神保町花月「キミハ・シラナイ」

@神保町花月 13:00 H10

千秋楽終演。とてつもなく長いけど、どうしても細かく書き残しておきたいのでまとめ。

2060年。
エアカーを運転している松本隼人(忍)、助手席に乗っている小野田勝彦(じろう)、後部座席に乗っている安田良太(房野)。
勝彦が運転席のボタンを押し、ハンドル操作ができなくなったエアカーは衝突してしまう。

またあの夢か…。勝彦が起きると、良太が心配そうに見ていた。またうなされてたぞ。
良太は遺伝子についてのレポートを書いている。勝彦は50年前に流行っていた恋愛ゲームにハマっている。
3人の共同生活なのに、掃除当番をサボっている勝彦を怒る隼人。勝彦はひきこもりで家からほとんど出ない。

NHOカンパニーの伊集院(吉村)がやってきた。NHOとは、ニュー・ヒトゲノム・オペレーションの略。人工的に遺伝子を作り、もっとも人間に近い新人類を作り出した。
良太から依頼を受けた伊集院は、川崎由紀(栞菜)という名のNHOを10日間10万円で提供しにきた。設定では、彼女は19歳。3人のひとつ下。彼女の記憶には、彼ら3人の幼なじみで一緒に住んでいるとインプットされている。
NHOは自分を人間だと信じており、自らが人間ではないと判断した時点で非常停止、記憶も消去されてしまう。貸し出し期限が過ぎた場合も、NHOの隠蔽を防ぐため記憶消去を徹底している。
勝彦は3Dが苦手だと言って無関心。隼人は可愛い由紀を見て張り切っている。
それでは、素敵なNHOライフを!颯爽と伊集院は去っていった。

『川崎由紀 残り10日』
起動した由紀に名前を呼ばれ喜ぶ3人。
しかし由紀は、勝彦への誕生日プレゼント。由紀の部屋は勝彦と同じ。悔しがる隼人。
大学へと出かけた良太。ホストの面接を受けに行った隼人。
良太の友達のチャイ・ダルシム(林)がやってくる。忘れ物を取りに戻ってきた良太に、いい匂いがする、女がいるだろう!と鋭いチャイ。バイトして100万円も貯めていたのは女のためか?と問い詰める。どうにかごまかして帰ってもらった良太。100万円?という勝彦の疑問も笑ってごまかした。
由紀に強制的に掃除を手伝わされる勝彦。なんでこうなるんだよ!

大学から帰ってきた良太は、綺麗になった部屋に驚く。隼人は青いスーツに着替え、ホストになったと言って帰ってきた。面接に合格したらしい。
信じない勝彦と良太とは違い、由紀は隼人くんカッコイイよ!と褒める。隼人は本格的に由紀を好きになったようだ。
勝彦と同じくホストになったばかりの白鳥麗次(ソドム)がやってくる。恋がしたいと言う麗次は、由紀に一目惚れ。しかし追い返そうとした勝彦が手を痛めたため、由紀に冷たくあしらわれてしまう。
かっちゃんは弱々しいから守ってあげる。逆になったら守ってね?という由紀の言葉を聞き、どうやったら働けるの?と隼人に尋ねる勝彦。

『川崎由紀 残り9日』
バイトのために履歴書を入力している勝彦。昔のことが思い出せないという勝彦に、由紀も納得している。自分の人生はなんなんだろうと不安になることがあるという。それは…と言いかけて止める勝彦。
勝彦と由紀が恋愛ゲームを一緒にやっている姿を見て、ハンカチを噛み締める隼人。

隼人と良太は2人で遊びに出かけていた。エアカーでの事故を思い出す隼人。エアカーは大破したのに3人とも無事だった。あのとき隼人が勝彦を守ったから、勝彦は今でも隼人に気を遣っている。
由紀を本当に好きなのかと問い、由紀は勝彦へのプレゼントだと強調する良太。
2人が帰ってくると、勝彦は家にいた。バイトは即クビになったらしい。
由紀を手伝おうとする隼人。しかしすべて勝彦がやったあとだった。怒り狂い、良太に頼みごとをする。なんとなく想像つくけど、と嫌そうな良太。
2人はどこかへ電話をしている。

『川崎由紀 残り7日』
誰もいない部屋に入り込んだチャイ。出てきた由紀に、彼女になってくれと迫る。
良太が出てくるが、チャイの超能力(?)で眠らされてしまう。
逃げる由紀の背後から、麗次が登場する。助けてあげたら入籍してくれますか?と迫る。
そこへ登場した隼人。ぎこちない殴り合いで2人を倒すが、由紀は勝彦に助けを求める。
由紀は隼人に怒って部屋に戻ってしまう。
良太は呆れて起き上がる。そりゃそうなるだろう。おまえらの芝居が下手だからだ!と、チャイと麗次を追い返す隼人。
働きもせず家にいる勝彦にキレる隼人。だったらあのとき助けなきゃ良かったじゃん!と叫ぶ勝彦。
出ていく隼人。由紀のせいだよ、と言い残して追いかける良太。

伊集院がNHOの様子を見に来た。なぜNHOを作ったのかという勝彦の問いに、企業理念を話す。
人との繋がりが希薄になり、50年前と比べひきこもる人が爆発的に増えてしまった。そんな人を救うためにNHOは開発された。
誰がこんなに、心に悩みを抱える人が多くなった世界を、想像できたでしょうね。
NHOで未来を、人生を変えてくださいね!
俺は何も変わらないよ、とつぶやく勝彦。
ひとりになった勝彦の元へ、チャイが謝りに戻ってくる。
由紀が好きだけど隼人に気を遣う勝彦に、結果を気にしてたら何もできない。結果なんて関係ないだろ!と説教する。
いいんだよ、どうせあと7日なんだから。

『川崎由紀 残り6日』
隼人は客の合田道子(幸田)を楽しそうに接客している。
『川崎由紀 残り5日』
勝彦が部屋でゲームをしていると、隼人が大きな荷物を持って出ていった。
『川崎由紀 残り4日』
良太が電話をかけているが、繋がらない。

『川崎由紀 残り3日』
道子が部屋に入ってくる。合鍵を作って勝手にやってきたようだ。
挙動不審に部屋を歩き回り、男と住んでいると聞いていたことを確認し、隼人の部屋に入って勝手に寝てしまう。
由紀は帰ってこない隼人を心配していた。勝彦は自分のせいだから気にするなと言う。
チャイに言われた言葉を思い出し、勝彦は由紀をデートに誘った。
上空を通るエアカーを見て、高校卒業後すぐに起きた事故のことを由紀に話す勝彦。エアカーが大破して即死レベルの事故だったのに、隼人が助けてくれたこと。幼い頃からずっと一緒の隼人のことなら、なんでもわかる。絶対に戻ってくる。
なんで事故のこと知らないんだろう?と不思議がる由紀に、隠してたからだとごまかす勝彦。

良太がパソコンを使っていると、隼人が戻ってきた。由紀は勝彦へのプレゼントだもんな、と諦める決心をした隼人。由紀のおかげで外に出るようになった勝彦の行動を喜ぶ2人。
隼人は良太に、自分を気に入ってくれたお客さんがいるから、その人に惹かれていると話す。
そこへ勝彦と由紀が戻ってきた。アルコールがあるからと、男3人はエアカーに取りに行く。
由紀が料理をしようと包丁を持つと、隼人の部屋から道子が現れた。
女と一緒に住んでるなんて聞いてない!と半狂乱になった道子は、由紀から包丁を奪い、由紀の喉元に突き付ける。
戻ってきた隼人がなだめようとするが、聞き入れない。止めようとした勝彦の手に包丁がかすって切れてしまう。
由紀がいなくなれば隼人は私のところへ戻ってくると言い、道子は由紀の腹を刺した。
しかし、由紀の腹から血は出ない。道子の腕を折り、足に包丁を突き刺す。大好きなかっちゃんを傷付けたから、それ以上の苦しみを与えるんだと叫ぶ由紀。
いいかげんにしろバケモノ!良太が叫ぶ。人間は傷付けられたら血が出るんだ。やっぱりNHOは人間なんかじゃない。由紀を停止させる。
ピ・ピ・ピと電子音が鳴り響く。あたしは人間じゃない!部屋を出ていく由紀。
追おうとする勝彦を泣きながら止める良太。おまえが好きになっちゃダメだったんだ。なんでそんな酷いこと言うんだよ!と隼人が怒鳴る。全部俺の責任なんだ。おまえまでやられるぞ!あいつは怪物なんだぞ!
由紀はずっとひきこもってた俺を、好きだって言ってくれた。好きな子を助けなきゃ、男じゃないだろ。俺は死んでもいい。人間が怪物を愛しちゃいけないのかよ!
部屋を出ていく勝彦。道子に駆け寄る隼人。黙ってうつむく良太。

ベンチに座っている由紀。勝彦は由紀を抱きしめる。
どんどん記憶が消えていくの。おかしいと思ってたんだ。こういうことだったんだね。やだな、忘れたくないよ。
泣いている由紀に、勝彦は言う。
君は知らない。NHOの来世は、人間だってこと。
よかった、と笑う由紀。ピ・ピ・ピという電子音の間隔がどんどん速くなっていく。
表情の無くなった由紀を抱きしめる勝彦。
『川崎由紀の歴史 消去完了しました』

『川崎由紀 残り0日』
伊集院が誰かと電話している。うつむいている良太。
勝彦が由紀を抱えて帰ってきた。由紀を寝かせ、あと3日で由紀にしてやれることがたくさんあったはずだと嘆く。良太は、そんなことはないと首を振る。勝彦は、由紀の分まで生きていくと笑う。
戻ってきた隼人は、道子は数日で回復すると伝えた。
みなさんそろいましたね?伊集院がスイッチを取り出す。そろそろ時間です。
その必要はありません、由紀はもう止まっています、と言う勝彦。
勝彦にスイッチを向ける伊集院。今日が15日目のタイムリミットです。あなたも、我々が安田様から依頼を受けたNHOなんです。
ピ・ピ・ピと電子音が鳴り響く。嘘だろ!と良太を見る隼人。信じない隼人に、さっき包丁がかすった勝彦の手を見てみろと言う良太。血が出ていない。
泣き崩れる良太。大学で遺伝子の勉強をしている良太は、NHO開発に携わっている教授にバイトで貯めた金をすべて渡し、これから自分がやることを見逃してくれるよう頼んでいた。
あの事故で勝彦は死んでいた。俺がもう一度会いたかったから。あの頃に戻りたかったんだ。
事故が起きた日の前日、勝彦はネットで知り合った顔も知らない女性とデートの約束をしていた。3人でデートコースを考えていたとき、良太が下見に行こうと言い出した。その後あんな事故が起きてしまった。そのときデートするはずだった女性の名前が、由紀だった。かっちゃんと由紀に、デートして欲しかっただけなんだ。
俺が金を貯めるから!と言う隼人に、不可能だと言う伊集院。本来ならば死んだ人間をNHOとして復活させることを禁じている。しかし教授の影響力は大きく、伊集院も今回は特例だと言う。
道子が病院に行ったせいで、会社にも警察の捜査が入ってしまう。ここにいるNHOはすべて破棄され、良太からのNHOの依頼も、今後一切受けることはない。
由紀は問題を起こしてしまったので、やはり破棄となる。
勝彦は、記憶が消える前に良太に頼みがあると言う。マイクロチップを取り出して、由紀と一緒にして欲しいと。
最後くらい、由紀と一緒に…。
『小野田勝彦の歴史 消去完了しました』

隼人と良太は2人で食事をしている。
2人だと寂しいな、これからもずっと2人か、と隼人が言う。
2人でもいいんだ、と良太はつぶやく。隼人、ありがとう。
赤と青のマイクロチップがセットされたものを手に取る良太。そろそろ時間だ。
隼人は食器を片付けながら首を傾げる。俺、勝彦がNHOだったことも、デートのことも知らないんだよな。おかしいよなー。

それは、俺が会いたかったのは、ひとりじゃないから。
――え?
『キミハ・シラナイ』
『松本隼人 残り0日』

[Lovecall From The World – 9mm Parabellum Bullet]

客席大号泣の起爆剤は、房野さんの絶叫。
由紀が人間じゃないと知ったあたりからラストまで、ずっと嗚咽が聞こえていた。
昔のことを覚えていない勝彦、何も知らない隼人、何度も目を伏せ辛そうな表情を見せる良太、良太が100万円も貯めていたことを知るチャイ。いたるところにラストを予感させる演出があって、2回目に見たときはもっと泣いた。
ちょっと切ないSF系ラブストーリーかと思いきや、とんでもない結末。マイクロチップを手にした良太のその後を考えるとゾッとする。

じろうちゃん&房野さんの威嚇合戦とか、プレゼントからのおとーさーん!だとか、ブス押しだとか、伊集院の釣られた白衣だとか、チャイ&麗次の自由度だとか、前半から中盤までは細かく笑いを詰め込んでいた。
そして終盤のシリアスな展開。演技派ばかりが集まっているからこそできる、緩急激しいストーリーだった。
ブラストといい、今回といい、房野さんの演技力には本当に驚かされる。あんなに泣きそうになってるのに、セリフはハッキリ聞こえるし。じろうちゃんも、絶叫しててもセリフが綺麗に聞こえる。この2人と栞菜ちゃんの泣きの演技にもらい泣きした人も多かったはず。

ストーリーもさることながら、演出も素晴らしかった。印象的な音楽、出演者たちの不思議な髪型や奇抜な衣装。見た目にも華やかで、印象に残る舞台。
オープニングでの登場人物紹介でも、ストーリーを予感させていた。勝彦と由紀を見る辛そうな良太の表情に目を奪われた。
ラストの良太と隼人が2人で食事するシーン、下から光が当たっていて、綺麗だけど悲しい雰囲気だった。2回目に見たとき、これからもずっと2人か、という隼人のセリフに涙が止まらなかった。

リピーターが多いのもうなずける、素晴らしい完成度だった。間違いなく私の神保町花月ベスト5に入る公演。
初日を見た人たちがどんどん拡散して、自分でもチケットを買い足して、日を追うごとに客席が埋まっていった。良い公演をたくさんの人と共有できて嬉しい。
本当に、見て良かった。ありがとう。

[RPG – School Food Punishment]

コメント

  1. じゃき子 より:

    こんにちは。はじめまして。
    いつも楽しく拝見させていただいています!!

    私も16日の公演に行き、未だに感動していますw
    演出、脚本が素晴らしすぎて、帰りの電車でも1人で感動、感心していましたw
    出演者のみなさんの演技が本当に上手で泣かされました。
    特に房野さんの演技にはやられました。
    勝彦と隼人がいなくなってからの良太のことを考えると、とても切ないです…

    私は学生であまりお金がなく、神保町にはあまり行くことができないので、ナオミさんのレポをいつも楽しみにしています!
    これからも陰ながら応援しています☆

    1. ナオミ より:

      ありがとうございます!こんな長いブログ読んでいただいて恐縮ですw
      房野さん本当に凄いですよね。ブロキャスが出演する公演は当たりが多いですよ!
      神保町花月は頻繁に見に行くので、これからも見に来てください!

  2. 坂井綾花 より:

    はじめまして。いつも拝見させていただいてます。
    自分はブロードキャストファンです。
    なかなか神保町に行かれないので、レポを楽しみにしていました。
    名作だったんですね。
    わかりやすくてイメージが思い浮かぶレポ、ありがとうございました。

    1. ナオミ より:

      大好きな公演なので、覚えてる限りすべて書きました。
      ブロキャスが出演する公演は、名作が多い気がします。機会があれば是非!

  3. 恋湖 より:

    はじめまして!
    私はシソンヌとクレオパトラファンで、NANAのレポの検索をきっかけにお気に入りに入れ、いつも記事を楽しみにさせて頂いています。

    ナオミさんの神保町花月のレポを読んで、「神保町素敵!いつか私も神保町公演にっ!」と思っていました。(茨城のド田舎に住んでいるため、お金や交通関係の問題でなかなか行けなかったのです…)
    ナオミさんのブログは神保町花月公演のチケット販売促進になっていると思います!(失礼だったらスミマセン!)

    私は、今回の「キミハ・シラナイ」が初神保町花月でした。
    2回鑑賞し、ナオミさんのあらすじを読んでまたあの公演を噛みしめられました。
    頭の中の映像を呼び起こしてくれるような、詳細なあらすじをありがとうございます!

    2回観た事で、最初由紀をインプットする時、小野田と松本のみで安田はインプット済みだったのは発注者だからですが、松本と共同の小野田へのプレゼントの筈なのに松本が登録されていなかった違和感(松本=NHO)ですとか、(違うかもですが)早い段階からの伏線に気が付けて、先の展開を思い安田に感情移入してしまいました。

    安田「隼人が勝ちゃんを守ったからでしょ」→実際は二人とも亡くなった→実際はどうだったのか…とか
    松本「(由紀が好きの理由を)自分がNHOだって気がついてない同情もあるかな。可哀想でしょ?」を安田はどんな思いで聞いてたのか…とか
    安田「(由紀を)化け物!」と言ってしまった気持ち(あの場で人間は伊集院と安田のみなのに)…とか
    安田「全部俺の責任だからだ!全部俺の…(小野田に)待てって!頼む行くなって…」と言う、自分の発言がきっかけのドライブでの事故で失った親友への執着…とか
    安田「もう1度勝ちゃんに会いたかったから、もう1度あの頃に戻りたかったから…ただ、勝ちゃんと由紀にデートをして欲しかっただけなんだ…」という、悔いから犯した違法の死んだ親友のNHO化…とか
    安田の台詞は、バックボーンを知ってしまうと全て切ないと思いました。

    話の流れとしては自然ですが、由紀が残り3日あるのに(アクシデントで停止しましたが)その日に小野田が15日目の最後の日を迎えてしまった事、恐らく小野田が停止してすぐ松本も停止した事に違和感を持ち、「安田は2人が居なくなった後由紀とイチャつく予定だったのか?」とちょっと思いました(笑)

    公演中の曲も気になっていたので、載せて下さってありがたいです。
    長々失礼しました!スミマセン!

    1. ナオミ より:

      ありがとうございます!私のブログで神保町花月への集客が増えていると思うと嬉しいです。大好きな劇場なので。
      由紀が残り3日ってところ、やっぱり引っかかりますよね。道子の事件が起こらなかったら、勝彦と一緒に止めるつもりだったのかなーと思います。それなら最初から3人同時に発注すれば良かったのに!っていう身も蓋もないことにw
      曲は他にもいろいろあったはずですが、特に印象的なこの2曲を貼ってみました。超リピートです。

  4. ひら より:

    はじめまして。いつもレポ読ませてもらってます。
    私は今回17日に行ったんですが、ナオミさんのレポを読んでまたいろいろ思い返して泣けてきました。
    実は劇場でみんなすすり泣いてる時、私の後ろの席の人が何故かクスクス笑っていてものすごく気に障り、その場では泣けなかったんです。
    願わくはもう1回見に行きたかったんですが。。

    房野さんを神保町で初めて見たんですが、ほんとによかったですよね!
    「もう一度会いたかったから」の言葉に詰まる所、胸に刺さりました。

    音楽も衣装も舞台装置も細かい演出もとてもよかったと思います。
    オープニング曲もyoutubeアップしていただいたおかげで知れました。ありがとうございました。

    1. ナオミ より:

      ありがとうございます!
      生で見るのが一番ですが、周りの人の反応も気になっちゃいますよね。
      房野さんというより、ブロキャスは本当に演技が上手いと思います。みんな衣装も髪型も可愛らしかったですよね。

  5. ほなみ より:

    かれこれ神保町ブラストの時からこのブログのレポにお世話になっていながら、初めてコメントさせていただきます。

    地方住みなもので、神保町に行きたくても行けない…という現状の中、いつもナオミさんのレポが唯一の救いです。

    今回の「キミハシラナイ」も、事細かい演出やセリフに含まれる感情のひとつひとつが伝わってきて、大号泣してしまいました。良太の2人への想い、良太のその後、色んなことを思うだけで今でも涙がとまりません。

    ほんとに、見に行けなかったことが悔やまれますが、ナオミさんにはほんとにほんとに感謝しています。ありがとうございました。

    何回も言うようですが、感謝してもしきれません。

    これからも、拝見させていただきますね。

    1. ナオミ より:

      私も地方出身ですが、地方からお笑いライブに通う生活に耐え切れなくて引越しましたw
      こんな長文あらすじで伝わったでしょうか?覚えてる限り書きましたが、楽屋裏ブログの更新も楽しみですね。
      神保町花月がある限りずっと見に行くつもりなので、またブログ見に来てください!
      そして機会があればぜひ、生で見に行ってみてくださいね!

  6. はしこ より:

    初めてコメントさせてもらいます!
    私は地方に住んでいるためいつも読ませてもらってます。
    ブラストが笑う夜をさがしていたら、
    このブログを見つけました!!
    このレポ読んだだけで泣きそうになりました。
    悲しいお話ですね、、、
    神保町の作品はぜひDVD化してほしいです!!

    1. ナオミ より:

      ブラストも素晴らしい公演でしたが、今回も負けず劣らずでした。
      やはりシリアスな演技には泣けてしまいます。
      DVD化して欲しいですよねぇ。せめて有料配信でもいいから…。

  7. ナンド より:

    こんにちは。初めまして。
    Open当初は毎公演行っていた神保町ですが、
    諸事情で通えなくなってからは、ナオミさんのレポを読ませてもらって行った気になる日々です(笑)
    今回はシソンヌ初主演に周りも好きな方が集まっていたのに無理かな‥と悔しい思いだったのですが、
    ナオミさんのお勧めと評判の良さから強行突破で行ってきました!
    無理して時間を作ってでも観れて本当に良かったです。
    ただ私は一度しか観れてないからか、由紀の突然の暴走&良太の「化け物」発言が消化しきれてません。
    かっちゃんや隼人が修羅場でも友達をかばったり身を呈していたのを見ると、人間に近いとは言えNHOだから‥ということで由紀が暴走したとも思えず、好きな人を傷つけたからと言って好きな人のまえで刺すってのも‥どうなのかな‥と。
    良太もしかりです。
    突然人格が変わってしまったかの様で少し引いてしまい、残念ながら最後の感動的なシーンまでの間ぽかーんでした。

    長くなってしまってすいません。
    ナオミさんはどう理解され、どう解釈していたのか気になりコメントしてしまいました‥。

    またいい作品があったら大々的に宣伝して下さいね(笑)
    今回行けたこと本当に感謝してます!
    ありがとうございます!

    1. ナオミ より:

      オープン当初は地方に住んでいたので行けませんでした。最初の頃も名作が多かったと聞いているので、うらやましいです!
      強行突破して正解だと思います!一度しか見られないものですから、無理矢理にでも行けるのなら突破ですよね。
      良太の発言に関しては、ずっと会いたかった勝彦と隼人とは違い、由紀はNHOというモノとして最初から見ていたのかなと思ってます。あとは2人をNHOとして復活させてしまった自分への負い目とNHOに対する不安かな…と。
      由紀はやはり人間ではなくNHOという新人類なので、思考もちょっと人間とは違う?という安易な解釈をしていますw
      脚本家さんや演出家さんの意見も聞きたいところですが、野暮ですよね。見る人によって様々な解釈があって良いと思います!

  8. まあみ より:

    始めてコメントさせていただきます。
    私は神保町花月には数回しか行ったことがありませんが、たまたまこの公演の2日目に行けました。神保町で観て泣いて、レポを読んでまた泣いてしまいました…
    それだけ、今回の公演は、私の心に残る公演でした。始めて観たブロードキャストさん、シソンヌさんの演技は感動ばかりで、忘れられないです。

    めったに神保町には行けないので、レポを毎回読ませてもらってます。とてもわかりやすい文章で、更新されるのを楽しみにしてます。ありがとうございます(^-^)

    1. ナオミ より:

      泣いてる方、たくさんいましたね。私も毎回泣いてました。
      ベストメンバーが揃ってた感じですよね!
      神保町花月大好きでよく見に行くので、まだまだレポ書きます。また見に来てください!

  9. 佐々 より:

    はじめまして。ひっそりとブログは読まさせていただいてました。
    今回はもうコメントしたくてしょうがないです!

    私は神保町に一回も行った事が無くて、いつも皆さんのレポで見たつもりになってます。そのなかでもナオミさんのレポは細かくて風景が伝わってきます。
    「キミハ・シラナイ」はタイトル聞いたときから気になっていて、神保町のホームページであらすじを見て「これみたい!」ってなって。

    あらすじを読んで本当に号泣してしまいました。これで3回目です。
    神保町のホームページで「水面花」と「罪と蜜」のあらすじを読んだ時も泣いてしまいました。素敵な公演。
    良太に隼人に勝彦。まさかの展開に鳥肌が・・・!
    DVDになりませんかねこれ・・・。
    DVDで見たい神保町ランキングに入りました。
    ちなみに他には「水面花」「罪と蜜」「THEMOMOTARO」「宇宙でクロール」「雨プラネット砂ハート」「バル・ボラーチョシリーズ」「ジパングエクスプレス」「テルニ」などなど。
    本当にDVD化希望します!

    1. ナオミ より:

      ありがとうございます!
      神保町花月が大好きで、自分があとで読み返して思い出せるように頑張って書いてます。
      最近の公演はDVDになりませんね…。良い作品が多いので、せめて配信でもいいので映像に残して欲しいです。

  10. さくら より:

     こんばんは。久し振りのコメント&だいぶん前のレポにコメント失礼致します。ブラストもキミハ・シラナイのレポも拝読しました。房野さんの演技が行ってないにもかかわらず、考えただけでぞくっとしました。今度4月の神保町の舞台観に行こうと思います。素敵なレポありがとうございました。

    1. ナオミ より:

      ありがとうございます!房野さんも吉村さんも本当に演技が上手くて、泣けるし笑えるし素晴らしいです。次回の公演もきっと楽しいですよ!

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