@ジーベックホール 18:00 A-4
Read Changが日本に来るなら見に行きます!というわけで、先週のテンヨーマジックフェスティバルでは遠くからだったけど今日はかぶりつき。
客席はおよそ50席。少なくない!?超贅沢空間じゃない!?ビビりつつも席に着くと、クラウンのTAKESHIさんがロープとチュッパチャップスでマジックをやっている。お客さんに逆にイタズラされて微笑ましい。
MCはSAIKIさん。柔らかな印象で穏やかなMC良いね。でもTAKESHIさんには厳しいw
通常舞台の手前に小さな舞台が設置されている。奥で準備、手前でMCというスタイルのようだ。
池田洋介
門。門という漢字に様々なものを組み合わせて、新たな展開を作っていく。驚きの声とどよめきが起きる。オープニングに相応しい、開の文字でスタート。
TAIYO&大河
TAIYOさんのマウススティックバランスとバイオリン演奏。幕が開いていきなりの超人技で驚きすぎて笑う。何だこれ凄いな!?
ブレイクダンス、リング、ボール、そして大河さんのマジック。たくさんのパフォーマーたちが次から次へとパフォーマンスを披露していって賑やか!
赤いリングやってたNOSEさんかな?彼のリング綺麗だったな。もっと見たい。片手の指先で2本回してたの凄かった。
ブレイクダンスのKid quickさん、これ個人名?目の前の小さな方の舞台でグルングルン回っててめっちゃカッコ良かった!
大河さんが両手をクロスさせてどんどんカードを出していく技が美しくて大好きなので、目の前で見られて嬉しい。でも3ボールをジャグラーに混じってやってるのはぎこちなさすぎて笑ってしまったwジャグラーって回すスピードが違うんだな…。
ゴルフクラブとその他色々を積み上げたバランス技、TAIYOさんが超人すぎてまたしても笑う。ホントに同じ人間なの!?頭にゴルフクラブ載せるだけでも無理なのに更に積み上がってるとかどういうこと!?
シルク・ドゥ・ソレイユの音楽を使ってるのもあって、シルクでよくやるシャリバリのような雰囲気だったなぁ。異種パフォーマンスのコラボ。
Cherry
向こうが透けて見えるほど薄いハンカチから生み出される鳩。手の中に吸い込まれたハンカチが丸いボールになって、次の瞬間には鳩。鳩!とにかく鳩!ちょっと反抗的な鳩がいて微笑ましい。鳩を追いかけるマジシャンなかなか見られないよw
手前の小さい方の舞台ギリギリまで来て、結んだハンカチがいつの間にか解けるマジックも披露。目の前で見ても凄い。
鳥籠が消えるとかマジックの定番なんだけどやっぱり驚くし凄い。ホントどこ行っちゃってるんだ鳩たち。
そして会場中が思わず大きな声を上げた衝撃のラスト。むちゃくちゃデカいカラフルな鳥が現れた!しかも会場に向かって放つから頭上を羽ばたく!バサバサッと風を感じたよ。驚きすぎて放心状態のまま幕が閉まっていく。
MC中に出てきた大河さん、オープニングで失敗していたカード飛ばしを練習。舞台上だけど練習。風船をカードで割るパフォーマンス。
Jerry Woo
光の中から出現するリングが美しい。大中小のリングのみで構成されたシンプルなステージ、神々しくてため息が出るよ。
演技としての鋭い目や表情、ふとした瞬間に見せる笑顔が可愛らしくて見てるこっちも笑顔になる。技もだけど、動きや表情もなんだか綺麗な方だなぁ。
シンプルなだけに、じっくり見入って技に驚くことができるのは楽しい。指先の技術だけでやってるよね?と思われる3連リングの回転が凄まじい。
MC中、SAIKIさんがカードマジックに挑戦。ぬるりと出てきて風船を膨らませているTAIYOさん。風船を割って鳩を出すマジックの練習中らしい。いいところで邪魔されたー!と悔しがるSAIKIさんw
志村惟
ディアボロ。スティックが手から離れる率が高くないか!?白いディアボロはもちろん宙を舞うけど、スティックも宙を舞う。3個を難なく回すどころか複雑なキャッチ技まで披露していて凄まじい。
後半のマゼンタのディアボロを使った横方向の空中技も凄い。やっぱりスティックが宙を舞い、自らも回転しつつディアボロも回転しつつ。わけがわからないけどとにかく凄い!
白が縦方向、マゼンタが横方向、と見た目にもわかりやすい構成で見やすい。衣装も同色だったし、見せ方にこだわってるなぁ。こういうパフォーマー好きだわ。
Jeon seong uk
手から現れるカードたち。回転させるごとに徐々にグラデーションが広がる。カード1枚のグラデーション、複数のカードのグラデーション。
ひたすら手からカードが現れたり消えたり舞い散ったり、ただそれだけのシンプルかつ凄まじいパフォーマンス。
立ち姿だったり表情だったりの変化はあれど、両手の先だけで完結しそうなほどのストイックなカードだけのマジック。(実際はタネがあるんだから無理なのはわかってるけど!)
白、ピンク、ブルー、そして黒。黒いカードとともに暗転はカッコ良すぎる!
池田洋介
Square Puzzle。四角い枠の中に、微妙に斜めに切られたカラフルな板たち。組み替えていくと…あれ?隙間が出来てる?隙間に新たな板を追加して、またまた…。
池田さんが以前ツイッターで公開していた、板チョコをカットして組み替えたら1欠片余るってやつ、あれの応用編なのかしら。絶妙に差分がどこかに生まれているはずなんだけど、あのへんがアヤシイとか思いながら見てるんだけど、徐々に混乱していく。あとノリノリな池田さんがなんだか可愛い。
MC中、SAIKIさんがカードマジックに再挑戦。ぬるりと出てきて風船を膨らませている大河さん。もはや割っただけで何も出していないw
Read Chang
冒頭の回転と消失の時計はやはり息を呑む素晴らしさ。ええっ!?と度肝を抜いてからの本の流れが素晴らしい。平面から立体が生まれるってどういうことだ…。
小さな時計4連が1個飛んでいって、おっとこれは珍しい…と思っていたら、空中消失も落下していてビックリ。あまりの凄さに本当に人間か?とか思っていたけど、ちゃんと人間だった。マジックはやり直しが利かないのがキツいよなぁ。なんだか別の意味で珍しいものを見てしまった。
しかしその後はさすがのクールさで完璧なパフォーマンス。前方に出てきて演じていた、指先で唇を撫でると徐々にパイプが現れる技がセクシーかつ凄まじい。
本のハット変化は一瞬すぎて意味がわからないな。平面から立体…どうなってんだホントに!
MC中、SAIKIさんがカードマジックに再々挑戦。誰も出てこないよな?と周囲を確認したものの、幕の後ろから明らかに風船を膨らませる音とカッターの刃を出す音が聞こえるw出来たー!と喜んで出てきたのはもちろんオモチャの鳩を握りしめた大河さんとTAIYOさんw
池田洋介
シガーボックスで時報。斬新なアイデアに1時間ごとに拍手が起きる。矢印を携えて背後の大きな舞台へ。
Change the World、Hello, Goodbye、Change the World。僕は無力だ、から始まるパフォーマンス、池田さんの悲しげな表情にどうしても感情移入してしまう。辛い気持ちになってからの徐々に華やかで楽しくなっていくHello, Goodbye、そして鮮やかに回収していくChange the World。心を揺さぶられる演目で、何度見ても涙が出てしまう。
TAIYO&大河
大河さんが出したワインボトルからグラスに注がれた液体、グラスごとに色が違う!?驚きのアクトもサラリと行われているのでもうどこを見ていいのやら。
オープニングでマジックが苦手だと言ってSAIKIさんのマジックを羨ましがっていたTAKESHIさん、ついにマジックに成功wこの伏線は微笑ましいぞ。
TAIYOさんが、グラスタワーを載せたテーブルを額に載せてテーブルクロス引きというまたしても意味のわからない超人技を披露している。なんだあれ!
オープニングとはまた違う構成で、ジャグリングとブレイクダンスとマジックを堪能。楽しいな!
ラストは出演者全員登場して終幕。
手がもげるかと思うほど拍手したし、ブレイクダンスはやっぱりヒューヒュー叫んじゃうし、楽しかったー!!!
直前に出演者が大幅に増えて、どういうこと?と思っていたらオープニングとエンディングの演出だったのね。いやでもメイン演目も増えてたよね!?パンフレットちゃんと全員載ってたけど、あの短期間で作ったの?凄いね?
スタッフまで顔出しで名前載せてるわりに、オープニングとエンディングの出演者も名前と大まかな演目名だけなのでどれが誰なのかサッパリ。人の顔が覚えられないよ!衣装を揃えてるわけでもなかったし、みんな学生パフォーマー…か…?
志村惟さんは空転劇場でよく見る学生ジャグラーっぽい!と思ったら本当に学生ジャグラーだった。慶應って東京の人じゃないか。また見られるかな?
TAIYOさんのバランス芸が凄すぎたし、少しだけやっていたジャグリングも綺麗だったし、ストイックなパフォーマンスとは打って変わってコミカルなキャラクターも魅力的だし、また見たい!
昼は別の舞台を見に行ってたけど、2公演とも見れば良かったな…今更だけど。また見たい人が増えてしまった。贅沢な悩みだな。