@浅草東洋館 19:30
今回の空転劇場、過去にパフォーマンスを見たことある人は1人だけ!新規開拓は楽しい。
音楽に合わせて登場した小林さんと目黒さん。なんとなくモデル立ちなMC2人。あけましておめでとうございます!おせ~よ!
今日は特に細かい技が多いので、凄いと思ったら拍手してください、と小林さん。ポーズを決める目黒さんに拍手が沸き起こる会場。そうそう、空気読んでね!ってことです。
1.クラタクミ
後ろを向いて座る彼の背中が開いた衣装から、明らかに鍛え上げられてる背筋が見える。スタッフを操りながらのマーシャルアーツ。跳ぶわ回るわ投げるわ回すわ。凄すぎる…!1本も凄いが3本はもっと凄い。一瞬だったけど、スタッフを弓に見立てた射手のようなポーズが目の前で見られてオオッとなった。ド派手な技も細かい動きもとにかくカッコイイ!どこまで出来るんだろう?という、ルーチンじゃない単純な技術や身体能力も気になるところ。
2.きのした
ディアボロだけど私の知っているディアボロではない…。スティックを両手で1本ずつ持って間の糸で回すとか、そんな技は一度もやってない。自分の腕と肩と首を使った移動、片手に持ったスティックでの空中キャッチ。ルーチンの中の一部で演る人は見たことあるけど、これだけでルーチン組んでる人は初めて見た。素人目にもわかりやすい難しさで素直に驚く。社会人てことは本業じゃないのよね。いやはや、凄い人がいたもんだ。
3.CHISHA
九州からやってきたバルーンパフォーマー。ゴスロリっぽい衣装がお似合いの女性。青い照明と雰囲気のある音楽の中、ゆったりした動作でバルーン作品を創り上げる。ハート、魚っぽい形状のブルーのバルーン、花飾り、三つ編み、女の子の上体、マーメイド、人間、天使…。ストーリー性のある流れで美しかった。徐々に変化していくバルーンを見て、そういうことか!とわかる瞬間が楽しい。綺麗だったなぁ。
バルーンがジャグリングかと言われると違いますが…。パフォーマンスの壁!あまり広げちゃうとね?と小林さんが苦笑いすると、チャタさんはどうなるんですか!?とご立腹の目黒さん。チャタさん好きなんだよ…と小林さん。みんな好きですよ!客席からも拍手が。
4.たいが
けん玉パフォーマー。最初は糸付きの普通のけん玉。音楽とピッタリ合ったスピーディーな動きで魅せ方がカッコイイ!剣で剣をけん玉…何を言ってるのか自分でもよくわからないけど、1本のけん玉と1本の剣を組み合わせて剣の方を入れる技があってビビる。糸なしのけん玉はめちゃくちゃ動きが速い。
5.Daggle KOMEI
3つのボールの上に1つのクリスタル。黒のフードポンチョに黒マスク、タットとクリスタルを組み合わせたパフォーマンスが衝撃的。確かに手の中や指の間にクリスタルがあるはずなのに、止まって見えたり消えたりと、マジックを見ているような不思議な感覚。3ボールを使うと、今度は次にどう動くのかボールの軌道がどうなるのかまったく予測がつかないこれまた不思議な動き。身体操作が綺麗な人は見てて楽しい。カッコイイなぁ。
6.スペシャルコラボショウ[MASAKI&Daggle KOMEI]
大きな白いボール4個。2人で4個だったり1人で4個だったり2人で2個だったり。2人の腕や手の間を滑っていくボールの動きに、何度も何度も会場からどよめきが起きていた。ボール同士の動きが作用して次に伝わっていく感じがカッコイイ。
7.特別企画“カナトーク”
パイプ椅子に座るMC2人。もうひとつ椅子がありますね。登場する私服のKANA∞さん。カナちゃん今日はどうしたの~?と目黒さん。イタリアの友人であるSamakiさんのサポートで来ている。3日前、急にトークしよう!と小林さんに言われた。今日聞きましたよ!と目黒さん。打ち合わせのためにご飯を食べに行ったら、ご飯を食べただけで終わってしまった。
カナちゃんの紹介でSamakiさんが出てくれることになったんだよね。どこで出会ったの?オーストリアのリンツで行われたフェスティバル。ハットジャグラー同士で意気投合。ハットジャグラーは何故か仲良くなりやすいと強調するKANA∞さん。道具が一緒だと結束が強いかもね。だから僕たちは犬猿の仲なんですかね…と小林さんを見る目黒さん。使う道具も被ってないしね、と小林さん。あからさまに椅子を離す目黒さん。
この後登場してくれるSamakiさんは初来日どころか、アジアも初。昨日着いたばかりで時差ボケ中なんだとか。日本初のパフォーマンスが空転劇場なんですね。
KANA∞さんの英語での紹介で呼び込まれるSamakiさん。
8.Samaki
ピンクのシャツとホットパンツとサスペンダー。モデルみたいなスタイルにキュートな表情と動きで惹き込まれる。クラブを1本ずつ使った技、靴を履き替えている間に曲が終わって自ら歌いながら続行。タップとハットと手拍子。どっちか片方だけでも凄い技なのに、どっちも!手拍子のタイミングを気にしながらだとちゃんと見られないので、たまに手拍子を忘れたりもしたけどwタップにスキッピングロープを組み合わせるのは凄い!バリエーション豊かな投げキスが可愛い。
北海道から九州から外国から、空転劇場はワールドワイドですね!次は宇宙人でも呼びますか!?
次のMASAKIさんの練習風景を見ていた小林さん、久々に人のジャグリングを見てヤベエって言いましたよ…。宇宙人といっても過言ではないですね!?と嬉しそうな目黒さん。
9.MASAKI
大きなクリスタル1個、とにかくどよめく。正確無比かつ滑らかな指の動きと表情の見えないサングラスで、なんだか機械仕掛けのようにも見える。小さめのクリスタル2個、4個、やはりどよめく。ラストの手の甲で4個を転がす技には、どよめきというより悲鳴が上がっていた。マニアックな凄技は正直よくわからないのだけど、これが異様なほど高度な技なのはさすがにわかる。スゲェ。
エンディング。小林さんがギアの告知をすると、小林さんの周りをロボ歩きして、ASIMOです!と言い張る目黒さん。KANA∞さんが真似してロボの動き。その横でKOMEIさんが本格的なロボットダンス。自由な人たちだw
毎度感心する空転劇場だけど、今回の技術の高さというかマニアックさというか、タイトル通りの細かさが強調されたような回だった。投げたり転がしたりだけがジャグリングじゃないんだなぁ。人間極めれば何でも出来るんだな。
1人目のクラタクミさんのパワフルかつアクロバティックなスタッフ技がお気に入り。他にどんなパフォーマンスしてるのか気になってツイッターを見に行ったら、技術を追求するタイプの変態だったw凄すぎて意味わからん。今後も見られるのかなぁ。スタッフ以外にも色々やってるみたいなので見てみたい。
KOMEIさんの出演回数が多いようだけど、出るたびに新しい技を持ってきてくれるようだ。確かに以前とは違うものを毎回見ている。今日のは特に凄かった。3つのボールを舞台に落として上に載せていたクリスタルがバウンドしたところをキャッチ、という最初の技を本番で失敗していたので、エンディングで再挑戦。上手く出来てニッコリ。見た目ちょっと怖そうだけど、あの笑顔見るとこっちもニコニコしちゃうよねぇ。
きのしたさんがラストの両手キャッチを成功させられずに苦笑いだったけど、あの技、大道芸W杯でチーハンチャオが最後にやってた技だよ…何度もやってようやく成功してたアレ。ワールド招聘クラスと同じことする社会人か…凄い。
出演予定のなかったKANA∞さんとか、日本初のSamakiさんとか、オトクな気分にもなった今回。華やかで楽しかったなー!
次回はまだ決まってないのかな。楽しみに待っていよう。