神保町花月「パーフェクト・ライフ #2 運命という名の残酷」

@神保町花月 16:00 E11

千秋楽も終わったので、#3のためにも覚書。

2つ目の問題を解決できないまま1ヶ月が過ぎてしまった、国松(じろう)と寿一(吉田)。竜太(忍)は最近2人がこそこそしていることを気にしている。
試練を出した天使(阿部)は、まだわからないのか?と2人を急かすがヒントをくれる気配はない。
大阪から寿一の妹のまどか(VITA)が帰ってきた。仕事を辞めてきたという彼女は、寿一に早く彼女を作れとしつこい。
文司(西木)が竜太の喫茶店「てんずらたいし」にやってくると、まどかが久しぶり!と声を掛ける。中学時代の先輩後輩だった。野球部でマネージャーをしていたまどかは、強くて怖いから怪獣マドンと呼ばれていたらしい。
恵(山貝)は、文司がまどかと仲良さそうに話しているのを見て怒ってしまう。
命(椎橋)は、まどかや国松の彼女の空(大貫)の前では、男らしく振る舞っている。ミコ、寿一のためならなんでもする!と笑う命。
角野(佐藤)は相変わらずの傍若無人っぷりだが、可愛いまどかが気に入ったようでデートに誘おうとする。しかし曖昧にかわすまどか。
「てんずらたいし」で明(小川)が寿一とまどかの会話を聞き、エッチってなんですか?と尋ねる。本気でわからない様子の明に、まどかが可愛い!と抱きつく。明は口癖の、ちょっといいですか~?を言いながらぶっ倒れた。
まどかは、寿一が自分に遠慮して彼女を作らないのだと勘違い。お兄ちゃんに幸せになってほしい!と言い寄る。それを止める国松(中身は寿一)。寿一がゲイだとカミングアウトする。その瞬間、2本目の腕輪が外れた。
大切な人に嘘をついていたことが、2つ目の問題だった。国松も、嘘をついている人がいるという。
竜太を呼び止める国松。10年間も嘘をついていた、と告白。10年前、寿一に告白した空が竜太に相談しに行こうとしているところに偶然会った国松は、竜太が風邪で寝込んでいると嘘をついてしまう。竜太が空を好きだと知っていたのに、国松も空を好きだったため彼女の相談に乗り、結果的に付き合うことになった。
告白が終わった瞬間、やはり国松も2本目の腕輪が外れた。
竜太は、空が国松と付き合うと知ったときはショックを受け、天使のいたずらだと嘆いた。しかし空が国松を本気で好きなんだと諦めることにした。店の名前を付けるとき、いたずら天使をバラバラにして「てんずらたいし」にした。
しかし竜太は納得しない。恵の腹に俺の子がいる、という国松(中身は寿一)の発言を聞いてしまっている。国松と寿一は、自分たちが入れ替わっていると告白。信じない竜太に、国松しか知らないような竜太の秘密を次々に挙げていく寿一(中身は国松)。ようやく信じた竜太は、絶対にバラさないと約束。
まどかが明を気に入っていることに、兄である寿一も東大生なら…と納得している。しかし文司が東大生の友人に尋ねたところ、久本明という人物はいないことが発覚。
外でベンチに座っている天使の隣に、明が座る。まどかと付き合うのか?とニヤニヤする天使に、オドオドしていた明の態度が急変。オマエの正体、知っとるんやぞ?俺は…

なんとも気になるところで終わってしまった。
これはもう、次回のキーマンは小川くんで間違いないでしょう!まどかに抱きつかれてぶっ倒れるシーン、素晴らしかった!あれは可愛い。ラストの態度が急変するところも、低音の関西弁だから迫力満点。いいね、紅十以来、すっかり小川くんの虜ですよ。演技上手いし可愛いし、もっと出ればいいのに!
椎橋さんの壊れっぷりがヒドかった。寿一と恵以外には男っぽく振る舞っているけど、もはや猪木。もしくはエガちゃん。じろうさんを一方的に殴るシーンはさすがの迫力なんだけど、吉田さんの身体でポールダンスは…怖いよw
角野と文司がほぼ空気なのが気になるよ…。登場人物多いから仕方ないんだけどさ。恵もちょっと存在薄いけど、代理母っていう重要な役があるからね。
竜太が入れ替わりを知ったことで、ようやく安心できた。切ない演技の忍さんもいいけど、見てて悲しいんだもんなー。

神保町花月の続き物はいくつか見てるけど、ここまで次が楽しみな公演は初めてかもしれない。終わり方が気になりすぎるし。小川くんが鍵を握ってるはずだし。
#3も初日から見に行くので、今から楽しみにしていよう。

コメントを残す

*