ゴールドラッシュ第6回単独公演「神々のクライソース」

@新宿シアターミラクル 15:00

ゴールドラッシュ2年ぶりの単独ライブ。ファンになったのが単独終了直後だったので、ようやく単独が見られる!

アンケート用紙に香盤が書かれていたので書き残し。ネタはどこかでやるかもしれないのでキーワードだけ。合間の映像はRPGツクールで作成されたゲーム画面のストーリー。

Ⅰ.OP 想像
神様の見習いたちが世界を創るという宿題をやっている。どいちゅー演じる神は宿題を終え、お好み焼きを作るため粉と水を混ぜている。田邉演じる神はまだ考え中。宿題忘れるとインドラの光を食らうんだよなー。
一度しか使うことの出来ない設計図を広げ、悩む田邉。田邉が設計図を置いて別の場所に行っているとき、どいちゅーがお好み焼きソースを設計図にぶちまけてしまう。はうあ!慌てて背中の後ろに設計図を隠すどいちゅー。
戻ってきた田邉は設計図がなくなっていることに驚くが、どいちゅーの誘導で、どんな世界を創るか考える。「じゃあ」の使い方が下手などいちゅー。
昼と夜、空と大地、月と太陽、魚と鳥、どんどん創るものを決めていく…。

映像:Little Legend Ⅵ
主人公ナーヴェは、こちらに来てはいけない、こちらは死後の世界だという少女リリンに出会う。この飛空艇で脱出しましょう。こんな序盤から飛空艇を手に入れていいの!?

Ⅱ.選択死
死んでしまった男(どいちゅー)は、死後の世界で死神(田邉)に出会う。死神よりもファンタジーな死人の人生とは。

映像:Little Legend Ⅵ
宿屋に戻ってきたナーヴェとリリン。魔王を倒す旅に出るが、村人たちの言うことはあべこべ。ぱふぱふしていかない?と言う村人(男性)。やらないか?やらないよ!

Ⅲ.逆
退治屋(田邉)と妖怪・天邪鬼(どいちゅー)の心暖まる物語…だが…。

映像:Little Legend Ⅵ
転職のため神殿にやってきたナーヴェとリリン。先客は天邪鬼に転職している。トレジャーハンターになりたいナーヴェ。しかしそれはギルドに認められないとなれない職業。じゃあパラディンでいいや。「じゃあ」の使い方が下手!

Ⅳ.純JOな感JOの奇妙な冒険
幼なじみの男(田邉)と女(どいちゅー)の日常。怒り、ハイテンション、悲しみ、JOJO、ザンギエフ、闇。

映像:Little Legend Ⅵ
ダメージ床に囲まれてしまったナーヴェとリリン。しかし床を乗り越えてくる村人A。ダメージ床ではありませんよ。何故か仲間になる村人A。名前すら無いモブキャラじゃない!

Ⅴ.ノットクレーン
大学生(田邉)はハーフの親戚であるゴーン(どいちゅー)を家に招いていた。おみやげに貰った赤ワインを飲む。ドラゴンクエストやドラゴンボールが大好きなゴーンさん。

映像:Little Legend Ⅵ
村人Aはすぐに死んでしまった。ついに魔王の元へとたどり着いたナーヴェとリリン。自ら犠牲になり結界をこじ開けるリリン。最初から私の運命は決まっていたの…。リリーーーン!!!

Ⅵ.7万ボルトの距離
サトシ(田邉)はピカチュウ(どいちゅー)を特訓しようと指示を出す。しかしピカチュウは、大事な話があるとサトシに語りかける。

映像:Little Legend Ⅵ
ついに魔王DOIと対峙したナーヴェ。魔王は与えられた役目だと言うDOI。だからといって、人々を苦しめていいということではない!戦うナーヴェとDOI。コマンドには、ろざん昇龍覇、3万ボルトなどの技名が並んでいる。弱パンチを選択するナーヴェ。10のダメージを与えDOIを倒した。えー!?

Ⅶ.レインボー・ロード
神に与えられたお役目を果たす、常に明るい晴れ男・ニアー(田邉)と笑わない雨女・エニフ(どいちゅー)。お互い出会うことのないまま、交代に塔の中で暇をつぶす2人。ある日、晴れ男が暇つぶしに『コンクリート・ロード』という詩を書いたところから、2人の交換日記が始まる。

映像:Little Legend Ⅵ
魔王を倒したナーヴェは、村人や王様の祝福を受ける。ところであの飛空艇はお主のものか?ナーヴェは飛空艇の存在を思い出し、再び旅に出ることを王様に伝える。待ってろよ、リリン!今度は僕が迎えに行くよ!

Ⅷ.ED 創造
大地には人間を住まわせる。世界の名前は地球にするよ。宿題の世界創造についてすべて考えている田邉に、どいちゅーは素直に謝った。悪い、設計図にソースぶちまけたんだ。え!?すげーシミになってるじゃん!仕方ない、これで創るよ。変な形だけど、この世界に住む人間が良くしてくれるでしょ。
2人が設計図を広げると、世界地図の形のシミが広がっていた。

アニメやゲームの元ネタをたくさん盛り込みつつ、感動的なストーリーの長編があったり、神々のドタバタのラストでどよめかせたり、合間の映像はそれぞれコントに繋がっていたり、単独自体がひとつの作品として仕上がっていた。
ちょっと残念な主人公キャラな田邉さん、毒舌だったりツンデレだったりの人外キャラなどいちゅーさん、2人の演じるキャラがそれぞれ可愛くてカッコ良くて引き込まれる。
純JOな感JOの奇妙な冒険が好きだな。ジョジョ好きとしては、3部中心の世界が楽しくて。聞き覚えのあるセリフが盛りだくさん。逆は2人のキャラが大好き。天邪鬼は可愛いし退治屋はカッコイイ。7万ボルトはめちゃくちゃ納得しちゃったなぁ。ポケモン大好きな田邉さんならでは。
エンディングコントの世界地図を広げたところで、デジモンアドベンチャーOPがサビから流れて、ゾワッと来たね。楽器なしで始まるバージョンがあるの?と調べてみたら、劇場サイズというものらしい。これがまたカッコイイ!
版権だらけで映像化は出来なさそうだけど、何度でもいつまででも見ていたい公演だった。元ネタわからなくても楽しいし、わかるともっと楽しい。彼らと同世代のオタクで良かった。マンガにゲームに遊び呆けていたあの頃の自分に感謝。
冬にはまた単独公演を予定しているとか。ベスト版のようなものになるらしい。また楽しみが増えた!

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