神保町花月「ピクニック」

@神保町花月 19:00 A5

神保町花月の申し子、ピクニック出演50回記念公演。50回…!

本日の公演は、長内英寿「さかさまの世界」、川原小夏「アナミルタ」、冨田雄大「吉良ちゃんと初恋の悪」。
幕間のストーリーは福田晶平さんがすべて書いているとのこと。どうやら日替わり?
3本プラス幕間で計4本。ピク兄はもちろん出ずっぱり。特にアナミルタはほぼ一人芝居に近い。クルクル変わっていく感情と表情を堪能した。
普通、良い子、クズ、尊大、様々なキャラを一度に見られるのは嬉しい。が、とんでもない公演を作ったもんだね。ピク兄が幕間でぜーはーしてたよ。

マジで忠臣蔵を見に行った身としては、吉良ちゃんが気になっていた。吉良ちゃんが吉良様になったキッカケ。こんなことがあったからあんな感じになったのね…。
殺陣は池谷さんが軽やかで素敵すぎる。ピク兄も結構動けるんだよね。カッコ良かった!伊藤さんはもう…しずねのときよりアレだよwヒドいよw
さかさまは長内さんらしいというか、ホロリと来るお話。これはもう一度最初から見たいと思ったので、2回見られるようにしておいて正解だった。シューさんと伊藤さんの涙にもらい泣き。
アナミルタは今回で最後らしい。クズな兄と優しく厳しい妹とのほほんとした友人。脚本家は名を明かせないため偽名なんだとか。この設定で1人思い浮かんでるんだけど、まさかねぇ。

押見さんの演出、照明が美しかった。吉良ちゃんのラストの色合いとか。ゾクゾクするねぇ。
アナミルタの夢のシーンも華やかで可愛くて好き。岡田さんの可愛さがあふれるよ。
転換中の映像にも釘付け。あんな演出は初めて見たな。あの映像欲しいよ。エンディングのシューさんとの親子のようなほのぼの映像も良かった。
あとカラーパンフレットね!神保町花月のピク兄の歴史。素晴らしいね。愛されてるね。

まんべんなく見られるようにチケットを取った。あと2本新しいものが見られるよ。官房脚本が特に楽しみなんだ。
あと日替わりの幕間もね。他の日はどんな感じだったんだろう。全部行くべきだったか…。

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