クレパトーク

＠神保町花月 16:00 A5

単独から3日。きっと単独の裏話をしてくれるだろうと期待して、グランジの単独を売り払ってまで見に来てしまった。どちらを選んでも後悔しそうだったから、2人だけのトークをなかなか聞けないであろう彼らを選択した。

桑原さんのみ登場。早速おつかまきり。長谷川さんは、前回のトークライブで決まったキャラで登場するとのこと。
腰にキラキラしたピンクのストールを巻き、首に金色のショールを巻き、栗色ロングふわふわパーマのカツラを付け、仮面舞踏会のような仮面を付けて登場。オカマ口調で「アタシのギャグ見たいのかい？」と強気な態度。「はせがワイパー」とギャグをやって終了。このままトークしろと言う桑原さんに向かって、後々おまえの方がツラいからな？と脅す。桑原さんが納得したところで、普段の長谷川さんに戻った。
このキャラ、作家さんも前回のメモを取っていなかったらしく、お客さんのレポを探して再現したらしい。迂闊なこと書けませんな！
しかし長谷川さんはオカマキャラが似合うなぁ。前回のトークライブが「「かつて」の意味」の直後だったので、お客さんの中でもオカマの印象が強かったらしい。確かにあれはハマり役だった。立ち振る舞いも優しげな口調も綺麗だったしなー。

やはり単独の話を。
ユニクロに単独衣装の白いズボンを一緒に買いに行った2人。お互いの試着室を行き来して確認したり、長谷川さんが桑原さんのズボンの裾をいじってみたり、店員さんに妙な目で見られていたらしい。完全にゲイカップルだと思われてたぞ？とニヤニヤする長谷川さん。裾上げした長谷川さんのズボンを桑原さんが取りに行ったり、俺おまえのことすげー好きみたいじゃん！と笑い出す桑原さん。
長谷川さんのお母さんが単独を見に来ていた。一番好きなコントを聞いたら、オチで桑原さんが死んでるネタとのこと。俺のこと嫌いなの？と嘆く桑原さん。中学生の頃は自分の家より長谷川さんの家にいた時間の方が長い。勝手に家に上がって勝手に冷蔵庫を開けるような関係だったとか。ノイローゼだったんだからな？と文句を言う長谷川さんに、おまえが俺を欲してると思ってたから！と言い訳。いくら仲良くても、さすがに毎日はツラいだろうよｗ
単独のネタでセリフを間違えまくった桑原さん。長谷川さんと交互にセリフを言わなくてはならないネタで、全然違うセリフをぶち込んでしまった。それに返さなければならない長谷川さんまで頭が真っ白に。アラフォー刑事でも、最後の重要なセリフを間違えていたらしい。あのネタ好きだけど、確かにオチがよくわからないなぁと思っていた…。
映像を撮りに桑原さんの家に行った長谷川さん。駅で待ち合わせしたときに、犬を連れて歩いてくる桑原さんの姿が面白かったらしく、笑いが止まらなかった。映像では数秒で終わっていたルフィを虫取り網で追い回す長谷川さん、実際は30分以上やっていたらしい。室内でのねずみ花火のせいで焦げ跡が残った！と怒る桑原さんに詰め寄られても、素知らぬ顔な長谷川さん。
この、桑原さんが長谷川さんに目線を合わせてジリジリ近付いて追い詰める姿、わりと見る気がする。たいてい一言でバッサリやられて桑原さんがガックリしてるんだけど。力関係…ｗ
でも楽しかったでしょ？と何度も言う長谷川さん、どうしても楽しかったと言わせたいらしい。
やたらと綺麗だった桑原さんの部屋、彼女が出て行ったから家電が全然残ってないようで。桑原さんいわく同棲から遠距離になっただけ。でも長谷川さんは別れたと思っているらしい。別れ際の言葉に、おつかまきりとこれっきりかまきりをリクエストしていた。
ちょうど彼女が出て行った頃から、ラブプラス＋という恋愛シミュレーションにハマっている桑原さん。告白してからが長いんですよ！リアルタイムだからデートの約束に遅れると彼女スネるし！と力説。客席ドン引き。ゲーム大好きな私は、ちゃんと良さがわかるよ、うん。恋愛シミュレーションはハマるよね。

静岡出身の2人に、静岡クイズ！出題は、静岡県のマスコットキャラクター「ふじっぴー」。しかし影ナレはコテコテの関西弁。富士山をリアルに再現した紙を頭に付けさせられる2人。
うなぎの養殖の収穫量、静岡はなんと4位。意外だ…。浜名湖が1位だとばかり思っていたのに。
静岡県の形を描けという問題、何故か2人ともよくわからないようで。ええー！天気予報とかで見てなかった？東部は周辺だけしか映さないのかい？正解の静岡県の地図、すげー変だったけどｗなんで島田市がそんなに大きいの！
現在の県知事の名前当て、さすがに全然わからないらしく、適当な名前を挙げていく。ちょっと変わった名前というヒントを受けて、おもしろ佐藤？と答える長谷川さん。隣に椎橋ジャスタウェイいないですから！と桑原さん。すっかり仲良しのようで嬉しい。
静岡ローカルのCMイントロクイズ、人形のみやひでと学生服のやまだのCMソングが出題。これは2人とも即座に正解。私もすぐにわかったよ～。もっとポップで面白いのを流せばいいのに！2曲とも暗いよ！
最後は利き茶。ペットボトルのお茶6種類を当てる。3種類ずつ飲んで当てようとするものの、結局よくわからなくなって全部飲むことに。桑原さんが口を付けたコップを持って、おまえどこに口付けた？と気にする長谷川さん。そのわりには、2人で引っ付いてコップを渡しながら飲み比べ。絶対気にしてないｗ
結局ポイントが足りず、青汁を飲むハメに。一気に飲み干す桑原さん、少しずつ飲む長谷川さん。どっちもボケてしまってごちゃごちゃに。
方言が抜け切らない桑原さん、未だに語尾に「だら」を付けてしまうことがあるようで。静岡県民は「だら」が方言だと一番知っているので、まずこれを封印するはずなんだけど、気にしてないのかなー。
静岡の人います？と長谷川さんが客席に聞いた瞬間に、ライブ終了の合図が鳴ってしまった。なんだ～、手を挙げようとしていたのにｗ

ラストは以前の単独の映像を流す。2009年12月に行われた「クレパト流星拳」のオープニング。客席から歓声が。見に行っていない私はハテナが浮かんでいたけど、見始めてわかった。2人のデートという設定なのね。原宿駅前で待ち合わせ、桑原さんが長谷川さんにクレープを食べさせて、買い物をして、公園でフリスビー。最後はイルミネーションを見ながらライブへの想いを熱く語る桑原さん。ドン引きの長谷川さん。
舞台端で見ていた桑原さんが、ひゃあぁぁぁと叫んでいた。スローになったりするあたりが恥ずかしいらしい。ふざけて撮ってますからね？伝わってます？と心配そうな桑原さん。大丈夫、ガチのデート風景を流されても反応に困るよ。ちゃんとお遊びなのは伝わってるよ。でも、映像を見ながら、長谷川さんは下手に女装するより素の方が女の子っぽいなぁとか思っていたよ。隣にいる桑原さんがデカいから、小さく見えるんだろうけどさ。

エンディングに、ふじっぴーの影ナレをやったライパッチ小林さん登場。田中がいないと華あるなー！と言われてしまう。確かに場が明るくなる雰囲気を持ってる人だ。そして今日が誕生日らしい。みんなで誕生日おめでとー！と声を掛けて終了。

1時間じゃ足りない！と思わせるトーク。仲良しっぷりが伝わってきて微笑ましいし面白い。長谷川さんが桑原さんのことをポンコツだとかなんなのおまえ！とか散々言ってるけど、私の目には長谷川さんの方から桑原さんに歩み寄っているように見える。困らせて遊んでるんじゃないかと思うんだよね。で、桑原さんは困ってる感じもなく楽しんでるというか気にしてないというか。力関係がハッキリしてそうでバランス良いと思うな。
桑原さんが何か言ったとき、同級生として面白い、と長谷川さんだけ笑ってた瞬間があるんだよねー。うんうん、そういう友達っぽい雰囲気は大好きだよ。
2人だけのトークを聞く機会はあまりないので、存分に楽しんだ！出来れば定期的にやって欲しい。