@日生劇場 18:00 1階D列26番
今年は1回きり。超良席!
かなりストーリーがしっかりしている公演のようで、事前に読んだパンフレットの登場人物が多くて混乱。とりあえずA.B.C-Zだけでも配役を覚えておく。
プロローグでの「OH&YEAH!!」のダンスがちょっとセクシー路線で優雅な動きが多くて眼福。五関様が向かって右にいることが多いフォーメーション、目の前で見られてありがたいよ。
バーで飲んでてちょっと陽気になってる五関さん&必死な塚ちゃん、という関係図が新鮮で良い。この2人のダンスはキレが段違いで良いね。
塚ちゃんの役、静岡のハンバーグチェーン店の御曹司で丸いハンバーグが人気っていう設定、元ネタは静岡では超有名な「炭焼きレストランさわやか」じゃないですか。げんこつハンバーグが人気。錦織さんの知識の幅が凄いね。
Jr.勢揃いの敵対勢力のシーン、ダンスに定評があるらしいTravis Japanなのでちゃんと見よう!と思ったら、上の方で五関様が踊っているのが目に入って慌ててそっちをガン見。いつどこに出てくるかわからないから気を抜けない…。
筋トレシーン、まず裸になる!と脱いだ塚ちゃん、それに習って脱いだ戸塚さん、戸塚さんに抱きつく裸の塚ちゃん。客席から悲鳴が上がった。「きゃ~♡」じゃなくて「ヒャー!」なのがえびファンっぽい。
橋本くんが五関さんを勧誘しにくるバーのシーン、起伏の激しすぎる五関さんの感情表現が多彩で素晴らしい。声のトーンが一瞬で変えられるの凄いよねぇ。
五関様ソロダンスのシーンが美しい…。破格の扱いだよね!バーのシーンは細身の革パンに小さめのジャケットにTシャツにワイシャツというラフな衣装で、踊るたびに長めのワイシャツの裾が翻ってステキ。わかってらっしゃる。
ラストの対局前、将棋の駒をかじっている五関さんの写真が出てテンションアップ。その写真をください!!!今回は映像も本編に絡む使い方で素晴らしいね。
終盤の殺陣のシーンはド迫力。五関様vsJr.たちという戦いは圧巻。ポールを使って3階くらいの高さからふわりと降りてくる姿が美しい。そして叫ぶ叫ぶ。険しい表情が多い役なので、このときの勝利の笑顔が眩しい。
その後も物悲しいストーリーは続くのだけど、フェラーリ(白馬)に乗って登場する五関様がマジ貴族。なんなのあの演出!唯一内部に関わってない五関さんの役がキョトンとしてるの可愛い。
ド派手な衣装に着替えてからのSHOWTIME。登場時、五関様が顔の周囲に手を這わせるポーズを取っていて、おそらく五関担たちがザワッとしていたw
「Take a “5” Train」のとき、河合くんの腰をギュッと掴んで五関さんが踊っていたら、次のフォーメーションで河合くんが腕を差し出して、五関さんが腕を絡めて河合くんの肩に頭を載せるように傾けて踊っていた。カップル…いや、不倫アベック…?
客席で踊る演出、A列前でえび5人が踊るので、至近距離…!とガン見していた。コレ本当に目の前だったら卒倒しかねん。目の前で踊られたら逆に直視できない気がする…。
もう何の曲をやっていたのかすら覚えてないけど、ただただ五関様のダンスを見詰めていた。細かいステップや手の振りや顔の角度はもちろん、立ち姿の脚のラインまで美しいよ…至福とはこのこと。ありがたい。
五関様の動きを追うのに必死でJr.を見る時間が非常に少なかったけど、美勇人くんは覚えた。Jr.の中ではメインの役だったし、チェリーズにも出てたしね。宮近くんはなんとなく覚えてる。あの美しい動きのダンスをする子だ。今回は速い動きばかりで判別難しかった。美勇人くんの次に背が高くて顔の濃い子のダンスが綺麗で丁寧な動きで好きだった。おそらく朝日くんらしい。次に見る機会があったらちゃんと見よう。
RPGのように徐々に仲間を集めていく展開で、5人5様のキャラが際立って面白かった。クールだけどアツい天才プログラマ、能天気で優しいしっかり者、毒舌だけど気弱な才人、一途で一生懸命な元ひきこもり、将棋に人生を捧げて挫折したプロ棋士。専門用語の多いセリフや将棋を模した演出なんかは、その世界を知らないとわからない部分も多かったけど、そこはまあ雰囲気で。カッコ良ければそれでいい。
映像化を単品でやって欲しいのだけど、難しいのかな。前々回はダイジェスト版だったし、前回はDVDの特典だった。オリジナル楽曲なら大丈夫じゃないかなぁ。今回はどうだろうか。
もう一度見たいなぁ、と思う素晴らしい舞台だった。次のえびは…来年かな?