音と空間のジャグリング

@牛込箪笥区民ホール 14:00

昨年は浦安、今年は神楽坂。子ども劇場主催の公演は年1だろうか。

ジャケットからリングを取り出すいつもの大道芸スタイルで開始。結城さん、葵さん、小林さん。
2本のリングを手にツーンとそっぽを向く結城さん、チラリと小林さんを見る葵さん、2人を見つめる小林さん、で笑いが起きる。
徐々に増えていくリング、3人での大量のリングは歓声が上がるよね!
このホール、客席前方の両側の壁が舞台を映し出すくらいツヤツヤで、少し高くなっている中央付近の席で見ていたから舞台上のリングと壁に映ったリングで無数の円が飛び交っているように見えてとても美しかった。

リングを片付けようとする葵さん、奪い取る小林さん。
ようやく1本だけゲットした小林さんのリング1本から始まるソロ。1本だけでも技のバリエーション多いんだなぁ。投げる転がすだけじゃなく、空間固定の技も。
3本を舞台に投げてバウンスさせてキャッチ、連続も出来るのか!4本の忙しさハンパないw
たくさんの白いリングが投げられる光景は本当に綺麗だな。

結城さんのボールソロ。こちらも1個から始まる。たくさんのボールが入ったバケツ型の容れ物を抱えたままキャッチ。コミカルだしヒョイヒョイやってるけど絶対難しい。
3個での複雑すぎてよくわからないレベルの動きが凄すぎる。葵さんが1個投げ入れて4個、小林さんが客席から遠投で投げ入れて5個!
最終的に結城さん7個投げてた。そして10個!?…は3人で。ドタバタ走り回って自分たちもクルクル回る。

疲れ果てた結城さんが箱の上でコックリコックリ眠り始める。小林さんが叩いても起きず。葵さんがシガーボックスを並べてドミノ。結城さんも一緒に倒れた。
シガーボックスを額に積んでバランス、そしてジェンガへ。あのバランスは凄すぎる。このシガーボックスジェンガを初めて見たのが去年の音と空間のジャグリングだった。
ジェンガをひとつずつ取って小林さんに渡していく葵さん。全部渡すと小林さんの目の前が塞がれる。次のやつ、と手を出す小林さんからシガーボックスを受け取り、代わりにクリスタルを手に載せる葵さん。

舞台が少し暗くなり、小林さんのクリスタルソロ。どうなってるの!?という声が聞こえる不思議なコンタクトジャグリング。
ステージで小林さんのクリスタルを見ると千葉ギアを思い出してウッとなるけど。
リングでもクリスタルでも、小林さんのステージパフォーマンスは美しいなぁ。大道芸での愉快でほっこりなトークとのギャップが凄い。

小林さんが去っていき、反対側の袖から青く光るディアボロを転がしてくる葵さん。光るディアボロでのソロ。
大道芸での白いディアボロ3個を投げ入れるルーチンとは違って、1個での技がほとんど。こんなにたくさんの技を見るのは去年のこの公演以来かも…?ブレない立ち姿と回転での技の数々が美しい。いつもの曲もなんだか荘厳に聞こえるよ。

青く光るディアボロを消した葵さん、代わりに入ってきた小林さんの手には、一点だけ青く光るリングが握られている。
結城さんが持つ4本のリングにつなげると、青い光が移動していく…!
そしてカラフルに色を変えるリングを2人で投げ渡し、葵さんが虹色のリングを投入、3人でクルクル走り回りながらたくさんの光るリングが飛び交う。
めちゃくちゃ綺麗だー!!!

5色のハンドベルを虹色の箱から取り出す小林さん。あの箱は初めて見たぞ。そしてお客さんに協力してもらいながら5色のリングでの演奏。お礼のブツはやっぱりちんすこうだw

最後はベルリングでの演奏。小林さんと葵さんが4本で連弾のように投げる音がとても綺麗で、いつ見ても感動する。
ホールだと音がとても綺麗に響くし、ほぼノーミスでやり切ってカッコイイ!
空転軌道のベルリングで演奏が終わると、良いもの見たなぁという気分になるよね。美しい。

ジャグリング体験コーナーはたくさんの子供たちと大人たちで大盛況。ディアボロ大人気。私は体力が無いので見てるだけだったけど、やってるのは楽しそうなんだよなー。プロに教えてもらう機会っていいよね。

空転軌道のステージは美しい。大道芸では見られない尺と視点で大満足。無数に飛び交うリングは近くで見る迫力もいいけど、遠くから見る美しさも素晴らしいね。
子ども劇場もいいけど、普通に単独公演とかやって欲しいな。去年も同じこと書いたぞ!

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