@浅草花月 15:30 イ5
ブロキャスとゲストが交互に漫才をしていく、差し漫才。1時間の漫才の後、30分の反省会。
今回のゲストはPOISON GIRL BAND。
遅刻者をいじりつつ、主旨説明から自然にネタに入る。いつもながら素晴らしい流れ。何故か吉村さんの中でソラシドがホットワードになっている。
B:日常の音〜ヒーロー
P:詩
B:ソラシド?(10秒ネタ)
P:リレーのバトン
B:ミュージシャンのMC
P:ガッツポーズ
B:卒業式の歌
最後はブロキャス。吉村さんが歌っている途中で合図の音が鳴る。ちょっとテンポアップして歌いきり、房野さんのツッコミが決まったところで終了。時計を見上げたら16:30ぴったり。お見事。どちらも5分から10分程度のネタをやっていた。
トークに入るが、ポイズンがずいぶんおとなしい。袖でスイッチ切られちゃったから。漫才ロボットだから。
1本目はブロキャスの主旨説明とネタが一体化していたが、吉田さんはずいぶん長く喋っていると思っていた。確かにブロキャスの1本目が終わった時点で20分経過してたからね。
差し漫才恒例の数秒でネタが終わるくだり、ポイズンはやりがいがなかったと嘆く吉村さん。阿部ちゃんは水を飲もうとコップに注いだ瞬間に出番になって慌てたようだけど、あくまでも動作はゆっくり。吉田さんは冷静にお茶を飲んで、チラッと阿部ちゃんの様子を気にしたくらい。バトンで行くよ、と声をかけて出てきたそう。ただ、袖にいた関町さんを連れて出て数秒で終わらせることも考えた。しかし関町さんの隣に立ちたくなかった吉田さん。
全然慌てないじゃないですか!とブロキャスが言うと、漫才ロボットだから、と序盤の設定を再び。
ここから漫才ロボの話が延々と続く。ポイズンワールドに全乗っかりな吉村さん、必死で理解しようと色々質問する房野さん。
少年がラジコンのように操作している。単一電池1本で稼働している。足の裏にはコロが付いている。ネタをやるときは少年がそれぞれにカセットを入れる。ボケとツッコミで違うネタのカセットを入れられてしまったことも。そのときはシュールなネタだとごまかした。ライブ終わりにはたくさんの少年が劇場から出てくる。2000年に作られたプロトタイプで製作者の博士は死亡。作られた時点でコピー元の人間をロボットが殺害。千鳥も漫才ロボット。高校時代に房野さんが見ていた千鳥はもういない。海に弱いが少年が隙間にガムを詰めている。温度変化にも弱く、搬入するときに外気との気温差がある場合は入口に立てかけて慣らす。2000年以降に作られたブロキャスは水も温度変化も平気。
阿部ちゃんのふんわりした設定をどんどん広げて確実な世界観を創り上げる吉田さん。ポイズンのネタの雰囲気そのままのトークが楽しい。房野さんが途中で笑いすぎて崩れ落ちたまま、床に座って話し続けていた。
定期的に開催されている吉田トークが、こんな雰囲気だとポイズンファンの方々が言っていた。なるほど、これは面白そうだ。
やはり差し漫才は楽しい。長尺ネタもトークも楽しめるなんて。
次のゲストはアルコ&ピース。漫才ロボっていう設定で、袖には飲み物の代わりに単一電池を置いておいてよ!とポイズンからのムチャぶり。
どうもコントの印象が強いので、差し漫才初のコントがあるかも?と危惧するブロキャス。どうなるのかね。