@神保町花月 19:00 A14
神保町花月4劇団、ついに始動。第1弾は宮地劇団。メンバーはジューシーズ、ピクニック、ライス、アームストロング。ここに若手と女優さんが加わった。
宮地さんの脚本は、ギャグ系かシリアス系かでずいぶんと雰囲気が異なる。今回はシリアス系。
主人公の児玉さんはほぼ出ずっぱり。ライスはライス。松橋さんは可愛い。安村さんは熱い。栗山さんと赤羽さんは出番の量と反比例するかのようなインパクト。ピク兄はカッコイイ。フレミングは出番は少ないけど遊べる範囲で遊んでいた印象。女優の安藤さんは初神保町花月だけど堂々としてた。田中さんはホント一瞬の出番。でもあれ重要な役よね。
完全暗転と薄明かりの中での転換がドキドキした。ストーリーテラーでもある児玉さんの淡々とした語りも素晴らしい。
宮地さんは客席の一番後ろで見ていたようで、自分の書いた脚本で真っ先に笑い、自分の書いた脚本で真っ先に泣いていたw
ついつい16期に注目してしまう最近。フレミングの出番は案の定少なかったけど、それなりにセリフもあった。舟生さんは方言を封じていたようで、聞きなれない言葉に驚いた。普段の舟生さんの喋り方を知らなければ気にならないのかもしれないけど。しかし美容師関係のくだりはちゃんと詰め込んでいた。いいよいいよー。宮本さんは遊べる場所の出番なので、棒読みの胡散臭さも上手く使われていた。誰の差し金か、ある人に無茶振りをする役割。これは日替わりだろうか。ちゃんと付き合ってコントにするあたりが可愛い。欲目すぎる。
最近の神保町花月は集客に不安があるけど、今作はわりと入っていたと思う。劇団員のファンなら見た方が良いと思うな。特に栗山さん。凄すぎるよ。