ショータイムの公開練習60分と劇団オコチャ特別公演“劇団シューレスジョー”60分

@浅草花月 16:00 ロ20

オコチャさん企画2本立て。ショータイムは劇団オコチャからの派生ということで、ついに共演を果たした。

幕が開き、まずはショータイムから。
ラフな服装で並んでいるメンバー。しんちゃんはピッタリしたタイツを着て腰にストールを巻いている。池谷さんは頭にタオルを被っている。小林さんは赤いジャージ。ピク兄は薄紫色のTシャツ。椎橋さんは首にタオル(おそらく仮面ライダーグッズ)を巻いている。佐藤さんは赤いチェックのシャツを着て髪をピンで留めている。林さんは胸に大きく「復活」と書かれたTシャツ(チキンタツタ復活の時に貰ったもの)を着て髪をピンで留めてシチサンにしている。
音楽に合わせて踊り始めるメンバー。しんちゃんの先導で、みんなが同じ動きを繰り返す。小林さんいわく、スパルタな教え方。どんどん進んでいく。

エンターテイメントの神様の声で、このライブの主旨説明。ショータイムは部活なので、練習風景もお客さんに見てもらいましょう。
6月にも公開練習を行い、8月には本公演も決まっているとのこと。

効果音に合わせてパントマイムの練習。しんちゃんと小林さんが上手いので、みんなで上手くなりましょう。ドアを開ける音、銃声、徐々に謎の効果音が増えていく。
やはり小林さんが上手い!カチッと止まる動きが綺麗に決まる。あと表情が豊かで良いね。
次は即興ダンスレッスン。忙しいメンバーが多いショータイム。練習時間も短いので素早くダンスを覚えましょう。しんちゃんが覚えてきたダンスをこの場でみんなに教える。
Fit’sのCMダンスを30分程で覚えてきたしんちゃん。まずは音楽に合わせてお手本。
[ロッテ Fit’s LINK CM]

林さんの、しんちゃんでも30分かかったんでしょ!?というセリフから、しんちゃんへの信頼感が垣間見えた。見て覚えるのと教えてもらうのは効率が違うらしい。
ゆっくり教えつつ練習。途中の山手線のところは3人ずつに分かれる。大きいチーム(池谷さん、椎橋さん、林さん)と小さいチーム(小林さん、ピク兄、佐藤さん)。しんちゃんが小さいチームばかり教えるので、小さい子が好みなんですね!と林さんが嫉妬。
しんちゃんが客席から見ている中で踊ってみると、短時間のわりにとても良く出来ていた。特に大きいチームは完璧。レベルが上がってきている、と嬉しそうなしんちゃん。
暗闇での殺陣とダンスが好評だったので、新しい光を取り入れましょう。みんなそれぞれ光る物を用意してきた。オレンジに点滅するライトセイバー、光るキーホルダーを指に引っ掛けて高速回転、ペットボトルにライトを入れる、蓄光折り紙、ブラックライト、蓄光縄跳び、蓄光手袋、サンマ。
佐藤さんの光るキーホルダーを回すアイデアがとても綺麗だった。抜けないように工夫すれば本番でも使えるんじゃないかな。
蓄光テープをゴム手袋に貼ったものを嵌めてパントマイム。池谷さんがいないなぁと思っていたら、顔面に蓄光テープ貼って出てきた!これが面白いということで、舞台上で蓄光テープを貼り合うメンバー。その間、池谷さんのポテトサラダ小話。暗転。浮かび上がるメンバーの顔。ウォーズマンみたいな佐藤さん、何故か普段と変わらないピク兄。
暗転した舞台。パントマイムからダンスまで、蓄光テープを貼った顔と手で踊る踊る。
エンディングで幕が閉まる途中に暗転を要請したしんちゃん。小刻みに振る手が暗闇に浮かんでめちゃくちゃ綺麗だった!

5分の休憩を挟んで、次は劇団シューレスジョー。仕事で来られないシューさんに、脚本を書いてもらったとのこと。

舞台は田舎の寿司屋。
出前に行ったまま事故に遭い危篤状態の父。寿司屋を継いだ次男の大介、東京から仕事を辞めてまで駆け付けた三男の慎二郎、先回りして父の遺影を作ってきた長男の章永。
幼い頃に父から暴行を受けていた章永は父を嫌っている。大介も楽をしようと寿司屋を継いだ。父が死んだら寿司屋を潰してマンションや駐車場にしようと計画を立てる兄たちを怒る慎二郎。しかし彼が父に渡しているお金が長男のパチンコ代に消えていることを知る。
尋ねてきた保険屋(オコチャ)の前で遺産相続の話でケンカになってしまう3人。事故を起こした相手(とっしー)も尋ねてくるが、フルーツおじさんと名乗り反省の色を見せない。
父は本当に亡くなってしまった。葬式では大介の握った寿司を振る舞った。
葬式後も寿司屋に居座り、なかなか帰らない人物に話しかけてみる3人。寿司おばさんと名乗ったその女性(?)は、父の元愛人だった。遺書が置いてある場所を超能力で見つける寿司おばさん。
遺書には、3人への謝罪や感謝の言葉と、寿司屋は潰して構わないということ、遺産は3等分にすることが書かれていた。
そこへやってきた客(佐藤さん、小林さん&椎橋さん、池谷さん)は、口々に大将にお世話になったと語る。大介は寿司を振る舞い、章永は寿司の握り方を大介に聞く。訪れた客に、また来て下さい、と声を掛ける大介。

ラストはショータイムメンバー、劇団オコチャメンバー、全員でくるりのワンダーフォーゲルを踊る。人数が多いと圧巻だね!
このダンスのとき小林さんと佐藤さんがペアになっていて、間違えたときに2人で顔見合わせて舌出してたのが可愛くて可愛くて…。

ダンスと芝居をいっぺんに見られるなんて、オコチャさん企画だからこそ。どちらも好きなので存分に楽しめた。
ショータイムの公開練習は、本当に打ち合わせのような感じで、みんなが次々にアイデアを出しながら進めていく様子が垣間見えた。林さんはアイデアマンだね。新しい構想をどんどん出していく。
蓄光テープ貼ったまま神保町で芝居しよう、なんて言ってたけど、本当にショータイム班の公演を待ち望んでいるファンがここにいるのです。是非とも。いや、蓄光じゃなくていいから。
今後のショータイムは、6月1日にブラッツにて公開練習、8月29日にタウンホールにて本公演だそうで。絶対に行くぞ!
劇団シューレスジョーは、案の定父親がシューさん。今回は仕事で来られなかったけど、脚本と父親の声で参加。ホロリと泣ける家族愛のお話だった。シューさん素敵。
どっちも楽しかったなぁ。オコチャさん企画は面白い。

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