@KAAT神奈川芸術劇場 ホール 14:00 1階8列24番
2年前の公演の再演。新メンバーがいるものの、相変わらず水島さんが出演しているので見に行くことに。席はちょっと遠いけど傾斜のキツい座席なので遮るものは何もない!
冒頭シーンに群衆の1人として出てくるはずの水島さんがわからぬ…と思ったらかなり痩せてる!?めっちゃシュッとしてて薄暗いシーンではわからなかった。久しぶりに見るとこういうこともあるよね。スレンダーになったことでよりしなやかさが増したというか、動きの美しさに磨きが掛かった感じ。良い。
ベールのように薄布を被ったダンサーたちがスーッと通り過ぎていくシーン好きなんだ。何度か訪れる。6人が背の順に並んで進むので、見た目が綺麗に揃っていてとても美しい。腕を挙げて迫力ある感じで進んでたり、互い違いに出てきたり、色んなパターンが見られて楽しい。
休憩明けの男性ダンサー陣がそれぞれ様子おかしくなるキャラたち大好き。王様、うぬぼれ屋、呑み助、実業家。うぬぼれ屋の水島さんが大好きで…このために見に来たようなものだ。長い鼻とピンクの帽子とヒラヒラが素敵すぎる。オーレィ!フー!を甲高い声で叫びながら踊り続けるのでまあ大変。手拍子煽って拍手煽って投げキスしまくって怒涛のように去っていく姿がカッコイイ!
アオイヤマダさんの王子、初演で見たときよりも余裕を感じるというか、自由に楽しんでる王子のキャラクターがより伝わる気がした。再演だから私の見る余裕が出来てるってのもあるかもしれない。バラと喧嘩するシーンはああ…と寂しい気持ちになったり、キツネと遊んでるシーンが楽しそうだからこそ、その後の孤独のシーンが余計に辛かったり。
様々な楽器を取っ替え引っ替えしながら歌も歌いつつ生演奏を続ける演奏者2人、意味のない音から意味のある言葉まで歌を届けるシンガー、この生の迫力があってこその舞台だなー。何その音!?何その楽器!?と思いながらチラ見するだけど何を弾いてるのか叩いてるのかもよくわからん。凄い。
好きな公演の再演は嬉しいなぁ。まだまだ公演は残ってるし地方もあるけど、今から次の展開が楽しみ。