はりけ~んず前田・バッファロー吾郎木村オタクトークLIVE~登風に吹かれる木村 #4~

@阿佐ヶ谷ロフトA 19:30

佐藤さんがすっかりレギュラー化したオタクトーク。今回は、直前に椎橋さんのゲスト出演が決定。前回よりも女性客が増えていたような気が…。

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会場に入ってくるなり、前田さんが「お客さんが減った!」と嘆いている。木村さんはそんなことないと宥めているものの、確かになんとなく減っているような感じはするw
月曜日で夜遅くなるし、時間に余裕のある社会人くらいしか来られないと思う。難しいよね。
前田さんがみつばちハッチを見に行こうとしたけど、10時からの1回しかやってなかったという話。プリキュアを1人で見に行ったときは不審者扱いされたようで。お笑いファンやオタク界では前田さんのオタクっぷりは有名だと思うけど、一般市民が知るほどではないかー。

1組目は「特撮オタク」椎橋ジャスタウェイ。銀魂好きな木村さんが早速名前に食いつく。名前の説明で椎橋さんが「銀魂知ってますか?」と客席に聞いたら、前田さんが「オタクなめんなよ!」と一喝していた。お笑いライブと同じノリで聞いたら怒られるよw
まずは椎橋さんの経歴から。JACで学生時代から怪人役や裏方をやっていたという話。1人じゃ脱げないようなスーツを着てショーをすることもあるらしく、夏場は本当に大変そう。首から落ちたという話は何度聞いても痛そうでゾワゾワする。生身のショーはトラブルが付き物。前田さんが以前見たプリキュアショーでも、急に主役がいなくなって敵が舞台に取り残された。余程の緊急事態が起きたんでしょうね…。
仮面ライダー電王とキバの映像を見ながら、ライダーの中に入っているスーツアクター高岩さんについて語る。アニメオタクな人は特撮はあまり見ないようで、新鮮な反応だった。電王での4キャラ演じ分けのコミカルなシーンで盛り上がる。クライマックスフォームはカッコイイんだけど、キャラが喋りだすところは面白いよねー。高岩さんの身体での演技力が凄い。
高岩さんの表現力がどうにかみなさんにも伝わったようで、椎橋さん一安心。キバのときの細かすぎる演技は反応薄かったからね…やっぱり電王はいいよね!
木村さんが電王を見ていたらしく、質問したり同意したりとトークを広げてくれた。椎橋さん落ち着いたトーンで喋ってたけど、もっとオタクの熱を出せば良かったのにwこのライブなら、オタク度が深いほど受け入れられるんだから。

2組目は「モノマネ師」NOモーション。まさかの環八メンバー登場に、一緒にいた御茶ファンの子と局地的に盛り上がる。
木村さんがモノマネ番組に出たときに目を付けたそうで。アニメモノマネを得意とする彼らに、自由にネタをやってもらうことに。
サザエさんやらジブリやら北斗の拳やら、有名どころを惜しげもなく披露。矢野さんの器用さとこてつさんのムスカで歓声が起こるw
神谷明さんはともかく、千葉繁さんのモノマネをする人はあまりいないということで、リストを元に次々にネタ振りをしていく前田さん。客層的には幽遊白書の桑原が一番盛り上がってたかな。あとは北斗の拳のナレーション。お笑いライブだと全然反応ないらしいけど、ここは打てば響くライブですよ!美味しんぼのマニアックなシーンを1人で再現する矢野さんに、木村さんの笑いが止まらない。
前田さんも木村さんもすっかり矢野さんがお気に入り。こてつさんも郷里さんのモノマネが出来るのは貴重なんだけど、ムスカの印象が強いらしいw次に呼ぶときはムスカで飲み物を運べと指示。本当にやってくれるかしら。

3組目は「元アニメーター」おもしろ佐藤&人間の証明。すっかりお馴染みの2人ですね。
しかし前回は前田さんに怒られた人間の証明さん、今回は呼ばれてないのに自らリベンジしに来たらしい。
とりあえず後回しにして、まずは佐藤さんから。前回キテレツの酷い作画について話したけど、映像が見つからないとのこと。DVDにする際にあまりに酷いものは修正が入るようで、レンタルDVDには残っていないらしい。引き続き調査を続けるということで、今回は珍しいアニメを持ってきてくれた。手塚治虫先生の、哀しみのベラドンナ、クレオパトラ、千夜一夜物語。水彩画で描かれたという美しい絵で、アニメというより絵画のよう。その美しさとは裏腹に、予告編では他のアニメ作品のキャラクターがバンバン出てきたり、昔の作品らしく「乞うご期待!」というような字幕が平気で入ったりする。いやぁ、貴重なものを見せていただきましたよ。水彩画のアニメなんて初めて知った。
ちゃっかり次回出演のためのアピールをしたり、佐藤さんのトークがとても軽快でしっかりしている。説明も上手いし、会場の空気を取り込んでるなぁ。たまに先輩の話を聞いてなかったりするけどw
そしていよいよ人間の証明さん。まずはリベンジで、素晴らしいと思う作品を紹介。なのはだったかなぁ…作品名忘れちゃったけど、華やかな学園モノっぽいアニメに唐突に戦闘シーンが入ってくる。作画監督がほぼ1人で描いたという作品。確かに美しい作品なんだけど、裏話の方が凄いw
ラストは作画が酷いという作品。…が、何故かモニターが机の上に置かれる。なんと18禁アニメを持ってきたようで、お客さんに見せる前に検証しましょうとのこと。途中でかなりアレなシーンがあったようで、直前までを見ようということに。喋ってるのに口が動いてなかったり、首の角度が明らかにおかしかったり、素人目に見ても違和感がある。締切に間に合わずに強引に仕上げるとこういうことになるようで…。この作品、人間の証明さんが以前いた会社で制作されたもの。実は上映できなかったエロシーンを作画していたのは人間の証明さん。中国や韓国にエロシーンは任せられないらしいですよ!

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偶然にも環八メンバーが揃ってしまった今回のオタクトーク。御茶ノ水男子もNOモーションもお互いが出演することを知らなかったようで、楽屋で驚いていたようだ。
多彩なメンバーで、そのジャンルに詳しくなくても面白いトークライブなんて素晴らしい。また椎橋さんやNOモーションも呼んで欲しいな!

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