@渋谷公会堂 17:30 1階14列47番
昨年11月の金スマで初めて見て以来、どハマりしているWORLD ORDER。チケット完売で嘆いていたら、渋公での追加公演の情報が!席は微妙だけど生で見られるのは嬉しい!
まだ客電が点いていてザワザワした雰囲気の中、舞台にピンスポが。登場した須藤元気さんに拍手が沸き起こる。軽く挨拶をした後、停止。1分くらい経ってから再び普通に歩き出した。笑いが起きる。暗転。
薄暗い照明とスモークの中、メンバーが舞台の左右から次々に歩いてくる。途中で止まったり、スローになったり、回転したり。2人がシンクロした動きのまま歩いて行ったり。
ピアノとバイオリンの生演奏が始まる。
曲調が変わっていき、「2012」。PVでは見られない部分のダンスもあり、斜めの席だったので背後での量さん回転の秘密が見えたり。アッキーさんが量さんの腰に腕を回して横回転させて、屈んだマサトさんの肩から頭のあたりに乗っけてた。マサトさんが回ってる間アッキーさんは腕を出してガイドの役割。あんなことになっていたとは。
次が「BLUE BOUNDARY」。途中でバラバラに立っているメンバーにピンスポが当たっていきソロダンス。メンバーごとに曲調も変わっていく。ジョニーさん超カッコイイ!新メンバーだからかWOのダンスではついていこうと必死な感じが見えてたけど、ソロ凄いんだね。マサトさんは正統派なダンス。量さんはちょっと不思議なダンス。関節はどうなってるのやら。ユウスケさんの手だけの表現も好き。ウッチーさんのひとりピタゴラスイッチのようなマイムも良かった。元気さんとアッキーさんはソロパートの前に走り去っているので無し。
ここで元気さん登場。緊張しますね、間違えたし。みんなはダンサーなのでダンスでアップしてるけど、自分はついシャドーをやってしまう。次はふざけた曲…と言ってから、小室さんに申し訳ないですねと苦笑い。
「BOY MEETS GIRL」は女性ダンサーが20人くらいいただろうか。みんなで踊り狂う。普段はロボットのように無表情なWOメンバーも笑顔全開!ロボットダンスこそWOの醍醐味だけど、こういうはっちゃけたのも楽しい。
舞台の片隅にピンスポが当たっている。アッキーさんが女性型のマネキンを持ってきてピンスポの中に置く。次に持ってきたのは、マネキン化したユウスケさん。アッキーさんが目を離したスキに、ロボットのような動きで女性マネキンへと近付いて顔を覗き込む。それを見つけたアッキーさんが舞台中央へとユウスケさんを引きずっていき立たせる。頭を叩くと高速で叩き返される。スローモーションで殴ろうとしても高速で叩かれる。アッキーさんが去ると、女性マネキンへと再び近付くユウスケさん。壁に阻まれている様子。最後に重い扉を開けて女性マネキンにキスをしようとする。暗転。明転。女性マネキンが本物の女性になっている。キスをしようとする。暗転。明転。女性がウッチーさんになっている。キスを…しようとして驚いて離れる。終了。
ヒュンヒュンと音がする。客席後方から、量さんとジョニーさんがチューブを回しながら舞台へと登る。ケチャのような打楽器とヒュンヒュンという不思議な音が混ざる。道着を着た青年とスーツ姿のままのマサトさんが登場。完全にシンクロした動きでの空手演舞。
「A BRAVE NEW WORLD」では元気さん以外のメンバーが頭に黒い箱を被っていた。箱の下、つまり首部分が光る。リズムに合わせて同時に光ったり、ソロダンスの部分では踊ってる人だけ光り方が違ったり。曲のラストで箱を持って真上に上げて顔を見せていた。どれが誰かを考えるのが楽しかったけど、飛び抜けてガタイの良いマサトさん以外は正直わからない。もっとたくさん生で見ることができたら手の動きだけで見分けられるのに。
「MACHINE CIVILIZATION」。本当に機械のようだ。お辞儀を真横から見られる角度だったけど、一糸乱れぬとはこのこと。美しかった。ユウスケさんの腰を抱えてゆっくり持ち上げるジョニーさん、キツいだろうな。最後は真ん中の隙間から足が見えないように、大きく右足を上げて戻していた。なるほど。
ここでMC。元気さん以外のメンバーも紹介。
メンバーイチの変人だと元気さんに紹介されたアッキーさん。メンバーで飲み会に行くと、座敷の場合は入り口付近で片膝ついて待機。椅子の場合は立ったまま待機。落ち着いて座っていられないらしい。
新メンバーのジョニーさん。東京大学大学院生。勉強のしすぎで天パ?オシャレパーマです!と弁解するジョニーさん。
マジ広い!と繰り返す量さん。サブリーダーで元気さんの右腕というか両腕というか両足というか、元気さんには量さんがいないと成り立たないとまで言われていた。しかし衣装の靴を左だけ2足分持ってきたり天然も激しい。
先ほどウッチーさんとキスをしそうになったユウスケさん。元気さんいわくイケメン担当。目が大きいので撮影時に瞬きが目立ってNGになることも多いとか。
うちわを持ってきたファンがいるマサトさん。真正面にはお母様が座っているらしい。元気さんも踊りながら気付いていた。演舞でわかる通り、学生時代に空手で全国3位になっている。リハ中にスーツのお尻が破れたらしい。
以上6名でWORLD ORDERです!と締めようとした元気さんに突っ込むウッチーさん。自分で喋りながら自分で笑ってしまう。31歳なのに今年はお年玉をもらって嬉しかった。今後ももらえるんでしょうかね、元気さん!ニコニコしているメンバーたち。
3種類の打楽器が打ち鳴らされる。量さんと2人のダンサーが出てきて、激しいダンス。ジャンルはなんだろうか。両側2人はヒップホップ?のような感じだと思うけど、量さんのダンスはちょっと不思議な動き。民族舞踊というか。激しい打楽器のリズムがそう思わせるのだろうか。
「WORLD ORDER」。PVに忠実なダンス。原点回帰だね。ユウスケさんの瞬きが多いと言われていたので、ちょうど一番前に来てるし顔ばかり見てしまった。遠くて瞬きなんかわかるはずもない。
「WORLD ORDER」のラスト部分から一列になって前の人の背中に頭をつけるように屈んだ体勢からの「MIND SHIFT」。2曲が流れるように繋がっててゾワッとした。カッコイイ…!一列になって順番に同じ動作をしていく部分が好き。千手観音は横からだと何してるのかわからない。でも腕を回してる部分は順番にやってるわけじゃないのね。
アンコールは「LOVE AND EVERYTHING」。スタンドマイクが2本用意されて、メンバーも踊らず一緒に歌う。ジョニーさんが一生懸命スタンドマイクを調整していた。元気さんがハンドマイクで生歌。良い声だよね。元気さんの向かって右に量さん、ジョニーさん、アッキーさん。向かって左にウッチーさん、マサトさん、ユウスケさん。ステップを踏んで踊り出すメンバー。好きに踊っているようで、左右でダンスが違う。楽器の音が薄くなる部分ではメンバーのダンスもスローモーション。
最後は今回出演した全員が舞台に上がってラインダンス。
スタンディングオベーションも起きたほど素晴らしいライブだった。カッコイイし楽しいし、改めて凄いグループなんだと実感。
これはDVDで繰り返し見たい。ライブDVD出してくれないだろうか。できればブルーレイでも見たい。
「BLUE BOUNDARY」がカッコ良かったと絶賛の感想をいくつか見るのだけど、ソロダンスに入ってからのカッコ良さに衝撃を受けて本来のダンスを覚えていない。是非とも映像化を…。
元々パントマイムが大好きなので、ユウスケさんのショーが見られて嬉しかった。アニメーションダンスをやる人はマイムも相当上手い。ユウスケさんのは通常のロボットマイムではなくWOの動きをベースにしてた。ウッチーさんはオチ要員なんだろうかw
無名の頃からキッキィさん好きだったのでWO脱退は残念だったけど、ジョニーさんも凄いということが実感できたので好きになった。WO加入するくらいだから、そりゃ凄い人だよね。アンコールで真っ先に踊り出したのは彼だった。楽しそうで可愛いんだ。
量さんはブログの文体で察しはついていたけど、見た目に反してチャラいwマジ広いを連発している姿は中学生男子のようだった。あれでサブリーダー…いやいや、わからないもんだね。でもダンスはカッコイイんだもんな。
マサトさんがガタイが良い理由がわかった。空手演舞カッコ良かった。一緒に演舞をやっていたのは元気さんの生徒さんなんだろうか。その方が細身だったので、シンクロするマサトさんの迫力が増していた。
年末の東京公演のレポを見るとアッキーさんが殺陣をやっていたとか?なんてこと…見たかった。ソロもやってなかったし、何かあったんだろうか。次はやってくれると嬉しいな。一番落ち着いたオトナに見えていたけど、変人だったとはw
ウッチーさんはオチ。「MACHINE CIVILIZATION」の機械のような美しい動きが好きなので、ギャップが凄い。本人も楽しそうにやってるからいいかw元気さんの格闘家時代のバックダンサーにもいるくらいだから、付き合い長いぶん愛されてるのね。
こんなパフォーマー集団を作ってくれた元気さんに感謝。なんでもポジティブに捉えることで上手くいくようになる、と講演会のような話もしていた。でもホントそうよね。世界でも日本でも、もっとライブやって欲しい。国内ならどこへでも見に行くよ!
[2012 – WORLD ORDER]