@ぎふ清流文化プラザ 14:00
岐阜駅から徒歩50分(普通はバスの距離だけど歩いた)、アート体験プログラムのひとつとしての公演のようだ。離島や奥地で開催されがちな公演なので、実に3年ぶりの観賞。
本来のステージには黒い幕が掛かり、客席に四角い舞台を設置して客席が取り囲むような配置にしている。天井からはおなじみの衣装たちが吊られている。早めに来たので、正面ど真ん中の席に収まる。
県のイベントなのでちゃんとした挨拶から。客席には県知事も来賓していた。ひびのこづえさんの挨拶も。挨拶をしつつも客席の様子に目を向けて誘導したりと、お客さんに楽しんで欲しいという気持ちが見える。
客席から現れたウェットスーツ姿のホワイトアスパラガス。泡の衣装をまとってくるくる回る。回転で風が起きて、少々離れた客席まで届いていた。
衣装を客席上空へふわりとたなびかせたりサービス満点。追いかけっこで走り回る中にも界さんのアクロバットが挟まれて歓声が上がったり、ボールを投げ込まれたハチロウさんが巧みに操るとどよめいたり。こめかみに載せたまま床を転がり続けるのは本当に凄い。
ホワイトアスパラガスの大道芸でもやっている1個のボールの取り合いが少し見られたり、ファンには嬉しいシーンも。
青と緑のイソギンチャク衣装はお姫様のような優雅さでとても素敵。頭飾りを長い髪のようにかき上げる仕草も美し…ちょっと笑っちゃうんだけどw
ヒャーヒャー言いながらリングを投げたりキャッチしたり。客席からの界さんの遠投は凄い!きっちりキャッチするハチロウさんの感覚も素晴らしい。
イソギンチャク衣装を脱ぐときの界さん、逆立ちしながらなんだよね。ざわめく客席。あのブレない逆立ちは美しい。
みんなが回るイソギンチャクに気を取られているうちに、客席から走り込んでくるサカナたち。あのカラクリ、知らないで見てるとビックリするんだよねぇ。
サカナ衣装に着替えた2人は伸び伸びと走り回る。またしても追いかけっこ。そして界さんのハチロウさん越えジャンプ。怒涛のジャグリングとアクロバット、ウツボでの連続ジャンプ、そして楽しいWONDER WATERのテーマで踊る踊る。
元気いっぱいなこの流れ、大好きなんだ。みんなで一緒に手拍子して、笑って、驚いて、ホワイトアスパラガスの2人と客席が一体になる感じ。
音楽が消え、2人の静かなジャグリング、徐々に減っていくボール、そしてクラゲ。たゆたうクラゲの頭が幻想的。ゆっくりと去っていく2人に、客席の子供たちからバイバーイ!と声がかかる。
ラストにもう1回、ホワイトアスパラガスのテーマ!ハチロウさんのバク宙(?)からの界さんの本当のバク宙。カッコイイーーー!
界さんによるエンディングトーク。衣装の元になった生き物クイズ。サカナ、イソギンチャクは難なく当てる子供たち。子供たちに対する2人の口調が優しくて微笑ましい。良いお兄さんたちだ。しかしウツボはさすがに無理だったw歌詞のモレイがウツボだったとは知らなかった…4年越しの真実。
クラゲ初めて見たと思っていたけど、自分のブログを見返したら4年前の初見のときに見ていた。今日の公演を見て、千葉を思い出すナァなんて思ってたけど、構成が似ていたんだな。
何度でも見たい公演なんだけど、なかなか行ける場所が少なくてツラい。乗り物酔いが激しすぎるので島は無理だ。久しぶりに見られて感無量。やはりホワイトアスパラガスのパフォーマンスは大好き。そこにWONDER WATERの演出が入るともっと好き。神戸から岐阜へのハシゴでわりと大変だったけど、見られて良かったー!