TrueAct2021

@大田区民プラザ 13:00 P列 9番

クラファンで張り切ってゲットした夜公演だけでは足りないであろうと予測して、一般で昼公演もゲット。後方だけど舞台全体が見える位置で良い感じ。

開演前のざわつき、開演直前の静寂。観客たちもどことなくソワソワしている。生の舞台はこの緊張感がいいんだよね!

門。池田洋介さんのオープニングアクト。ナレーションとマイムと漢字が絡み合ってストーリーを作り上げる。道具の転換要員は、オレンジのコートをまとった妙に派手なスタッフ2人。

・デビットラムゼイ
一輪車とドラムとリングと、ド派手な道具たちが舞台に置いてあるだけでワクワクする!テキトーな口上と、どこまで本気かわからないジャグリングや一輪車のパフォーマンスでめっちゃ笑った!スタッフ2人のやけに機敏な動き、客上げした青年の戸惑いっぷりにも笑う。

ショーの続きでお客さんと大きなフワフワボールパス。サクラジャナイヨ!とデビットラムゼイさんが叫ぶほど青年のジャグリングが上手いw

・謳歌
S字の道具が2本、音楽と照明とうごめく光が美しい。終盤の転調からの色変化がとてつもなくカッコイイ!

メトロノーム。池田さんのショートアクトが幕間に挟まれていくようだ。カチカチという音とともに手足も顔も言うことを聞いてくれない。

・村田奈央
コート掛け、ジャケット、シャツ、カード、影。和装izumaさんは見る機会が多いけど、本名のソロはほとんど見たことがない。こぼれ落ちるカードすら美しい。影を使ったラストが素敵…!

時報。シガーボックスを置いたテーブルから手が離れないスタッフ。2人でジタバタ。池田さんが間に立って咳払いするとアッサリ逃げて行くw組み替えるときの木製シガーボックスがカツンと載る音が響いて良い。

・深河あきら
投げ上げただけで光の軌道を生み出すほど赤く強烈な光を放つディアボロ、客席を睨みつけるような強い視線、広い舞台を縦横無尽に動き回るパフォーマンス。カッコイイ!!!4個回してたー!スゲーーー!幕が下りてからの客席のため息の量が、今のショーの凄まじさを物語る。

キュ ケイの紙を持つスタッフ2人。休憩10分間のパネルに変化。

休憩明け。パネルを片付けるスタッフが舞台を歩いている途中で、華やかな音楽が掛かる。慌てて幕の後ろに逃げる2人。

・Witty Look
やけに派手なスタッフの正体は彼らだった。慌てて着替えて早速一輪車。にこやかなDAIKIさんの切り替えが早いwアクロバティックで楽しいショーに、たくさん笑ってたくさん手拍子してたくさん拍手した!ラストの5連で何故だか涙が出てきた。面白いけど最高にカッコイイよ!

・藤山大樹
七変化。単独公演ではいつも最前列をゲットしてしまうので、後方席から見たのは初めてかもしれない。舞台に投影される照明の紫も美しいな。仮面のキャラクターに合わせて大樹さんの動きも変化するのがよく見える。

デビットラムゼイ&Witty Lookのマジックショー。ジャンルとしては直前直後と変わらないマジックなのに、この3人がやるととても胡散臭いw

・伝々
黒い幕に同化するような黒いスーツと黒い箱。その場から動かない伝々さん、伝々さんだけを照らすピンスポ、赤い封筒と白い紙。ストイックなほどにシンプルな色と演出。1枚の紙が次の瞬間に折鶴へと変わる。同じステージマジックでも大樹さんとは対極ともいえる見せ方、どちらも凄まじくて唸る。

Change The World。幕前で池田さんのアクト。悲しげな表情とともに綴られる「僕は無力だ」が切ない。

・池田洋介
Hello Goodbye!幕が開いたら自分でケースを持っていって続ける。幕間も本編も池田さんとは贅沢な演出。近くの席にどうやら初めて池田さんを見た人がいたようで、次々に入れ替わる文字たちの展開に、ファ!?と驚きの声が聞こえていた。そうなんだよ、凄いんだよ、と心の中で頷く。

Change The World。再び幕前で。何年も何度も見ていても、これは必ず涙が出る。もはや条件反射の領域。

・桔梗ブラザーズ
衣装が紫でもシルバーでもない!激しめの音楽と2人のパワーに圧倒されまくり。カッッッコイイな!!!音楽と色変化と投げるタイミングが完璧で何度も拍手した。ラスト10本一発成功凄すぎた!あんな色とりどりの照明の中で強烈に光るクラブがどう見えてるのか…。

エンディング。1組ずつ登場、そして撮影タイム。アピールしまくるCHEEKYさんをたしなめるDAIKIさんに笑う。幕が閉まるとともに、左右開脚しつつ最後まで客席を覗いている深河さんとCHEEKYさん。

2ヶ月ぶりの生の舞台がTrueActとは贅沢すぎる。後方席でも充分に圧倒された。夜公演はこれを目の前で見られるわけですよ。やっぱり2回見て良かった!

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