神保町花月「わたあめ、チューした、タララッタ」

@神保町花月 19:00 D5

いつものメンバーに加え、夏休み期間ということもあってか、客席は相変わらず満員。

長期間公演のせいか、前回見た時よりキャラに入り込んでる人が多い。セリフや動きがちょっとずつ変わっている。
福田さんがしばらくうつむくシーンがあるけど、寝てるんじゃないかと思うくらい微動だにしてなかった。意外と肩幅あるなぁ、と上から見て思った。
ストジャムの蘭ちゃんの衣装を、葉生ちゃんが着ていることに気付いた。幅が違いすぎる。葉生ちゃん細いし、福田さんはああ見えてガタイが良い。
どうやらちょいちょいサプライズ出演しているライス。前回見たときはいなかったけど、今回は2人とも出てきた。数秒なのに大歓声が巻き起こる。さすがだ。
オープニングの林さんが衣装で遊んでいた。本編はキッチリ衣装決まってるから、ああいうのはできないよね。
明日の千秋楽が終わった頃に、あらすじを追記しよう。

【8/14追記】
スカイツリーを眺めている老人。そこへやってくる写真好きな大学生。身長のことを馬鹿にされ、怒った大学生が立ち去った後、身体の大きな中学生がやってくる。中学生が立ち去った後、サングラスにベビー服を着て竹刀を持った男がやってくる。

・わたあめ(品川)
上野ナツオ(竹内)とミドリ(石井)はクリーニング屋を営む夫婦。ミドリは妊娠中。
近所にできたクリーニングチェーン店に対抗するため、スーパーランドリーを導入しようとナツオの大学時代の先輩(LLR伊藤)に融資をお願いしていた。しかし先輩にも家庭があり、子どもにお金がかかりそうなので融資を断りに来た。
貯金は無いのかと尋ねる先輩に、お父さんが夏祭りに歌手を呼ぶためにお金を持って行ってしまうと嘆くナツオ。昔はたくさんの人が訪れていたが、今では観客は6人程度。
弟のタイヨウ(福田)が久しぶりに帰ってきた。何の仕事をしているかもわからない、パチンコばかりな弟に怒るナツオ。しかしタイヨウは、寝るからと言って部屋に入ってしまった。
帰ってきた父のタミオ(徹)に夏祭りを中止するように言うと、店なんかどうでもいいから祭りをやると激怒。起きてきたタイヨウも交えてケンカになってしまう。夏祭りは確かに来る人が減ったが、楽しみにしてくれている人もいる。そのためにも続けなければならない。
俺が融資できなかったから家族崩壊してしまう、と泣き出す先輩。閉店間際まで泣き続けた。
タイヨウが、父が書いた遺書を見つけてきた。普段は口の悪い父親が息子たちのことを想う内容に、祭りをやろうと言うナツオ。タイヨウも、自分がバンドをやっていることを明かし、祭りで歌わせてくれと言う。
父が帰ってきて、遺書を読まれたことに照れる。が、金庫に入っていた金がなくなっていることに気付く。犯人はタイヨウだった。再びケンカになる3人。

・幕間
ベビーギョルン(亮)に、仲間に入れてくれと懇願する女(長谷川)。男に言い寄られることに嫌気がさしている。泣きわめく女に、仲間に入ることを承諾するベビーギョルン。女に、お昼寝マットという名を与える。池袋と名乗った女だったが、ベビーギョルンに押し切られ、ありがとうございます!と絶叫。

・チューした(渋谷)
喫茶店で買ったばかりのスマートフォンを操作している青年(ピクニック)。近くの席で同じく買ったばかりのスマートフォンを操作している女性(伊藤真奈美)をチラチラ見ている。女性が席を立ったとき、テーブルの上の紙袋を見て、同じやつだ!と嬉しそう。
急に動かなくなったスマートフォンにパニックに陥る青年。同じくスマートフォンが動かなくなった女性に、思い切って声をかける。新橋ダイキと名乗った青年に名前を聞かれ、女性は一瞬の逡巡のあと、田町千尋と名乗った。若い子の気持ちがわかるかと思ってスマートフォンを買った千尋。全然ダメね、と笑う。
初心者同士、アプリを教えあったり写真を送りあったりするため、連絡先を交換した。風景や食事、冴えない友人たち(ライス)の写真を送りあう2人。何度かお茶をする仲になる。ダイキは水道橋の観覧車が見える場所に住んでいる。観覧車が時計回りだと思う人は、少し未来に進み、観覧車が反時計回りだと思う人は、少し過去に戻る。
ある日のデート中、千尋の電話が鳴っているのを見てしまうダイキ。着信音は、ドリカムのうれしい!たのしい!大好き!。表示されていた名前に衝撃を受けた。広山さんというバイト先の怖い先輩に呼び出されたと言い訳をして帰っていく。
千尋を呼び出したダイキは、好きな人が誰かを傷付ける姿を見たくないと伝える。千尋が結婚していることは、最初に名前を聞いたときから気付いていた。まだ間に合う、もう会えないと頭を下げた。
最後に観覧車に乗ろうと提案する千尋。観覧車の中で、手も繋いでない人のこと、こんなに好きになるんですね!チューくらいしておけばよかった!と言うダイキ。頂上に差し掛かったとき、千尋がダイキの顔を写真に撮った。同じくダイキも千尋の顔の写真を撮る。
千尋が差し出したスマートフォンの画面に、ダイキもスマートフォンの画面を合わせた。
常日頃から「カッコつけろ」と言うバイト先の先輩、広山さんに電話をしているダイキ。僕、カッコつけましたよ!カッコつけるってツラいんですね!

・幕間
ベビーギョルンとお昼寝マットが、オギャーと言う特訓をしている。おまえのオギャーには地獄に生まれた苦しみが感じられない、殺すぞ!と脅す。
殺せよ!と床に寝転がって絶叫するお昼寝マット。その気持ちがあれば、おまえだけのオギャーができると言うベビーギョルン。再び特訓に戻る。

・タララッタ(新宿)
部屋でケータイをいじっている中学生(ジェントル)。次元のコスプレをした男(林)に銃を向けられている。
平日の昼間に変な男が部屋に入ってきた!と、ツイキャスを始める中学生。彼は引きこもりだった。この時代に外じゃないとできないことって何?という質問を投げかける。サッカー?野球?食べ歩き?という男の答えに納得しない。
満足いく答えが出なかったと座り込む男。夕方になってもまだ考えていた。最初の目的は何?やれるよ!と逆に男を励ます中学生。
父親は優しいけど、テレビでやっているような引きこもりを家から出すプロにお金を払って連れてくるような人。母親は若い子の気持ちをわかろうとしているようだが、息子の成長に戸惑っている。
アメ横でカツアゲされたとき、同級生で一番身体が大きいのに真っ先に逃げてしまった。それがみっともなくて家にこもるようになってしまった。
外でしかできないことは「生きる」ことだと訴える男。おまえが部屋でしているのは「息る」こと。違いがわからないと言う中学生に、「生きる」とは「タララッタ」だと言う男。言葉ではなく感じるもの。今の俺はやりたくもないことをしているから、「息る」の方だ。外に出て「生きる」を感じてみろ、ダメだったらまた部屋に戻ってくればいい。
中学生の父親が帰ってきた。男は慌てて出ていくが、玄関先で鉢合わせたようだ。
部屋に入ってきた父親(LLR伊藤)は、息子のマリンの部屋に泥棒が来たことに不安がる。しかし彼は、友達だとごまかす。時期が来たら外に出るよ、と言う息子の言葉に泣き出す父親。
父親は、男に謝礼の金を渡そうとしていた。男は泥棒のふりをして親のありがたみをわからせようとしていたが、何もできなかったと謝礼を断る。奥さんと仲良くというアドバイスに、俺ですから!と自信満々な父親。
知らせてあげなきゃ、と父親は電話を掛ける。電話の向こうの着信音は、ドリカムのうれしい!たのしい!大好き!。

・幕間
人前に立ちたいと言うお昼寝マット。広山さんのお兄さんの劇団のアニマルオブラブを見に行ったら凄くカッコ良かった、自分も伝える側になりたい。
そこへやってきたバンド仲間(福田)。一度はバンドを辞めようとしていたが、思い直して戻ってきた。オギャー!と絶叫。観客が少なくても、1人でも観客がいる限り続けなければならない。赤ちゃんはワガママなんだよ!
そしてもう1人、ベビーキャリア(林)が戻ってきた。金のためにいろいろやったが、結局戻ってきた。ここに俺の居場所はあるかい?
夏祭りで東京音頭を歌うことができるという話に、ベビーメタルをやってやるという決意をするベビーギョルン。どこかに電話をしている。広山だけど、夏祭りで歌うことになったから写真撮りに来いよ。

・夏祭り(浅草)
櫓の前でソワソワしているタミオ。死んだ母さんが帰ってくるかもしれない。しかし母さんよりいい人が現れたらそっち行っちゃうかもな。
ベビーメタルの格好で現れたタイヨウに、なんだその格好!と驚くナツオ。タイヨウの夢を知りたいと願っていたタミオでさえ、知りたいと思わなければ良かったと嘆く。ギョルンとキャリア、撮影係のダイキもやってきた。
父親と一緒にやってきたマリン。キャリアを見つけ、それがタララッタってことなの?と尋ねる。マリンが外に出るようになったことで、融資をすると言う先輩に喜ぶナツオ。
準備できました、とやってきたお昼寝マットの姿を見て、哺乳瓶で前歯を折ってください!と追いかけるタミオ。逃げるお昼寝マット。マリンも彼女を気に入り、お父さんあの人買って!と追いかける。金かかりそうだから融資無しな?とナツオに謝る。ダイキもまた、チューさせてくださいとお昼寝マットを追いかける。その姿を見て千尋がダイキを追いかける。お母さん僕恋をしたの!と言うマリンに千尋は、それは恋ではなくただの性欲だと叫ぶ。
全員が走り回り、ひたすら追いかけっこ。何故か走り抜けるコウモン(田所)と関町。
東京音頭が流れ、櫓の周りで盆踊りが始まった。歌うはベビーギョルン。サンキュー東京、アディオス!

4部構成になっていた今回。バラバラだった登場人物が徐々に繋がっていく展開はお見事!
舞台が吉本の劇場がある地域だったり、苗字がみんな山手線の駅名だったり、とことんWCT仕様。上野、池袋、新橋、田町。
林さんのシケン姿が再び見られて嬉しい。広山の兄が劇団アニマルオブラブだったり、サプライズとして登場した田所さんがコウモン姿だったり。寅兎とのつながりが見える。

伊藤ちゃんと林さんの役名が不明だ。伊藤ちゃんは苗字が田町なのはハッキリしてるけど、下の名前を呼ばれたこと無いよね。林さんはシケンなんだろうけど、本名は出てこない。あと福田さんのベビーメタルの役名が聞き取れなかった。一度しか呼ばないし。しかし今回の福田さんの衣装は、私服もベビーメタルも可愛かった。ネタだといつも似たような服装だもんね。チェックのワイシャツだなんて珍しい。
このメンバーは明るくて楽しくて賑やかで、見ていてとても楽しい。年末公演にも期待。

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