@ヨシモト∞ホール 21:00
程よく埋まった客席。見学の先輩後輩芸人の数が凄い。客席には他事務所の芸人さんの姿も。
オープニング映像。全身白衣装の2人、パントマイム風の動き。原色ではない多数の色の幾何学模様が回る。名前は漢字を半分ずつ表示から全部へ。白背景、白い2人、白い文字でタイトル。
カラーコーン。様々な色のカラーコーンをあれこれ並べるスーツ姿の2人。並べ方によっていろいろなモノに例えていく…。
映像、佐伯パルクール。会議室で田井と向い合って座る佐伯。第1回目の単独ですべてのネタを飛ばした佐伯。新ネタではいつも飛ばす。佐伯いったい何が出来るの?パルクールやって?パルクールって何?Tシャツとえんじ色のジャージを着た佐伯、公園を走り回る。柵を飛び越えきれなかったり壁に届かなかったり滑り台に登れなかったり。
兵庫県警宝塚署。派手なメイクの宝塚風な刑事2人。白いロングコートのユメノ(田井)、黒いスーツのスバル(佐伯)。撃たれてしまうユメノ。歌う、ひたすら歌う。そして純白の羽根。
映像、佐伯スポーツ。パルクール出来ないじゃん!と責められる佐伯。やったことあるスポーツなら…と提案すると、スポーツ全般やっておいで!と田井。野球では球をキャッチ出来ず、サッカーではヘディングのつもりが球を避け、バスケットボールでは至近距離からでもシュートが決まらず、ローラーブレードは数メートルも進まないうちに転ぶ。
転校生。転校生のハヤト(佐伯)は保健室帰りのクラスの田中(田井)に自己紹介。ハヤトの発言や行動から、主人公?と疑いを持つ田中。しかし雨と雷鳴で状況は一変する…。
映像、佐伯テスト。全然出来てないじゃん!と田井。スポーツは出来ないけど、勉強なら…と佐伯。じゃあテストしよう。新選組局長は近藤いさみ。漢字で書きなよ。強巳?勇です。盛岡県という架空の県を生み出す。和歌山県です。50音順を並べたものが「も」で止まっている。関ヶ原の戦いは?864年。やろうよ関ヶ原の戦いという語呂合わせ。
借金返済。借金を抱える佐伯、借金取りに太平洋の上に拉致されてしまった。ゲームに勝てば借金はチャラにしてやる。ルールは簡単だ、と説明を始めるも、全然理解出来ない佐伯。何かと名言を残す借金取り。
映像、佐伯卓球PV。頭を抱える田井。何なら出来るの?卓球なら中学3年間やってたから…。それでカッコイイPV作ろう!作家が回すカメラに向かって迫力あるスマッシュを、という発注に応えられない佐伯。田井と勝負。10-5で負ける。ラケットのせいにしてみるも、ラケットを変えてもダメ。6割くらい自滅じゃん!と嬉しそうな田井。
どすん。どすん!と叫びながらジャンプしている田井。全然ダメだよ!と演出を付ける蜷川(佐伯)。君と初めて会った日のことを覚えているかい?あれで私は君をスカウトしたんだ!
映像、やさしいズたいゆうきの普段見せない一面。全力ダッシュ、めちゃくちゃ速い。ノリツッコミ、サイレント。自撮り、睨みすぎ。ゲームセンター、UFOキャッチャーでふなっしーを狙う。
物欲。暗転中、スタッフ2人掛かりで運ばれてくるマネキン。ショッピングに来た女性(佐伯)は、マネキンの衣装を見て迷っている。30%オフ、50%オフ…走って買いに行く女性。輪舞曲で踊るマネキン。呆然とそれを見る女性。一緒に踊り出す。大量の仮面姿の女性とマネキン姿の男性がやってきて一緒に踊る踊る。
エンディング映像。野球の球を探す佐伯。互い違いに揺れるブランコを連続で避ける佐伯。壁を登れそうで登れない佐伯。
時間オーバーとのことで、慌ただしく終演。1時間20分やっていた。
オシャレなオープニング映像から始まり、カラフルでド派手なコント、薄暗いコント、不思議なコント、華やかなコント、盛りだくさんだった。映像は佐伯さんチャレンジシリーズ。これを見る限り、彼は何も出来ないなwパルクールはさすがに誰も出来ないと思うけど、部活でやってた卓球くらいは…ねぇ。良い声と良い見た目と良い演技力があって良かったね。田井さんは何でも出来すぎだね。
宝塚シリーズは何度でも見たい。新しいネタ嬉しい。田井さんはメイクが映えるな!長身と相俟って素晴らしく美しい。佐伯さんはメイク薄いから普段通りだけど。歌声はさすがに綺麗よね。
物欲はオタメシというライブで実験的にやっていたネタ。そのときはマネキンが自分で歩いてスタンバイしてたけど、本当はスタッフに運んで欲しかったと田井さんが言っていた。それを実現してしまった!他のライブじゃ出来ないだろうなーと思ってたけど、単独という手があったか!後輩たち引き連れて楽しそうに踊っていた。ファンが見たいものをさらに進化させて見せてくれるの、嬉しいなぁ。
転校生が一番好きだな。オチはん?となったけど。あれで合ってた?2人の演技力で押し切る感じのネタ、好きなんだよね。転校生と借金返済はそんな感じ。借金取りの田井さん迫力あって素敵だった。役の中でも演技力でどうにかする佐伯さんw
年に一度のお楽しみが終わってしまった。大満足だけど寂しい。また来年も、とんでもない単独を期待していよう。
[フランスかぶれ – チャラン・ポ・ランタン]