ブロードキャストの差し漫才

＠浅草花月 17:00 ロ26

ブロキャスとゲストが交互に漫才をしていく、差し漫才。1時間の漫才の後、30分の反省会。
今回のゲストはLLR。

舞台上にはサンパチマイクが1本。
登場したブロキャスが、遅れて来るお客さんを待っている。小声でヒソヒソ呟いている2人。まずはライブの主旨説明から。説明から自然な流れでいつの間にか漫才へ。
1時間のネタは以下。Bがブロキャス、LがLLR。
B：名前の紹介で熱唱～ジムでご近所さんと交流
L：雨で天パがまとまらない～漫才目当て
B：名前の紹介で熱唱せずに終了
L：ロールプレイングゲーム
B：門限
L：怖い話
B：高校時代にワルだった話～遅刻
L：いっていい？

LLRのいっていい？ネタ中に59分を迎え、すぐにオチ部分に切り替えて、1時間ちょうどで見事に終了。暗転した瞬間に舞台横のデジタル時計を見上げたら、ピッタリ18:00だった。鳥肌立ったよ！

反省会は、お互いの漫才技術の褒め合い。しかし福田さんが何かを言うと、吉村さんがバカにしてるだろ！とカンペの紙を床に叩きつける。でも実は伊藤ちゃんの方がキツイことを言っているような…。
ブロキャスは正統派漫才に見えて、実はベタなことをしている。ロシモンと同じようなネタ。
LLRのネタは平均10分。ブロキャスの2本目は最短記録19秒。してやったりなブロキャスに対し、LLRは持ち時間が増えたと喜んでいた。
ロールプレイングゲームのネタは、NSCに入る前に作ったネタ。スキー場のゲレンデでの営業では鉄板ネタだったが、ルミネでやったら全然ウケなかった。
吉村さんいわく、漫才中の伊藤ちゃんは楽をしている。伊藤ちゃんいわく、楽じゃないよ！福田の話をこの距離で聞いてごらんなさいよ！
怖い話のネタ中に福田さんの熱演を見ていた伊藤ちゃん、袖でブロキャス2人が漫才中と同じ立ち位置で覗いていることに気づいていた。
沖縄ツアーで福田さんに奢らされた吉村さん。自然に先輩のプライドをくすぐって、奢らせるように仕向けるらしい。伊藤ちゃんは先輩に奢られすぎ。ツアー中、福田さんが白井さんに「お父さんがこういうときは後輩に奢りなさいって言うから10万円持ってきた」と言われた。ボケなのか本気なのかわからなくて悩む4人。
やっぱりB’zの話になる3人。房野さんが嫌そうに身を引くものの、好きな曲を言わされて、言ったら言ったでチャラい！とバカにされる。本番前にもB’zのアルバム曲を歌っていた3人。仲間に入れなくて1人ぼっちだった房野さん。
ルミネでのネタ中に房野さんが指パッチンでネタを締めたと主張する伊藤ちゃん。今回の差し漫才もそれで終わらせましょう、ということに。福田さんが考えた、差し漫才あと7時間やります！というわかりやすいボケに対し、指パッチンで突っ込む房野さん。良い音鳴るね！そのまま終了。

伊藤ちゃんのトーク中のツッコミ上手いなー。チクリと刺す感じが福田さんより手厳しい。福田さんが異様に伊藤ちゃんを庇うから、結果的にふんわりと面白い。主に福田さんが喋ってたんだけど、ブロキャスがガンガン突っ込んでスピード感が増していた。
2組とも長尺ネタで真価を発揮するタイプだと思うので、こういう時間制限の無いライブは面白い！
ブロキャスとLLRは、ボケツッコミの立ち位置と、ボケが動き回るというスタイルが一緒だということに気が付いた。相性いいかもね。
7月はチケット取ってないけど、次があったらまた見に行ってみたい。