@お台場ビッグトップ 15:00 D9-9
今年も新たな公演がやってきた!
ど真ん中の席を取っていたので、舞台の一番高いところが目線の高さと同じくらい。これは良席!
開始10分前からは、ひまわりの花を持った気の弱そうなクラウン、光るハットで自分を照らす真っ赤な紳士っぽいクラウン、ド派手な衣装とおしゃべりで写真を撮りまくっているクラウン、たちが会場中を練り歩く。恒例のポップコーンばらまきもwチラッと出てくるおじいさんっぽい人も、観客に見えてクラウンだったり。
事前情報を一切入れず、パンフレットも読まずに見る1回目。クリスタル・マンの落下から始まる冒頭のカラペース、コルテオのラスト演目と似たような鉄棒演目。圧倒される…!パンフレットを見ると、コルテオ日本公演でクラウンも務めていた奥澤さんが参加しているようだ。
音楽は民族音楽っぽさが強い、アフリカンな雰囲気。ミュージシャンの中に本物の先住民族出身がいるらしい。本格的!そこにエレキギターとシンセサイザーだろうか、ギュインギュイン音が入ってくるからロック調でカッコイイぞ。
リングス・トリオのムキムキなお兄さんたちもいいけど、セクシーでチャーミングな女性がとてもカッコイイ!凄まじい筋肉なのはわかるのに、しなやかで美しい。素敵!パンフレットを見たら、日本人女性とアメリカン人女性のローテーションのようだ。今日見たのはアメリカン人の方…だと思う…。メイク後はわからないんだよなぁ。
チャイニーズ演目は雑技団の伝統、一輪車で頭の上にお椀を載せていくアレ。1人でも凄いのに5人の団体芸。そっちに飛ばすの!?という驚きとともに息を呑み続ける演目。口開けて見ちゃうよ。
クラウン・フィッシャーマン、今回のクラウンの中で一番好き。すっとぼけた感じのキャラなのに、鍋とピンポン球の技はかなり高度。常に挙動不審なキョロキョロした目もいいねぇ。
モンキー・ビジネスとは?と思いながら見てたら、途中で会場全体が「ああ~!なるほど!」となる瞬間があった。そういうことか!どうやらあのビジネスマンの演目もあるようだ。見たい。
二部はディアボロから。誰がやるの?と思ってたら、真っ赤なクラウンのトラッカー!クラウンがおふざけっぽく演じるのではなく、ガチのヤツ。飛ばしたディアボロを糸で引っ掛けて取る技は何度も見たことあるけど、足の下から見えない後背位置で引っ掛けて取ってるのは初めて見た…なんだあのクラウン!ジャグリング先行なのか!?凄すぎるぞ!
サイエンティスト、今回の公演で一番楽しみにしていた演目。おじいさんクラウンの最大の見せ場。箱やらボウルやらのシンプルな技だけでも凄い。助手(?)の猿と、トラッカーがサポート。光るボールと円錐形の装置でマニピュレーションというよりまさにサイエンス。ボールの軌道は数学だよなぁ。このときのミュージシャンたち、白衣を着て化学器具で演奏してるのが素晴らしい。試験官を並べた笛が面白い。
ローラー・スケートの荘厳な雰囲気とスピード感と迫力に、勝手に涙が出ていた。あの狭い台の上でなんであんなことが出来るのか。登場と退場のボートもおしゃれ。どこかの部族で実際にやってそうな結婚式っぽい演出。本物の夫婦が演じているから、余計に感動するのかなぁ。
最後の演目、ロシアンバーがビカビカでサイバーで目がやられるw蛍光塗料を使った衣装とバーで、照明によって雰囲気がまったく違う。アレグリア2の子役だった子がこれのフライヤーとして参加しているようで、時の流れを感じる…。アレグリア2見に行ってたなぁ。あの時の子か…。メイクのせいか、フライヤーたちの表情がドヤ顔に見えて好き。両手を挙げるポーズと、ロシアンバーのピタッと止まる演技がハマる。
フィナーレはみんなでダンス!メインはリングス・トリオのお姉さん!ダンスもキレキレでカッコイイです…!みんなで踊るのだけど、得意な人と苦手な人がわかって面白いwチャイニーズの子たちのダンスが可愛らしい。ハンド・バランシングのお兄さんがどことなくセクシー。演目の特色だろうか。
ラストのクリスタル・マンが照明に照らされて光り輝く演出、最高だった!!!会場全体が笑っちゃってた。あれはちょっと憧れる。
ローテーション演目もあるので、東京にいる間にあと2回見ることにした。とはいえ、ローテーションに当たるかは不明だけど。全体的に好きだけど、どハマりする演目が無かったので、今回はそこまで回数増やさないかも。奥澤さん出てるなら見付けたいなぁ。