神保町花月「パーフェクト・ライフ #3 宿命という名の結末」

@神保町花月 16:00 B9

3ヶ月連続公演、終演。今後のためにではなく、自分のためにあらすじまとめ。

寿一(吉田)と国松(じろう)は最後の問題を解決できないまま、天国行きへの期限が残り1日半になっていた。竜太(忍)には天国に戻されてしまうということまでは話していないため、明後日には元に戻れるんだろ?と楽観視している。
まどか(VITA)は寿一と命(椎橋)が出会って明日で5年目だと知り、「てんずらたいし」で結婚式を挙げることを提案する。入れ替わっているという事情を知る竜太は、明日は良くないと反対するも、結婚に異様にこだわる空(大貫)に押し切られてしまう。
まどかは東大で哲学を学んでいるというウソをついていた明(小川)に謝られるも、ショックを受けたままだった。男を見る目が無いと嘆く。
文司(西木)はまどかに告白しようとするが、恵(山貝)が現れ言い淀んでしまう。恵に、ホストを辞めると宣言した。簡単に金が稼げると思っていたが、間違いだった。仕事を見付けて働くと。
角野(佐藤)に不満があるのが共通の問題なのでは?と思い至る寿一と国松。2人同時に「クソ野郎!」と叫ぶが、腕輪は外れない。怒った角野はもう書かないと言って出ていってしまう。
命は恵に感謝の言葉を言う。すると恵は、200万を取り出した。代理母を頼まれたとき、本気かどうかを試すために200万用意させたけど、命が良い親になると確信したから、返すと言う。苦しいこともあるだろうけど、あきらめちゃダメだよ。
天使(阿部)はベロベロに酔っ払った姿で「てんずらたいし」に現れた。飲まなきゃやってられない、と愚痴をこぼす。
もうエンジェル出版では書かないという角野に、国松は「書かないんじゃなくて書けないんだろ!」と怒鳴る。国松が普段思っていたことを全部吐き出した途端、腕輪が外れた。その言葉は、寿一も心の中で思っていたことだった。一流企業に勤めているというプライドが、本音を言えなくしていた。
あとは国松の問題が解決すれば元に戻れる。寿一は国松に詰め寄るも、国松は自分のプライドを崩そうとしない。死ぬのは嫌だけど、これがなくなったら生きていけないと言う。
翌日、角野が寿一に原稿を渡しに来た。書けないと言われ悔しくて一晩で書き上げたと言う。原稿を読んだ国松は、本当は自分に才能が無いのはわかっていた、とつぶやく。入れ替わった寿一の姿で編集長に自分の原稿を提出したが、1ページ目でボツにされた。素人の作品だと言われた。竜太や空が励ましてくれるから頑張ってきたけど、自分が1年かけて書いた作品を一瞬でボツにされ、一晩で書いた角野の作品は面白かった。
国松は、空に小説を書くのを諦めると宣言。そして腕輪が外れた。
雷鳴が鳴り響き、再び2人は入れ替わった。寿一と国松は、元の姿に戻った。
空は、好きな人を追い詰めていたと知り、小説家じゃなくても、国松を世界で一番愛してると笑う。国松は空にプロポーズした。ちゃっかり自分のウエディングドレスを用意していた空は、合同結婚式だ!と喜んで取りに行った。
やってきた天使に元に戻ったと報告すると、ひとまずはね、と浮かない顔。そこへ明がやってきた。
明の正体は、規律を乱す天使を取り締まる、公安天使だった。一度天国に来た人間を地上に戻した天使の動向を追っていた。今までも同じことを繰り返していたが、今までの人間はすべて問題を解決できずに天国へと戻ってきていた。しかし今回は違う。大天使様を怒らせた罰を受けてもらう。2人のうち1人だけを天国へと戻す。もう1人は地上にいて良い。10分の間に、どちらが天国行きか決めろ。
2人は、自分が死ぬのは嫌だがおまえが死ぬのはもっと嫌だと譲らない。寿一は国松に向かって静かに声を掛ける。「おまえは、俺の大切な、もうひとりの俺なんだから」
寿一は、結婚式を挙げさせてくれと明に懇願する。2組のカップルが結婚式を挙げた。
1年後、命は娘の未来を抱いてあやしていた。国松も息子の国武をあやす。大きくなったら未来ちゃんと結婚させると宣言する国松に、寿一が未来は可愛いから玉の輿だと怒る。
そう、俺達は生きている。すべてはあの人のおかげだ。
自分が死ぬと譲らない2人にイライラする明は、2人とも天国に送ると言い出す。それを止めたのは、天使だった。僕の気まぐれで2人に迷惑をかけてしまった。自分はどんな罰でも受けるから、2人を見逃してください。お願いします、お願いします、お願いします…。
天使は罰を受けて人間になり、明もまた、連帯責任で人間になっていた。
2人の子どもを見て、明は僕も子どもが欲しくなりましたと笑う。それを聞いたまどかは、明くんの子ども産もうかな!と明の腕を組む。ちょっといいですか~?と言いながらぶっ倒れた。
人間はいつか死ぬ。その日まで、精一杯生きてみよう。

[さよなら僕のハックルベリー – GOING UNDER GROUND]

シリーズモノはキャラクラーに感情移入することが多いけど、パーフェクトライフはあまり無かった。出演者の見事な演技力に感心してることの方が多かった。
再び入れ替わった寿一と国松、吉田さんがモゴモゴした感じからスタイリッシュに、じろうさんがカッコイイ感じからオドオドに。姿勢や表情や目線や喋り方、すべてが入れ替わった。あれは本当に凄い。
それと、小川くんの変貌。穏やかでちょっと変な青年だったのが、公安天使は関西弁でガラの悪い威圧感のあるキャラ。あの変貌っぷりには驚いた。寿一と国松を怒鳴りつけるシーンはドキドキしたなぁ。カッコイイ。
椎橋さんと大貫さんの口調や声のトーンの使い分けも良かった。絶対笑っちゃう。大貫さんの「やりそうな顔してんなぁ?」とシソンヌ2人に詰め寄るシーンが好きだ。
忍さんのツッコミがあるからみんな自由にやれてるのかな、という印象。誰かが滑っても忍さんがいればなんとかしてくれる、という頼りがい。
アロハは最後に3ヶ月公演が出来て良かったね。もう舞台に立つ姿が見られないのは寂しいけど、良い役を最後に見られて良かった。

御茶は紅十から続く神保町花月生活に一区切り。シソンヌはまだ続く…。神保町花月に出るメンバーが偏りすぎなのが気になるところ。
ある程度集客できて演技もそこそこできないと呼ばれないのはわかってるけど、たまには違うメンバーも見たいよ。

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