@神保町花月 21:15 D4
メンバー全員がそろった、最初で最後のトークライブ。
千秋楽が終わった直後のトークライブということで、ようやく公演の内容について触れられる。
尾形さんの好きなシーンは、雪彦と聖子とサトルが海に石を投げるところ。もっといいところあったでしょ!と怒られる。さっくんの好きなシーンは、その直後のサトルが雪彦と聖子を追いかけてジタバタ走るシーン。デンさん菅さん嶋田さん尾形さんが共通して好きなシーンは、次郎が一郎に一方的に文句を言うシーン。『若者のすべて』のセリフを真似たデンさんが畳み掛ける。実は台本のセリフは1行のみ。すべてアドリブだった。
雪彦が歌っているとき、バルコニーで演奏しているリョウイチケンイチ。嶋田さんは、リョウイチケンイチが曲の練習をしているときと雪彦が1人で歌っているときが違う場面の同じ時間で奇跡的にシンクロしていると考えている。超いいじゃん!とテンションの上がるデンさん。
メンバー紹介のとき、菅さんがずっと嶋田さんを見ているのが気になっていた。菅さんの中では、一郎は嶋田さんのファンという設定らしい。自分の中でいろんな設定を決めて演技をしていた菅さん。しかし海のシーンでは海に飛び込みたくなるし、バルコニーで演奏中のリョウイチケンイチを見つけてハッとなりたかった。怒られると思って我慢していた。
サトルがまさこに向かって「まだ見ぬ君へ」を歌っているとき、お客さんには見えないところで全開の笑顔でウィンクをしてくれるらしい。
実際に「まだ見ぬ君へ」を歌う向井くん。まさよしさん、さっくん、目黒くんへウィンクのサービス。ドキッとする!と胸を押さえている目黒くん。
まさこの「どやさDEタンゴ」、まさこに顔を撫でられて笑顔を向けられた嶋田さんがフワーッと笑顔になっていた。
ここでお客さんから曲のリクエストを。向井くんの「俺(オイラ)はオシャレが止まらねぇ~」、さっくんの「サンキュー・ロック」、菅さんの「悲しき願い」には2票。
今回の公演では歌ってないけど、せっかくなので菅さんに歌ってもらいましょう。歌詞があやふやな菅さんのために、まさよしさんが横で先導。
開始1分経たずに曲終了。
ドッキリでした!今回はなんとお客さんの協力も。客席にメモが置いてあって、菅さん以外のメンバーへのリクエストもすべて仕込みだった。呆然とする菅さん。いつも引っ掛けられているから、どうにかバレないようにと考えた方法だった。大喜びのメンバー。
デンさんのリクエストで、向井くんの「俺(オイラ)はオシャレが止まらねぇ~」を。サングラスをかけたデンさんが後ろから登場!ご本人登場をやりたかったらしい。一緒に歌う。
さらに向井くんのリクエストで、岩橋くんの「サンキュー・ロック」を。尾形さんがそそくさと脇に消えたのが見えた。ご本人登場のつもりで出てくるも、岩橋くんが無視して歌い続ける。他のメンバーに囲まれ尾形さんが舞台袖に帰っていく。途中でまさよしさんがドレスの裾を踏んで転んでしまう。さっくんも巻き込まれ、尾形さんもそれに重なって将棋倒し。が、岩橋くんはそれを見て笑いつつも最後まで歌いきった。メンタルが強すぎる!と拍手を受ける。尾形さんの真似をして、メンタルー!と叫ぶ岩橋くん。
まさよし劇団は全メンバー紹介も含め2周。色々なアレンジを加えて音で遊ぶメンバー。ラスト部分がまた変わっていた。チャンチャン♪が全然そろわないメンバー。目黒くんの息を吸う音が合図になっていたようだけど、誰も聞いてなかったw
シマレコのネタは、バルボラーチョより前の公演で作った「メモリーズ」。ソンソンソンの部分を客席大合唱。ハモりまくりシャウトしまくりなシマレコに、舞台上も大爆笑だった。彼らのホームはここだ。
さっくんの「空はひとつ」。1番が終わった時点で、そっとスティックを持つ岩橋くん。静かにドラムが入ってくる。サビの部分でギターの曲調が変わり、ドラムもキッチリ鳴り始める。そして次のサビ部分、ギターとドラムがピタリと音を止める。さっくんの歌声だけが響く。ジャジャン♪とギターとドラムが入ってくる。とんでもなくカッコイイアレンジに、客席から手拍子が。ラストはブルース風に締め。
なんなのこれ!最後になんてことするの!ジャジャン♪の瞬間、ザワッと客席の温度が上がった気がした。カッコイイ…!という声があちこちから聞こえた。鳥肌立ったよ。凄かった。これを聞いたのが140人だけだなんて本当にもったいない。曲が終わった瞬間、舞台上のメンバーがみんな立ち上がった。やりきった顔をしたさっくんと右側3人が良い笑顔だった。佐久間劇団の誕生だね。
客席もみんなで一緒に歌って踊って、本当に楽しい公演だった。終わってしまって寂しいけど、クリスマスに素敵な音楽を聞けて大満足。
今回の公演で、シマレコと目黒くんと岩橋くんのファンが増えたことでしょう。アレンジバージョンも含めてCDにして欲しいな。何度でも聞きたい。
バルボラーチョ大好きだ!