@神保町花月 19:00 A8
変則的なスケジュールのため、明日が千秋楽。しかし私は今日で最後なので、絶賛ネタバレ中。
聖夜(安村)と雫(関町)は、日本一忙しいアイドル、カインズとして活躍していた。マネージャー(つよし)とともに、雑誌の取材やバラエティ番組の収録などをこなしている。
吉本所属のお笑いコンビ、ドラゴンサンダーソードの冠番組にもゲスト出演。男前ランキング1位の佐藤(長澤)とブサイクランキング14位の鈴木(畑中)とともに、サイコロトーク。
聖夜は同じく人気アイドルの彼女(なんしぃ)がいた。ラブラブっぷりを見せつける。女にうつつを抜かすなと怒る雫。
ビジュアル担当の聖夜は、大勢のファンにも優しく対応。雫は、いつも同じ差し入れをする女性ファンのユミコ(広瀬)に想いを寄せる。しかし聖夜やマネージャーには、あの子には悪いけどブサイクだと笑う。
強い雨の降る日、仕事を終えた雫がスタジオを出ると、いつものようにユミコが待っていた。雫の前で突然倒れるユミコ。家まで送り届け、連絡先を渡す。
体調の良くなったユミコとともに、上野動物園でデートをする2人。周りからユミコをブサイクだと笑われ、ただの友達だと叫んでしまう雫。泣きながら立ち去ったユミコを追いかける。彼女になってくれと告白し、路上でキスをする雫。しかしそれを写真に撮られ、週刊誌に載せられてしまう。
聖夜は、俺には怒ったくせにと不満を漏らすが、それでも雫は最高のパートナーだと笑う。ファンの前に立った雫を、暖かな声援が迎えた。
2人が踊り歌うのは、新曲の「恋ピンク」。
歌が終わって2人がいなくなると、聞き慣れたBGMが流れる。AGEAGEライブのオープニング。ピンクのタンクトップにハチマキのしんちゃんが、寝ている安村さんと関町さんを叩き起こす。あれ、ぶす?
世にも奇妙な物語のBGMとともに、合間に登場する脚本家と演出家。黒いスーツに黒いサングラス。2人ともタモリと名乗る。
カッコイイとかブサイクとかいう価値観が、逆転した世界。この世界では、ブサイクランキング1位にピース綾部さん。
栗山さんいわく、ミニコント。夢オチだしね!
神保町花月では初かもしれない、関町さんと広瀬さんのキスシーン。背後から強烈なスポットライトに照らされて、おそらく1分以上はキスしてた。
kisskisskissはコンセプトとしてキスがあったけど、これはストーリーの流れでのキスシーンだしなぁ。初の試みなのでは。栗山さんは関町さんにキスシーンをやらせたかった。
そしてプロの手が入ってるであろう、カインズのCM2本。フォグバーとギャッツビー。鈴木から聖夜への変貌は凄い。あの完成度は素晴らしいよ。田所先生が直々に安村さんに水を掛けながら撮影したらしい。
マネージャーの自転車マイムが日に日に上手くなっている。自転車に鍵をかけまくるが、いつも外し忘れて引っ掛かる。そして結局盗まれる。マネージャーが一番リアルに生活感出てた。
「恋ピンク」のダンスは、しんちゃんが振り付け。確かにKABUTOっぽいダンスだった。意外と安村さんが動けるらしく、キッチリ踊ってた。関町さんも結構踊れるんだよね。
もはやチャレンジ公演なのでは、と思わせるくらいに挑戦的な公演。
栗山さんが作詞した「恋ピンク」はダウンロード配信しているとのこと。耳に残る歌詞、楽屋裏ブログにでも載せてくれないかな。ハンバーグエビフライの部分は最高だよ!