@静岡 11:00〜19:30
いよいよ最終日。最後まで見たい人を見る!
本日一発目は望月ゆうさくさん。とんでもない人数の観客が集まる人なので、2時間近く前から場所取り。1回しか見られないから、どうしても最前列で見たかったんだ。
龍鼓の発展系と思われる「ONE(椀?)」を披露。白装束と面でタップとディアボロの融合。歴史がテーマになっているようだ。今度は衣装を変えて近代のディアボロ。通常より長い糸を使ったパフォーマンス、青、赤に光るディアボロ。見ているだけで勝手に涙が出てくるような、魂のこもった表現に圧倒される。凄まじい気迫の中でも、技が決まればドヤ!という顔をするし、歓声が起きれば嬉しそうな顔をするし、なんだか微笑ましい。
衣装や音楽も手作り、模写したという作品の元になった絵、そしてパフォーマンスに加えて本人の解説。ひとつの世界を創り上げるパワーが素晴らしい!
ペガサートでケントさん。ビルと歩道の狭間という特殊なポイント。ウォーミングアップ中、4段ポール用の普通サイズのボールを投げたら屋根に載った!あー…となる観客とケントさん。しかしポールを4段繋げて歩道側から落とすことに成功。壁にビッグボールを投げてバウンドさせつつ回したり、ウォーミングアップにもバリエーションが。
後ろの歩道までお客さんびっしり!の中でのパフォーマンス。見上げると空が抜けていた青葉通りと違って、見上げてもビルしか目に入らない場所での4段ポールのド迫力。比較対象があるとより実感する。高い。一輪車に乗れば天井を越え、その上で5個を回せばさらに上の屋根を越え、4段ポールはもちろんビルの3階まで到達。
2回目は静岡最後のパフォーマンスとあって、いろいろと詰め込んでいた印象。ビッグボール回しながら片手で側転なんて初めて見たよ。アクロバットも実は凄いってのを忘れがち。7個を滑り込むようにしてキャッチ、ビッグボールにキスして頭上に掲げてたのはカッコ良かった!ラストは一輪車の上でポールを頭に載せた状態でビッグボール4個。最後の最後に大技持ってきた!これ外で出来るの!?凄すぎる…。
サクノキさん。子供たちに手伝ってもらってるのか翻弄されてるのかわからないハートウォーミングなパフォーマンス。何かが上手く行かなくてムー!!!となってるあの表情がいいよね。ハットを投げて飛び込むように頭でキャッチするのが凄い。花とパイプのビヨンと戻ってくる感じも楽しい。
手伝ってもらおうと思った子供に連れられて観客の輪を越えていったのは面白かったなぁ。小さな男の子がサクノキさんを連れて歩いていって、お母さんに手を振るんだ。あの場にいた観客みんなが可愛い~!となっていた。でもその後に急に号泣されてしまってサクノキさん大慌て。おどけてみてもさらに泣いちゃうし、他の子にも逃げられがちだし、大変そうだけど見てる方は楽しい!
キューブはド迫力でカッコイイ!カッコ良くない展開になるのも笑っちゃうんだよな。サスペンダーが引っかかって諦める展開もお見事。
ドミトリーチェルノフ。ケントさんが憧れているパフォーマーというのを本人のツイッターで知り、悪魔かサイボーグかみたいな外見も気になったので見に行くことに。
黒装束に白メイク、体中に大きなポケットが付いていてひとつずつ大きなボールが入っている。全部で7個だ。ボールをただ回すだけじゃなく、体中のポケットに入れたり出したりキャッチしたり。アクロバットやダンスも軽々こなす。凄い、カッコイイ!でも青空は似合わない!このパフォーマンス、ステージの照明があるところで見たいなぁというのが正直な感想。帰って動画を検索したらサーカスでパフォーマンスしていた。こっちは禍々しい雰囲気で素晴らしかった。やはり外でやるタイプではないのでは…?
ファイナルステージ。まとめて色々見られるというので見ることに。今回ケントさんばかり見てるからな…。
市民クラウン大集合から開始。なんかザ・スコビルズがいたような気が…いたよね?
クロキキィブラザーズのパフォーマンス。2人で絵を描いていってそれを1枚に合わせるとひとつの作品になる。何故そんなに正確なのか。素晴らしい。
リ・ウェイ。昨年ワールドカップチャンピオン。たわんだ状態でのスラックライン。
張海輪。ジャパンカップチャンピオン。舞台の天井近くまで椅子を積み上げていく。
ウォーキングパフォーマー、クロワッサンサーカス、ジャパンカップ出場者紹介。
ワールドカップ出場者紹介。
ブロンズ賞、フライトオブパッション。シルバー賞、ケロル。賞金で何を買いますか?モチ!審査員特別賞、チーハンチャオ。中国語、英語、日本語の二重通訳。ゴールド賞、張海輪。日本語が喋れるからさっきの通訳ボクがやればよかったね!
休憩を挟んで、受賞者のパフォーマンス。照明があるので路上とはちょっと違う。
チーハンチャオ。青く光るディアボロと2本のスティック。ちょっと失敗が多かったけど、ラストの2本キャッチは見事に決めて終了。カッコイイ!
フライトオブパッション。男女のエアリアル。男性の歯で2人分の体重を支えるとは…。
ケロル。客席から登場!椅子の背を歩いてみたり、お客さんの頭を楽器代わりにしてみたり。凄まじい迫力のボイパと精度の高いクラブ裁き。
張海輪。孫悟空の華やかな衣装での変面。そして衣装を脱いで旗竿のパフォーマンス。小指…!
オン部門の出演者紹介。プレミックスが3人でアクロバット。ホワイトアスパラガスはあのダンス。
実行委員長の挨拶中、背後のモニターに映った実行委員長の奥には、ビヨンビヨン飛び跳ねるハチロウさんの姿。観客大爆笑。ハチロウさんの目の前に割り込んで決め顔を向けるドミトリーチェルノフ。
最後は5本締めで終了。
4日間で13回ケントさんのパフォーマンスを見た。大満足!ここまで同じ人を連続で見たのはさすがに初めてだ。まったく同じことをやった回は無いと思う。そのくらいパフォーマンスの幅が広くて常に驚かされる。失敗のまま終わったことはないくらい、様々な技術の精度も高い。ウォーミングアップ中にも本編には入れていない変わったパフォーマンスをやってみたり。あれだけ凄いパフォーマンスをするのに謙虚で丁寧とあって、日に日にファンが増えていったのではないかな。クロワッサンサーカスのナイトに参加したのも貴重だった。静岡仕様のオープニングダンスは開始5分前に教えてもらったと言っていた…マジか。ソロでオン部門を狙っているようだけど、クロワッサンサーカスと一緒にテントで演じてる姿も見てみたいなぁ。どっちも見たい!
ケントさんの合間に意外と色々見られた。諦めた人も多かったけど、オン部門に上がったidio2を見られたのは良かったな。新しいルーチンも素敵。ゆうさくさんの新作も、常に高いレベルのものを見せてくれるので安心して見に行って感動しすぎて帰ってくる。今年も素晴らしかった。
来年は11月1日~4日らしい。平日2日か…今から有休の打診をしておくか!