@神保町花月 16:00 A12
まさよしさん脚本、三橋さん演出。clubぷりんすと同じ組み合わせ。三橋さんの演出は毎回カッコ良くて大好きなのです。
■ユウト(林)
ロックミュージシャンの夢を高校時代から12年間追い続ける。ロックバンド「HIJIKI」のボーカル。妻子持ち。
■トト(ピクニック)
HIJIKIのベース。父親が倒れ、実家の左官屋を継ぐためにバンドを辞めようとしている。
■タマ(児玉)
HIJIKIのギター兼リーダー。知り合いの出版社から編集の手伝いをしないかと誘われている。
■ブー(赤羽)
HIJIKIのドラム。つけ麺屋巡りが趣味。つけ麺屋の主人から、ウチで働かないかと誘われている。
■ナオミ(枝村)
ユウトの妻。高校時代にできちゃった婚で学校を辞めている。ユウトの夢の邪魔になるからと娘と共に実家に帰ろうとしている。
■アズキ(山田)
ユウトとナオミの娘。13歳。父の本当の仕事が何なのか気になっている。
■OSR社長(デンペー)
有名音楽レーベルOSRの社長。HIJIKIを売り出し中のアイドルサキザキのバックバンドとしてスカウトする。
■横澤(横澤)
OSR社長秘書。社長と共にスカウトをしている。歌が得意。
■サキザキ(藤本)
売り出し中のアイドル。官僚の親のコネで業界にいるのではないかとのウワサがある。傲慢な態度だがファンは多い。
■マッサン(松橋)
HIJIKIが演奏しているライブハウスのマスター。HIJIKIを応援している。
■路上ミュージシャン(まさよし)
ユウトがバイトしている工事現場近くで歌っている路上ミュージシャン。HIJIKIのファン。
ロックミュージシャンの夢を追うユウト。メンバーの脱退、路上ミュージシャンとの出会い、バックバンドとしてのスカウト、家族との離別直前、サキザキのデビューライブ2万人の前で歌うユウト、ロックを思い出したOSR社長に契約するように誘われる、新しい夢ができたと断るユウト、妻と娘を守るという夢、最後のHIJIKIライブで歌う『Rock’n Daddy Roll Hero』。
演出が!期待通りのカッコ良さ!オープニングでメンバーが次々に出てくる演出はよく見るパターンだけど、黒を基調としたカッコイイ映像と音楽と相俟ってステキ。セットもカッコイイ。
林さんのスタイルの良さはずば抜けてる。細身のジーンズに革ジャンが綺麗に似合う。これはまさよしさんも当て書きしたくなるわ。
ピク兄がいじられ役。革ジャンではなくジャージ。途中で革ジャン購入。が、最後にはジャージに戻っていた。
松橋さんのオールバック姿は初めて見たような気がする。いつもは可愛いイメージだったけど、今回はカッコ良かった。
女性陣が素晴らしかった!枝村さんは私の中では楽器隊のイメージが強いけど、新喜劇の人なんだよね。マジ泣きするシーンもあって良かった。横澤さん、TEAM BANANAも上手い。若手なのに凄いなぁ。
テーマ曲はまさよしさん作詞作曲らしい。色々できるんだねぇ。
現実と夢との境目、きっと芸人さんも同じなんだろうな。夢を追い続けるには色々なものを捨てなきゃならないよね。まさよしさんの想いを書いた脚本なんだろうか。
芸人さんの解散が相次ぐ今、なんだか考えさせられる内容だった。