先手文田後手根建 若手対局 NSC東京14期生編 漫才師VSコント屋SP

@神保町花月 19:00 B13

エピソードトークのお題を駒にして、将棋風に対決。今回は14期スペシャル。

カゲヤマ、ネルソンズ、ヒダリウマ、マンキンタン登場。カゲヤマはいつものえんじ色の衣装、ネルソンズは3人ともラフな服装、マンキンタンと山添さんは漫才のときのスーツ、新崎さんはバナナの輪切り柄のシャツ。
漫才師チーム、チンピラじゃん!と根建さん。バナナの輪切り柄のシャツは気合いが入っているときに着るやつやん、と山添さんにバラされる。合コンでつかみのために着ているらしい。

じゃんけんの結果、第1試合はカゲヤマvsヒダリウマ。
王将は自由なお題、それ以外に4つの駒を持ってきている。ガンガン進めるヒダリウマ、守りに入るカゲヤマ。
新崎さんは「沖縄」父子で肥溜めにハマった話、「おっさん」立ちくらみをおっさんに助けられた話。
山添さんは「バンド」癇癪持ちの元カノの話、「バンド」Acid Black Cherryファンの合コン相手の話、「びっくり」動物と話せる女性の衝撃の服装の話。
益田さんは「小」ムチャクチャな誕生日会後にお父さんに怒られた話、「王将」公園でのネタ合わせの話。
田畑さんは「悲しい」地獄の高校3年間の話、「悲しい」ゴールキーパーの話、「試合」柔道部の先輩の話。

カゲヤマはラストの王将の時点で、駒の数で負けが決まっているという残念な結果に。
新崎さんは短くまとめた話が非常に上手い。1分にも満たないおっさん、とてもウケていた!
山添さんはストーリー展開が上手い。情景が思い浮かんできた頃の急展開が凄い。ずっと聞いていたい、と和田さんに言わせたほど。
益田さんは話題は面白いと思うんだけど、話がまとまってなくてイマイチ頭に入って来なかった…。
田畑さんはひたすら悲しい話題。最初はちゃんと説明してるのに後半でブチッと終わってしまう感じがもったいない。
王将を残して勝利したヒダリウマ、どんなトークだったのか気になる。カゲヤマの「やっさん」も気になる。

第2試合はネルソンズvsマンキンタン。
誰でも対応できるような簡単なお題の駒を用意したネルソンズ、青山さんが独断で配置を決める。漢字ばかりで渋いお題のマンキンタン、2人肩を組んで真剣に作戦を練っている。
渡辺さんは「公の場」西洋風葬式の話、「老婆」ひいおばあちゃんの唸り声の話、「老婆」おばあちゃんの絵本の話。
山本さんは「公の場」葬式で見たベージュスーツの青年の話、「家族」全裸のお母さんの話。
青山さんは「旅」ヒッチハイクの話、「家族」レスリングに反対だった父親の話、「王将」大学時代の赤点の話。
岸さんは「家族」おじいさんの死因の話。
和田さんは「熱い人」サッカー部のキーパーの話。

「旅」と「家族」、そしてラストに王将を取られて敗退したネルソンズ。マンキンタンは自分たちの用意した駒2つ、相手から取った駒1つで勝利。凄まじい。
渡辺さんはとにかく上手い!噺家のような柔らかい語り口調で緩急つけて、続きが気になるストーリー展開。
山本さんは淡々と同じ情景を重ねて重ねて、最後にドカンとオチに持っていく。どちらも自分が用意したテーマではなかったのに素晴らしい。
青山さんは熱量は伝わってくるんだけど、やはり途中でブチッと話が途切れてしまう感じ。無言の時間が怖いよ。
岸さんは根建さんがツッコミを入れてしまうほどの妙な展開のオチ。さっき言ってたことと違う!
和田さんは情景が浮かんできてオチも綺麗で面白かった。でも一番知りたかった結末を話の中に入れてなかったりでもったいない。
王将どころか用意したお題を2つ残したマンキンタン、残りも気になる。なにがあったか忘れたけど…。ネルソンズは「ケンカ」が残っていた。岸さんの話題だったというこちらも気になる。

2-0で漫才師チームの勝利。
話術の差が歴然と出ていたように思う。漫才師はやはりトークも上手いのね。
コント師チームは益田さんと青山さんが仕切り役で進めていたけど、漫才師チームは作戦を立てながら進めていた。ここらへんにも勝因が?特にマンキンタンはずっとコソコソ相談し続けていて、駒の進め方まで2人で決めていた。2人とも賢い。
みんな根建さんに向かって喋っていたのは何故なんだ。特にコント師チームはお客さんを見てなかった人が多かった。
聞けなかった話を聞く機会はあるのかな。また14期対決やって欲しいけど、14期は層が厚いから同じメンバーにはならなそうだ。
13期対決も決まっているらしい。誰が出るのか気になる。

マンキンタンのトークライブがあったら行きたいなぁ、という結論に至った今回。ヒダリウマと合同でもいいからさ。神保町でやろうよ、トークライブ。

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