レトロ小町第一回単独公演「雑踏に浮かぶ夜行列車」

@池袋GEKIBA 19:00

台風上陸直前、大雨の中での初単独。応援せざるを得ない…。

1.夜行列車を待つ
白い衣装の2人。筋金入りの直立不動で立っている木村に呼び出された吉澤。丘からフヤフヤ飛ぶ濃い青い夜行列車を見たという木村に、何故か昼に呼び出されたことに不満を持つ。暇だよ!
V.パラレルワールド
丘の上に白い椅子を置いて座る白い衣装の2人。走ったりトランプしたり踊ったり幽霊に怯えたり幽霊と一緒に踊ったり。刻々と時間は過ぎていき、夜。空を見上げ何かを見付けた2人。
2.椅子職人の息子
椅子を作っている職人の父(木村)と跡継ぎの息子(吉澤)。息子は新たな椅子を考案してきた。座りやす~い!
3.機械仕掛け
部屋に佇む何か(木村)を操作する吉澤。サイレント。
4.内見
リアルなシミュレーションを繰り返す女性(吉澤)に付き合うハメになる不動産屋(木村)。力持ち~☆
5.耳盃
巨大な耳を持ち、歌い舞う2人。道徳の耳♪背徳の耳♪奉納!
6.濃い青いオモチャ
夜行列車の中で乗客たち(木村)の切符を確認する車掌(吉澤)は、子どもが無くしたという濃い青いオモチャを探す。灯台下暗し!先輩車掌(木村)のポケットに入っていた鉄道模型。濃い青いオモチャって、この夜行列車のオモチャだったんですね。そろそろ飛ぶぞ。犬が接近してきたら飛ぶんだ。思ったよりも犬ですね!うわ~フヤフヤ浮いてますね~!あれ?あの丘の上に誰かいますよ?マヌケな顔してるな。そうですね。いざ、次の世界へ!
V.雑踏に浮かぶ夜行列車
濃い青いオモチャこと夜行列車が、街の中を進んでいく。黒い犬の彫像の上を登り、空へと旅立つ。

1時間弱、かなり巻いて終了したとのこと。意味がわからないままやっていたネタもある、と吉澤さんの爆弾発言。
単独へ向けて合宿した2人。ネタ作りを木村さんに任せ、吉澤さんは耳と椅子を作るのに必死だった。寝て起きて耳を作った2日間。そんな耳盃は歌詞を決めていたにも関わらずすっ飛んで、その場で歌詞を作りながら歌っていた。木村さんの妙な歌詞に吹き出してしまった吉澤さん。伝統芸能シリーズを今後も続けていきたいと木村さん。

最初のコントと映像は白衣装、それ以降はすべて黒衣装。空飛ぶ夜行列車が乗客を次の世界へ連れて行くということは、輪廻転生?オープニング映像で白い幽霊が出てきてたから、あの丘は死後の世界なんだろうか。その辺の説明は何も無かったから、ただの想像だけど。
内見が一番好きだな。イラッと来る女を演じる吉澤さんの上手さよ。綺麗なんだけどデカい。木村さんホントに力持ち!
直立不動とか機械とか、微動だにしない木村さんの様相に笑いが起きるシーンも。彼の佇まいは独特よね。吉澤さんのマイムもやたらと上手い。サイレントコントが成り立つのは素晴らしい。
オープニング映像の曲とダンスがピッタリ合ってて可愛かった。2人とも綺麗に踊るねぇ。ずっと見ていたいクセになる感じ。
1時間は短い!あっという間だった。次回はもう少しやって欲しいなぁ。そして伝統芸能第二弾も見たいw

[ミス・パラレルワールド – 相対性理論]

コメントを残す

*