@よしもとプリンスシアター 19:30 C32
前説はバウンサー。スーツじゃないレオさんはあまり見たことがないので嬉しい。先着100名のお客様に悩み相談アンケートが配られたようで、スタッフさんが回収に行く。舞台袖から出てきたのはブレーメン!律儀に回収するスターに比べ、ウロウロしまくって写真を撮られることに一生懸命な岡部さん。可愛い。
サンパチマイクの前に立った2人。今回の単独は明るく行きましょうということで、暗転一切なし、90分間舞台に居続けるとの予告。
遅刻してきたお客さんを気にする橘さん。そういえば月刊エリヤンの初回でも遅刻のお客さんを気にしていた。初めての品プリ単独だものね。気になるよね。
漫才は今後もやるはずなので、コント部分を覚書。
漫才の途中、電車内でこういうことあるよね?という西島さんのセリフからコントへと移行。スタッフさんが電車の椅子のセットを運びこんでくる。橘さんは着替えのため舞台袖へ。西島さんは回収したアンケートの悩みに答える。
なるほど、こういうことか!月刊エリヤンでのアンケートトークのような感じで、次々と悩みに答えていく。平和なものから深刻なものまで、わりと真面目に答えていた。
着替え終わった橘さん登場。ワイシャツを変えただけw
電車内の設定で座っている橘さん、ゆらゆらしながら寝ている西島さん。ついに橘さんの膝の上で寝始める。体勢を変えて本格的に膝枕。そして床に転がり落ちる。ごろごろ転がる西島さん。必死に抱き起こす橘さん。
こんなことにはなったことないけど、電車の床で寝ている人は見たことがある橘さん。セットの椅子に座ると足が床に付かない。
路上で詩を売っている人に憧れる、とスケッチブックを持って小さな折り畳み椅子に座る西島さん。橘さんはまたまたお着替えタイム。全然変わってない!と思いきや、靴が変わっていた。
背が低いという悩みを持つ橘さんに贈る言葉「コンパクトでもインパクト」。
橘さんも詩を売ることにした。アンケートの悩みを読み上げて、2人で答えていく。大喜利のようだ。
お弁当のおかずのレパートリーが少ないという悩みに、良い言葉が降りてきた!とテンション急上昇する西島さん。「好きな人と食べればなんでもおいしい」。橘さんは2種類のおかずレパートリーで2年間工場に勤め200万貯めた。
顔はいいけど性格が悪いという悩みに、橘さんは「うらやま~」と書き、西島さんは「僕のことみたい」と書く。それを受けて橘さん「いたたた~」。
最後に、エリートヤンキーと名乗る芸人がやってくる。どうすれば売れますか?2人の答えは「わからない」。
最後のコントは、橘さん作。明るいコントをという西島さんの発注に、出来上がったのは大崎車庫というタイトル。
西島さん扮する整備員の田中さん、橘さん扮する山手線。台車に山手線が乗っていて、中に入った橘さんが横から腕を出して棒で床を押して移動。不思議すぎる世界。
中央線や京浜東北線と仲良くなれない山手線。俺も快速になりたい。代々木止まらなくてよくない?田町って、東京なのに田んぼの田が入ってる。
漫才は、引越しの挨拶や孫が好きだな。あと反抗期。孫での悪い顔する西島さんが好きだ。
反抗期は演技なのか本気なのか判断できないくらいの微妙なライン。とてつもなく似合わないあたりが面白い。橘さんがやったら似合いすぎて笑っちゃうだろうな。
漫才、トーク、コント、全部が徐々に展開していって、ずっとニヤニヤしてた。ガッチリ作りこまれた単独も好きだけど、単独だからこそやりたいことを試す場でいいと思う。明るくやりたいという彼らの思いが伝わった。
サラッと話したトーク内容が後のネタに出てきたり、綺麗に繋がっていたり、どこまで自由にやってるのか全部決められたことなのか、ハッとする瞬間もあったりで楽しかった。
また6月に60分漫才をやるようなので、今から楽しみにしていよう。
エリヤンはネタもトークも大好きだ!