@新宿シアターミラクル 19:00
単独ライブの解説や裏話を本人たちが話してくれるのはありがたい。
暗転の中、ドラゴンクエスト「序曲」が流れる。スローテンポになった部分で舞台後方からピンスポが当たり、2人のシルエットを浮かび上がらせる。徐々暗転。なんとも壮大な登場。
単独公演それぞれの部分について解説。
映像。
田邉さんがRPGツクールPSバージョンで制作。ストーリーは、次のコントの内容を示すような展開になっている。死後の世界、逆のことを言う、変わる、助けてくれる、別れ、役目、冒頭へのループ。
主人公のナーヴェは田邉さんのナベから。ヒロインのリリンは新世紀エヴァンゲリオンで渚カヲルが人類のことを「リリン」と呼んでいるところから。見習い神が創る人類のこと。魔王DOIはどいちゅーさん、ジョジョの奇妙な冒険のDIOをもじって。
コントタイトル。
旧約聖書で神が6日間で世界を創ったから、コントが6本。
どいちゅーさんが死という文字を使いたかったから選択死。DEATH NOTE、HUNTERXHUNTER。
一文字もいいな、ということで逆。田邉さんが絶叫したかったから作ったコント。後味の悪い物語にしたかった。
1/3の純情な感情。最初は喜怒哀楽とザンギエフだった。タッチ、ストⅡ、ジョジョの奇妙な冒険。
鶴(クレーン)ではないからノットクレーン。羽根をもがれたフィギュア。ドラゴンクエスト、ドラゴンボール。
ポケモン大好きな田邉さんだからこその気になる部分へのツッコミ。ポケットモンスター。
素敵なお話を書きたかった。笑い無しの台本を渡されたどいちゅーさん。ジブリ。
曲。
客入れは「ファイナルファンタジーⅣ」フィールド曲。オープニングは「ゼルダの伝説」。神々のクライソースというタイトルは神々のトライフォースから。魔王DOIのセリフはゼルダの伝説のボスのセリフとリンクしている。リンク!とテンションが上がる田邉さん。無言で脅すどいちゅーさん。
ネタの合間の曲はすべてどいちゅーさん選曲。コントの内容に合わせた歌詞の曲をアニソンから選定。どいちゅーさんが挙げたタイトルをアニメ番組表から探してコピペ。詳しくないのでいくつか忘れてる気がする…。
「まどか☆マギカ」「超時空要塞マクロス」「いなり、こんこん、恋いろは。」「サーバント×サービス」「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「はたらく魔王さま!」「ささみさん@がんばらない」「琴浦さん」「銀魂」「凪のあすから」「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」「ポケットモンスター」「デジモンアドベンチャー」
レインボー・ロードの挿入歌は「それでも世界は美しい」。
2人の趣味がたくさん盛り込まれた構成だということがわかった。詳しい分野が全然違うし、共通の部分もあるし、良いコンビだねぇ。
田邉さんがRPGツクールで映像を作っていたとは。Windowsバージョンを昔やったことがあるけど、当時はマップ1マスずつとかだったからすぐに挫折したわ。懐かしい。
少年誌青年誌ゲームのあたりは結構わかるので、コントに使われている元ネタにはニヤニヤした。曲はまったくわからなかったな…ポケモンとデジモンくらいしか…。マクロスは言われてみれば、っていう程度。他はまったくわからない。こうやって解説してくれると、元ネタを探してさらに楽しめるのでありがたいね。
どのキャラが好き!?とアニメの話で盛り上がったり、茶番と称した変身コントをちょっとやってくれたり、楽しそうな2人が見られて嬉しい。
普通のトークライブもまた見たくなった。カミワラのトークの回まだかなぁ。