@シアターブラッツ 19:00
1回目の浅草花月での本公演、2回目のシアターモリエールでの朝練、そして今回、シアターブラッツでの本公演。会場が一番狭いということに不安を覚えつつも、朝練でやっていたことが実現するのは楽しみだった。
白いワイシャツ、黒いパンツ、そしてネクタイ。カッコ良く決めてるメンバーの中、池谷さんは担任の先生のよう。まずは自己紹介。そして恒例の「謎謎」をみんなで踊る。
舞台袖で着替えてる様子を、エンターテイメントの神様ことオコチャさんが影マイクで実況。「あー、ジャスタウェイがあんな格好に!」と相変わらずの贔屓っぷり。
コントのタイトルコールは、みんなで言っている感じの声が流れていた。佐藤さんの声がよく聞こえたなぁ。
シンクロナイズド。
青いビニールシートを舞台の下に張り巡らしてプールに見立て、上半身裸のメンバーがその後ろで踊る。AKB48「会いたかった」に合わせてフォーメーション。左端のしんちゃんから順にポーズを決めていくんだけど、右端の佐藤さんと小林さんはまさにシンクロ。ピッタリ同じ動き。
途中で馬の被り物を装着して顔を出した!…ツネさんは鼻に白いテープを貼っただけw
ガタイの良いメンバーが多い中、真っ白な椎橋さんと真っ黒な佐藤さんとシューさん曰く小学生女子なピク兄が気になるw尾形さんのプロポーションは凄いね。
街で見る風景。
浅草のときは公園の風景だったけど、今度は街。
傘を持った小林さんが風に飛ばされる。しんちゃんも登場して一緒に飛ばされる。でも尾形さんは普通w風の中に放り込まれるも、ブラジル体操で切り抜ける!
池谷さんと林さんのキャッチボールでは、ピク兄の投げるボールが遅すぎる。
御茶2人で釣り。ピッタリ背中合わせに立った2人が釣りをしようとすると、魚の代わりに相手の口を引っ掛ける。そして椎橋さんが大物を釣り上げ、佐藤さんも後ろから手伝う。釣れたのは…ブラジル体操する尾形さん!
背後から、林さんがやってきた。手伝ってくれるのかと思ったら、佐藤さんのお尻を触って…抱きついた!逃げる佐藤さん。今度は椎橋さんに魔の手が…!「やべーヤツいるぞ!早く逃げて!」とナレーション。
黒い衝立を使ってイリュージョン。池谷さんがツネさんに変身したり、ピク兄は変身できなかったり、林さんが手を突っ込むと股間にグーパンチが飛んできてニヤニヤしたり。
電話ボックスに閉じ込められた小林さん、助けてもらおうとするけど全然出られない。しんちゃん、佐藤さん、ツネさんが電話ボックスを持ち上げようとするけど、ツネさんが顔だけ必死。尾形さんはブラジル体操で電話ボックスを突き抜けた。ピク兄が石を投げてみるけど…遅い!そして何故か林さんが電話ボックスに入ってしまう。2人きりにされた小林さん。「マジでやめろ!」と叫んでしまうw
音合せトーク。
びっくりした話をしている間、急に曲がかかる。それに合わせて話を変えたりする。
滑る人続出の中、池谷さんがチャゲアス「YAH YAH YAH」に合わせて見事にオチを歌う。拍手が鳴り止まない!素晴らしい完成度だった。さすが先生です。
林尾形恋物語。
ドラゴンボールZのEDテーマ「でてこいとびきりZENKAIパワー!」の歌詞に合わせて、尾形さんと林さんがマイムとダンス。つらそうな神様で佐藤さん、泣いてる閻魔様でピク兄、全開パワーでツネさんもチラリと登場。
これは浅草のキャプテン翼と同じポジションだな。2人とも楽しそうに笑顔でやってて可愛かった。
プロポーズ。
合間に「They Don’t Care About Us」が流れて期待が最高潮になるも、始まったのはコント。あれ?と思いながらも…。
父(池谷さん)と母(林さん)は、娘が実家に帰ってくるということでソワソワしている。「結婚相手でも連れてくるんじゃない?」という母の言葉に泣き崩れる父。誕生日プレゼントに携帯をもらって大喜びの弟(尾形さん)。時報を聞いて嬉しそう。
そこへ帰ってきた娘(しんちゃん)。合わせたい人がいるの、と連れてきたのは彼氏(椎橋さん)。「娘さんを…」「君にお父さんと呼ばれる筋合いはない!」と娘の話を聞かない父。
殴りかかる娘に、父はライトセイバーを持ち出して対抗。娘も彼氏も母もライトセイバーを持ち出した。斬り合う4人を止めようと携帯を振り回す弟。
彼氏役が椎橋さん?とちょっと疑問を感じた。ツネさんとか小林さんとかの方が彼氏っぽいのに、と。その疑問もライトセイバーを持ってきた池谷さんを見て氷解。父と娘の彼氏という敵対構図で、池谷さんと椎橋さんの殺陣を見せるためか!高速で斬り合う2人、カッコ良かった~!
そして「They Don’t Care About Us」が流れ出す。小林さん、ツネさん、佐藤さんも登場して位置につく。
暗闇の中、青く光る刀身が曲に合わせて動き回る。ダンスと殺陣が融合して、めちゃくちゃカッコイイ!
朝練のときは殺陣の部分はなんとなくだったけど、それぞれに見せ場が出来ていた。椎橋さんとツネさん、池谷さんとしんちゃんの殺陣は本格的!小林さんの振る刀身を佐藤さんが大きくジャンプして避けたのはカッコ良かった!林さんと携帯の尾形さんは赤外線通信。
拍手と歓声が沸き起こる、間違いなく今回のメインイベント!美しかった…涙出た。
ダンスが終わってからもコントは続く。子どもがいるの、と告白した娘を許す父。背後には、彼氏の連れ子が。小林さん、ツネさん、佐藤さん。父に向かって「おじいちゃん!」と駆け寄る3人。
谷の精霊。
プロポーズで出番のなかったピク兄が主役。これも浅草のRAD星と似たパターン。
青いノースリーブのフード付きのレインコートを着て、白いタイツに短パン。谷の精霊の兄(しんちゃん)と弟のポニョム(ピク兄)。精霊は死んだら守護精霊になるようだ。お兄ちゃんはまだ守護精霊にならないよね?と指きりで約束する兄弟。針千本飲むという約束が気に入らないポニョム。「おまえ絶対やれよ?あ?」と脅す弟に、約束の内容を決めさせる兄。破ったら「緑のたぬきを背中に貼る」と約束。
闇族が攻めて来るという情報を得て、モ(小林さん)とペ兄弟(椎橋さん/佐藤さん)は、長老(池谷さん)に迎撃の許しを得る。危なくなったら逃げるように、と指きりで約束する5人。
狐の剥製を首に巻いた闇族の兄貴(林さん)と舎弟(尾形さん/ツネさん)は、精霊の魂を吸うと若返るという情報を得る。「いっぱい吸い込んで母ちゃんの腹の中に戻ろう!」闇に乗じて谷へと攻め込む3人。
RADWIMPS「指きりげんまん」に合わせて踊る5人。闇族に攻められ倒れてしまう。
ポニョムがやってきて、中心で踊る。周りを囲んで踊る5人。徐々に間隔を狭めていき、後ろを向く。その背中には、緑のたぬきが貼られていた…。
「お兄ちゃん、ぼく、強くなる」
切ない…!正面を見据えて最後のセリフを言うピク兄、泣けるよ。
前列はしんちゃん、ピク兄、池谷さん。後列は佐藤さん、小林さん、椎橋さん。不思議なリズムのダンスで、歌詞に沿って小指を立てて決めポーズのところは可愛かったなぁ。
エンディング。
汗だくのメンバー。ピク兄がライトセイバーを羨ましがっている。尾形さんが剣を買って欲しそう。ガチで自分の携帯を使っているらしい。踊ってるときにけんじるさんから電話かかってきたとかw
ピク兄に正面から見せてあげようということで、客席に座ったピク兄に向けて再びフルで踊ってくれた!本番でちょっとずれてたところも、気負いが無くなったのか綺麗に揃っていた。千手観音のように順番に円を描いていくのが美しい。
シンクロでの馬の被り物のとき、周りが見えないからみんなでカウント取っていたらしい。部活みたいだった!と小林さんが楽しそう。
しんちゃんにじゃがいもと言われ、拗ねて答えないエンターテイメントの神様に向かって「冨田~?」と命令口調で声を掛ける池谷さん。縦社会。
次回公演は正月に品川ステラボール、座席数なんと700超え!キャパ120人のブラッツから一気に6倍に跳ね上がる!…大丈夫?埋まる?朝練か本公演かは決まっていないとのこと。このキャパで朝練は贅沢すぎるw
最後はやっぱり「謎謎」を踊って締め!
浅草での本公演からパターンを引き継ぎつつも、新しいことにチャレンジする姿勢がカッコイイ。繋ぎのカラオケは無くして正解だと思うw反応に困ったもの。
ダンスは本当にカッコイイし、コントもちゃんと面白い。神保町花月脚本常連のオコチャさん、役者常連の池谷さん、ピク兄、林さん、尾形さん。これだけ揃ったら、芝居もちゃんと笑えるし泣ける。殺陣の出来る池谷さん、小林さん、御茶。そりゃ歓声も起きるよ。きっちり踊れるしんちゃん、小林さん、ツネさん。やっぱり経験者は綺麗だよね。素晴らしいメンバーだと思う。部活みたい!と言っているけど、彼らが楽しそうに踊ってるのがイチバン素敵!
好きな芸人さんは多いし、常々優先度を付けてライブに行っている私。
ショータイムは間違いなく優先度最高のユニットだ!正月公演も絶対に見に行く!たとえシュール5が被っても行くよ。そのくらい好きなメンバー。
キャパが盛大に増えるから、今まで来られなかった人にも是非来て欲しい。なんでもないところで涙が出そうになるほどカッコイイんだから。ちゃんと笑いも忘れずにぶち込んでくれるしね。
早くも次が楽しみな公演。正月はスケジュール空けておかなきゃ!
[指きりげんまん – RADWIMPS]