＠神保町花月 19:30 B11
御茶ノ水男子初主演！そのことだけで頭がいっぱいで、脚本とか演出とか共演者とか、事前に知っていたはずなのに全然覚えてなかった。
セットを見た瞬間、演出は毛利さんだ！と思い出した。そのくらい特徴のあるセットを作る方。シンプルでちょっと無機質な感じでカッコイイんだ。今回はストーリーに合わせてほのぼの系。
脚本は今井さん。神保町花月では初めて名前を見る方。シソンヌとかチョコプラ周辺の作家をやっているのは知っている。
初主演がこんな良い作品で、本当に良かった！御茶の努力もあるだろうけど、きっと周りの人達に恵まれてるんだよね。
ストーリーはシリアスなんだけど笑いどころもたくさんあって、先の展開がちょっと読めるようなセリフなんかが散りばめられていて、すごく楽しかった。続編も見たいと思わせる終わり方。
椎橋さんも佐藤さんも真面目なんだけどちょっと可愛げのある役で、ほぼ出ずっぱりなのでファンには嬉しいところ。そして御茶ファンにはニヤニヤするような展開も含まれていたり。御茶をよく知る作家さんなんだね。うん。笑い声に混じってちょっと悲鳴あがってたけどね。
エリヤンがすごく良かった！脇役だけどちゃんとストーリーもあって、それでいて自由にやっていて、楽しんでるみたいだった。西島さんが言ったセリフを周りが反芻したり、暴走する橘さんを抑えてみたり。
井下好井も良かったなぁ。好井さんのクールな感じがハマリ役。井下さんは神保町花月出るたびにロボ呼ばわりされてるけど、今回はそんな感じしなかった。むしろあんな子いるよね、と自然に思うくらい。
追加されたKBBYとパンチライン、どっちも上手いしみんな良い声！聞き取りやすい滑舌と声の大きさって重要よね。パンチラインのインパクト凄いなー。
しんちゃんはちょっと特殊な役。でもとても重要な役。どうやら練習中は一度もセリフをちゃんと言えなくて、今日初めて上手くできたとのこと。実はしんちゃんじゃないのでは？と疑うエリヤン。
永作さんは相変わらず可愛い！外見だけじゃなく声も可愛い！神保町花月で見るのは3回目だけど、どんな役でも上手い。
夏休み効果か、当日券まで満員だった。平日も順調に売れているようで嬉しい。やっぱりたくさんのお客さんに見てもらいたいよね。
時間があれば全通したかったけど、月初は一番仕事が忙しい時期だから無理。残念。