@しもきた空間リバティ 19:00
“お笑い真面目にトークライブ”ということで、笑いは一切無い可能性があるという注意が。
今回は別のライブに出演するので来られなかった清和さんより酒井さんへ、あとは任せたとのお言葉。そんな酒井さんの口上から。自分たちは面白いと信じること、信念を持つこと、それがお客さんの信頼に繋がること。「信」が大事。前回の語らせろで自ら発した名言を。お笑いライブは仕事ですか?楽園です。
努力してますか?酒井さんからの質問。
大和さんはトークに関しては何も努力していない。前説を尋常じゃない回数こなしていた頃があって、嫌でも鍛えられた。ネタはやりたくないけどトークならいくらでも大丈夫だし何も準備しなくても喋れる。
新妻さんのように、コントが好きすぎて息をするようにネタを書く人と戦わなければならないと考えるとゾッとする。あんなバケモノに付き合う和賀さんは凄いと言われるも、本人はずっとそれでやってきてるから努力だとは思わない。
事務所のマネージャーにあれこれ言われるが、安定収入を得ているヤツに言われても響かない。今やろうと思ってたのに!
ジンカーズは楽しそうにネタをやっているように見える。ネタを生み出すのは大変だし、何も出てこないことも多い。フリーだから事務所のしがらみが無い分、楽しそうに見えるのかも。
ねじはネタに関しては努力だと思っている。トークならいくらでも出来るし毎週ツイキャスラジオをやっているけど、苦ではない。
S×Lもネタは努力。翔平さんはネタに関しては何も言わない。たまに質問をされて真摯に答えても、途中から聞いてない気がする。マンガ喫茶でネタを作ろうと8時間パックで入っても、マンガを読んでご飯を食べて寝て終わることも。翔平さんが覚えられないと困るから、2日前くらいには渡したいと焦る。
和賀さんは新妻さんのネタを添削する。自分も舞台に立っているんだから、不自然な台詞は言いたくないし急に変な奴になりたくもない。ボケとツッコミの考え方の違い。
森田さんは自信のあるネタだとネタ見せ前の後輩たちの目の前でネタをやり始めたりする。自信のないネタのときは隅っこで真顔で考えている。
ひな壇に突然ブチ込まれたときのポジションを考えているか。和賀さんからの質問。
スパローズなら自虐が武器になるので、周りに噛み付いて視聴者をワクワクさせる。弱点は武器になる。
弱点が武器になることはわかってるけど、気持ちが付いていかない酒井さん。売れてスターになってモテたいという目標があるので、ハゲに関してイジられたくない。大和さんに言いくるめられて佐々木さんに泣きつく酒井さん。セコンドのはずなのに佐々木さんまで敵に回る。
大和さんのプライドの話。とても良い話の着地点は、だから酒井ハゲ見せろよ。今見せないなら今後一切イジらない、頭も見ない。葛藤の末、自分でやるのは嫌なので馬場さんやってください!と酒井さん。わかった!と、酒井さんの前髪を後ろから上げる馬場さん。わざわざ前に回って見に来る佐々木さん。馬場さんに髪を直してもらう間、されるがままな酒井さん。
体のどこで笑っているか。馬場さんからの質問。
人間は体の3箇所で笑っているという話を楽屋でしていた馬場さん。頭、心、腹。巨匠やエレジョンは腹、トップリードは完全に心、漫才師は心が多い、ジンカーズは頭だと馬場さん。くじらさんは鼻で笑われてるよね、という大和さんの言葉に今日イチの拍手と笑い声。
ジンカーズは最初から今みたいな感じでした?と酒井さん。ギャグをやったりは、向いてないとわかっていたので最初からこんな感じ。トップリードもブレてない。
ねじはトリオの頃は何でも試した。漫才も歌ネタもあるあるも、何でもやってきたけど、今はコントが楽しいとわかったのでコントばかり。S×Lもかなりブレてきた。スパローズはブレすぎて人格も2回くらい変わっている。
衣装に金を掛けると売れるという持論を展開する大和さん。THE MANZAIの1回戦は私服の人が多い。2回戦はちょっとスーツが増える。認定された人たちはほとんどスーツ。決勝になると色のついたスーツ。結婚式や法事で使えそうなスーツではなく、漫才の衣装として色付きスーツを作るくらいのやる気。今年はスーツを作ったS×L。これでダメだったらとも考えてしまう酒井さん。ここまでやってダメなら辞めるという選択肢も出てくる。俺らはもう辞めることも出来ない、と大和さんと和賀さん。
明日から急にオカマの格好でおげんこと叫べるのか。渋谷系でやっていた人が急にワカチコワカチコ言えるのか。その勇気が凄い。
世代交代。佐々木さんからの質問。
我々から見ると、水の上にヘドロが溜まりすぎていて光がまったく見えないわけですよ。テレビに出ているような大物がずっと出続けすぎていて、ヘドロの上にもコンクリートの壁がある状態。世間から見たら芸歴とか関係なく、売れてない芸人で一括りにされるから、芸歴はあまり関係ないのでは。
賞レースに勝っても1年も残れない世界。賞レースに集中しすぎて、それ以外の練習をほとんどしていない芸人が多い。MC枠が足りなさすぎて、スパローズが月25本とか仕事してたりする。
ジンカーズが何を目標にしているのかが気になる佐々木さん。スターになりたいという感じでもなく、お金のことすら気にしてないのでは?と思える。ロックすぎやしませんか。僕らみたいなのを好きな人たちはきっと全国にもいるので、その人達の目に触れて欲しいという気持ちはある。そこから先は触れてから考える。
馬場さんにファッションコーディネートをして欲しい和賀さん。そういうライブやってよ。実はもうすでに企画段階にあった。勢登さんをみんなでオシャレにするライブ。勢登さんはスタイル良いけど、和賀さんはなんかスタイルが変だと佐々木さん。スタイルって良し悪しじゃないの!?変ってあるの?
仕掛け人としての馬場さんを期待してるメンバー。6日間ライブやってよ、ババ爆走とか。劇場買ってもいいんじゃない?新宿ババタスとか。
ライブに来るお客さんが何を求めているのかはわかるけど、テレビの前にいる人が何を求めているのかはわからない馬場さん。自己分析が出来てていいんじゃない?と和賀さん。
ネタ以外で売れるための奇襲。大和さんからの質問。
夢占いを覚えてみようと思った酒井さん。夢に興味が無いので、辞書を丸暗記しているような感じ。夢占いで番組に呼ばれたことがあるけど、ゲストに自分よりはるかに詳しい人がいて、後半はただ聞いているだけという地獄の時間になってしまった。好きなことじゃないと続けられないと気付いた。
人に迷惑をかけない犯罪を有料配信して儲けられないかと真剣に考えたことがある大和さん。裁かれて出てくるところも配信。刑務所内の生活で本も書ける。人生を賭けられそうにないので実現は出来ていない。
賞レースじゃないところから売れた人もいる。エレキテルやどぶろっくは良い例。
東大や元医者でも売れない時代。趣味を活かすにも突き抜けないとダメ。
相方が山ばかり登るんです、と相談する佐々木さん。結構本格的な登山を頻繁にやるので、どうにか出来ないか。イモトより先にエベレストに登らせれば?じゃあその間は僕のピンネタになりますね!
最後に先輩の名言や嬉しかった言葉があれば紹介。先輩たちの良い話の最後に、自分の名言を発表する酒井さん。ラジオでのナルシストっぷりを酷評されたこともあるけど、何も言われないよりマシだと和賀さん。
皆さん書いてくださいね。S×Lって書いてなくても検索出来ますから!
語らせろ!!恒例の指差しポーズで締め。徐々暗転を恥ずかしがる初心者の先輩たち。
真面目な話、面白い!
大和さんの話術と突飛すぎる笑いに対するアイデアに感心。トークならいくらでも出来るってのもわかるわ。MC枠は確かにいないけど、あのレベルで毎回やられたら後続は難しいでしょ…。
酒井さんの自分大好きなナルシストっぷりも良いなぁ。ナルシストも奇襲のひとつじゃないのかな。あそこまで徹底してくれると見てて楽しい。
佐々木さんの言葉には毒が多すぎるwヘドロwジンカーズに対して素朴な疑問をぶつけていたのが印象的。同じコントでも、方向性は真逆なのかもなぁ。
馬場さんの飄々とした雰囲気が最近気になっていたので、仕掛け人の企画屋タイプと知って納得。体のどこで笑うかの話は考えさせられる。私は頭寄りのネタが好きなんだろうな。
ネタを書いてない和賀さんがここにいるのも不思議だけど、元はトップリード2人とも出る予定だったんだよね。ちょっと達観してる感じなのかな。熱い新妻さんと良い対比。
次は12月予定とのこと。いろんなメンバーで見てみたいライブだね。