神保町花月「It’s show time!」

＠神保町花月 18:00 E13

10期公演！脚本はブレーメン関根さん、演出はかたつむり林さん。何から何まで10期尽くし！
斎藤さんの口上からスタート。「It’s show time!」

ここは廃れたサーカス団。今日もピエロはおどけてる。自分の悩みや哀しみは、化粧の下に閉じ込めて。誰かを笑顔にするために。
あらすじの通り、売れないサーカス団のお話。話の中心はピエロとその息子。サーカス団の他のメンバーと経営者、息子の友達、サーカス団に出資しているセレブ、サーカスファンのおじいさん、そしてピエロの奥さん。
ちょっとだけ物悲しい、でも底抜けに明るいお話。
どことなく胡散臭い雰囲気の三須さんの演技が役にピッタリで、ストーリーにハマり込んでしまった。阿部ちゃんの淡々としたセリフが涙を誘う。
メルヘン倶楽部の2人、綺麗だった！神保町花月では男役しか見たことなかったから、逆に新鮮。出番は少ないけど、とてもカッコイイ役だった。
井元さんと岡部さんのやり取り、アドリブなのかな？なんだかフワフワしてた。岡部さんの噛み方がものすごかったｗそりゃ佐助さんも見逃せないわ。

関根さん、良い話を書きますなー。夢が詰まった素敵な舞台だった。
暗転のタイミング、誰かの印象的な一言の後に暗くなるから、毎回ワクワクしてしまう。こういうの、林さんが考えてるんだろうか。
なんだかインパクトのある舞台だった。エンディングの盛り上がり素晴らしい！10期生の身体能力ハンパない！ここで情熱大陸とかカッコ良すぎるでしょうが!!

チャレンジ公演もあなどれませんな。芸人さんが書いた脚本、好きなものが多い。
ブレーメンを見る目がちょっと変わった気がするよ。