナンパ技術。優しげな見た目なのでグイグイ行くこともできず、ひたすら下手に出る。居酒屋では直接話しに行くのではなく、手紙を置いて文通状態。先輩に頼まれてやっていることだけど、成功率はわりと高い。

エリヤンは凄いな。彼らがいる限り、無限大ホールは安泰だ。先輩のことも後輩のことも同期のことも、こんなに真剣に考えてくれる人なかなかいないよ。
キャラ付けが上手いしちゃんと成功してるし、我々は西島さんの手の上で踊らされているんだ。継続は大事だね。橘さんは自由人。人生を楽しんでる。あれも羨ましい生き方だ。
理路整然と話す西島さんと、いろんな角度からフォローを入れる橘さん。ホント良いコンビバランス。桑原さんが刑事だったら名コンビだし絶対自白する!と言っていたけど、わかる気がする。
クレパトもバランス良いし似たような感じもするけど、仲良し幼なじみと正反対の過去という決定的な違いがある。どっちも面白いし好きだなぁ。
ますますエリヤンのファンになった。ネタ見に行きたい。

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